2024年01月27日
戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 モリス型 スモールセコンド(スモセコ)仕様①
皆さん新年あけましておめでとうございます。(遅っ)
本年も変わらずどうか宜しくお願い致します。
2024年最初のブログ更新になります。もう1月も末になってしまいました。
元旦早々、酷い災害が発生したりと暗い話題が多い1月になってしまいましたね・・・
元旦早々、酷い災害が発生したりと暗い話題が多い1月になってしまいましたね・・・
さてさて落ち込んでもしゃーないのではいつも通り画像をば。
こちらは戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 モリス型 スモールセコンド(スモセコ)仕様①になります。
1月に入ってからのマイブームは腕時計でして。。。
というのも過去の私のブログを見て頂きましたらお分かりになるように
腕時計に関しましては所有している本体は複製品、現代品を代用している記事にしか紹介していなかったと思います。
というのも過去の私のブログを見て頂きましたらお分かりになるように
腕時計に関しましては所有している本体は複製品、現代品を代用している記事にしか紹介していなかったと思います。
複製品がメインとはいえ私も日本軍装備を収集し始めて10年以上経ちましたので
流石に当時物の腕時計を何本かは持ってなくては・・・感じ、入手に踏み切った次第であります。
ちなみに私は手巻き式時計どころか腕時計そのものへの知識は無きに等しいとお考え下さい(汗
ですので間違った知識による記載がありましたらご指摘して頂けましたら幸いです・・・
さてそれではまず1つ目の腕時計をご紹介。
こちらは精工舎(セイコー)製モリス9型の腕時計になります。稼働品です。
正確の製造年は不明ですが恐らく戦前に製造された物と推測します。
正確の製造年は不明ですが恐らく戦前に製造された物と推測します。
この腕時計は何気に初購入の当時物の精工舎腕時計です。
戦前から存在する腕時計メーカーは他にもシチズンなどがありますが
私は複製品のモデルになっている精工舎の物を主に収集していきたいと思っております。
戦前から存在する腕時計メーカーは他にもシチズンなどがありますが
私は複製品のモデルになっている精工舎の物を主に収集していきたいと思っております。
様々な種類の精工舎の腕時計&懐中時計が使用されたようですね。
また多くはスモールセコンド(スモセコ)という文字盤6時方向に秒針が独立して存在する仕様のようです。
(例外もあるようですが・・・)
(例外もあるようですが・・・)
モリス9型の腕時計本体の前後画像。
この個体を購入した理由ですが・・・文字盤に小さく赤字で24時間表記されているからです。
当然スモセコ仕様です。
当然スモセコ仕様です。
ちなみに9型とは表記ですがムーブメントの大きさで分類してこの番号になっているようですね。
これよりも小さいと8型、逆に大きいと10型という感じらしいです、
これよりも小さいと8型、逆に大きいと10型という感じらしいです、
ちなみに日本陸軍においては将校を含め下士官兵が使用した腕時計は官給品ではなく自費購入した物が殆どのようです。
ですので日本陸軍制式の支給品!という物は存在しないようですね。航空時計などは知りませんが・・・如何せん専門外なので。
逆に考えると当時の民生品の腕時計は日本軍装備として使えるという事ですね。
裏蓋を外した状態の画像。
少々コツは入りますが特に難しくなく外せます。
ムーブメントの画像。
上部にSEIKOSHAに刻印がありますね。
恐らく7石仕様なのでしょうか・・・?
恐らく7石仕様なのでしょうか・・・?
本品はモリス型とのことですが。。。これはスイスのモリス社の構造を模倣したからそういう名称になっているのですね・・・
あの精工舎がまさかコピーしていたとは・・・少々驚きです。
当時の精工の腕時計はまだ黎明期。。。というより発展途上の段階だったのでしょうかね。
ちなみに画像の内部ですが・・・ネジが一本欠品しているようです(泣
一応稼働品ではありますが・・・初購入で勉強する事になりました・・・
一応稼働品ではありますが・・・初購入で勉強する事になりました・・・
こちらは付属していた腕時計ベルトの画像。
こちらも同じ精工舎の物との事です。
腕時計本体が簡単に取り外しの出来るパリス環式のベルトです。
黒色塗装の革製です。革生地には大きな痛みはありません。
一部尾錠(バックル)金具は錆が進行しており爪は外れ易くなっています。
しかし形は凝った作りになっており好印象ですね。
しかし形は凝った作りになっており好印象ですね。
さて続いてもモリス9型になります。
ですが最初の品とは異なる仕様なのがお分かりになると思います。
ちなみにベルトは以前にブログで紹介したパリス環式の位磁石付きのベルトを装着しております。
腕時計本体の画像。
こちらのモリスは残念ながら不動品のようで要修理が必要な品です。
ですが嬉しい事にこちらは2重ケース仕様になっております。
外観のみの状態ととしてはこちらの方が良い印象ですね。
ちなみに文字盤のメーカー表記はSEIKOではなくSPECIAL SEIKOとなっております。
私には通常とどう違うのかが分かりません(汗 ムーブメントの石数や規格が何かしら異なるのでしょうか?
2重ケース仕様ですので外側のケースを外しても時計本体はもう1つのケース(内側)に入っている状態です。
これは防塵の観点からもかなり期待出来そうですね。
ただ当時の腕時計はこれぐらいの対策を施しても不十分だったという話もあるそうです。
以前当ブログで紹介しました防塵ケース(紅軍ケース)なんかも気休めでしかなかったとか・・・?
ただ当時の腕時計はこれぐらいの対策を施しても不十分だったという話もあるそうです。
以前当ブログで紹介しました防塵ケース(紅軍ケース)なんかも気休めでしかなかったとか・・・?
ちなみにですが・・・画像の2重ケースですが外側の方は風防(レンズ)が欠品しております(泣
ああああ・・・最初のモリスといい説明文に記載して欲しかったです・・・トホホ
ああああ・・・最初のモリスといい説明文に記載して欲しかったです・・・トホホ
腕時計本体の画像。
2重ケース仕様なので本体はベルトループなどラグは存在しません。
リューズ(龍頭)だけが出ている状態です。
まるで懐中時計のようで新鮮ですね。
内部の画像。
ムーブメントの画像。
こちらも7石仕様なのでしょうか・・・?
2重ケースの取り外しは特に難しい事はありません。
再度納める場合はリューズの位置さえ気を付ければ良いだけかと。
さてさて最後にご紹介するのはこちらです。
こちらは少し大型のような気もしますのでモリス10型になるのでしょうか?
こちらは少し大型のような気もしますのでモリス10型になるのでしょうか?
この腕時計は弱弱しくではありが一応稼働します。(とはいえ要OHかと)
ベルトはパリス環式ではない革製の物になっています。
これは当時物ではない可能性が高いかもしれません。
これは当時物ではない可能性が高いかもしれません。
こちらの文字盤はシンプルな仕様です。
ケースも通常の物です。
蓋を取り外した状態の画像。
ムーブメントの画像。
上部にSEIKOSHAに刻印があります。こちらも7石仕様かと。
本品もモリス型だと思うのですが最初の2つとはネジ位置が微妙に違うようですね。
10型にも新10型など戦後?に生産された品などもあるようでこの腕時計の製造時期がどれに該当するのかは私には分かりません。
さて簡単ではありますが以上で戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 モリス型 スモールセコンド(スモセコ)仕様①の紹介になります。
とりあえず今回は手持ちのモリス型の一部を紹介してみました。
日本軍装備の一環として当時の民生品腕時計を入手してみたのですが
当時、多種多様な時計が将兵に使用されましたのでこの型の腕時計だけが正解!という事は無いです。
そうなるとどれを買えば良いのか悩むかもしれませんが精工舎のモリス型を選択するのは如何でしょうか?悪くないと思います、
当時、多種多様な時計が将兵に使用されましたのでこの型の腕時計だけが正解!という事は無いです。
そうなるとどれを買えば良いのか悩むかもしれませんが精工舎のモリス型を選択するのは如何でしょうか?悪くないと思います、
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
ではでは~
ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 15:30│Comments(0)
│・日本軍 実物 装備
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。