2月22日(水)、第5回JIPA知財シンポジュムに出かけた。三星電子工業株式会社 専務金 光浩氏(米国New York州弁護士、米国Wshinngton DC弁護士)の講演「経営においての知財戦略」の概要お知らせ、(レジメ引用)
①。特許を生産すると言う考え方
基本特許の囲い込みの為の先行研究を強化する
②。特許の品質を高めると言う考え方
”GLOBAL”超一流企業を具現するには「製品品質」を高めると同時に「特許品質」を高め社会からの信頼を得る。差別化力量の増加を推進する。
③。特に重要なのが、特許明細書の品質向上がポイントであるという考え方
海外での特許係争が激化する中で、戦える特許明細書を作成しなければグロ-バル社会で生きていけない会社になる。そのためには、特許明細書作成の人材確保と育成に関しては投資をしている。未来戦略技術については、特許出願明細書は社内でDraftする。(丸投げはしない。矢間の意見)併せて全社的に徹底させるGuidelineの運営・・・とか とにかく経営トップが実践しているから説得力があるネ。
④。自社技術と従来技術の差別化を主張するには(自社発明は、こんなに凄い)技術者は絶えず情報を収集して整理しておかねばならない。情報の「知的インフラ」の構築を進めている。
てなことで、やることが徹底しているみたい。日本の大企業には到底真似できない、というよりも苦手かも。このままではいずれ飲み込まれること間違いあるまい。日本人聴講者はどんな危機感をもったかな?単に、時間潰しが出来たと喜んでいるだけかも?(矢間伸次)