QFP100ピンのICをICテスタにかけてみた
FPGAやCPLDの真贋判定に特化したICテスタを開発しています。
昨日はBGA324で成功したので、今日はQFP100ピンをやります。
BGAのほうが難易度は高そうなのですが、あえてQFPからやって経験を積みます。
今日のデバイスはXILINXのCoolRunner2。XC2C64VQG100Cです。
装置全景のようすです。
注意深く電源電圧を設定して・・
JTAGで認識しました!!
バウンダリスキャンもOKです。
VCCIOとVCCINTの電圧は別々に設定できるので、VCCIOの電圧を少しずつ上げてみていったところ、内蔵プルアップ抵抗と装置全体の持つプルダウン抵抗でせめぎあって1V前後の電圧になるのが見えます。
このくらいの電圧だとバウンダリスキャンしたときにHとLの丁度境目になるのでちらちらして見えます。
また、バウンダリスキャンで1ピンずつH/Lトグルしていったときの様子を動画にしました。
このような感じで動いているのが見えます。
このようにCPLDでは成功したのですが、手元にあるルネサスマイコンRX63Nの100ピンではだめでした。どうやらRX63Nの100ピンはJTAGのバウンダリスキャン機能がディゼーブルにされているのでIDCODEすら見ることができません。それでもICEの何からしいステータスは見えているので、JTAG自体は反応しているようでした。
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