笛吹けど踊らず。
総務省が１２日発表した４～６月の世帯の消費支出は次のとおりとなっている。

１、1世帯当たりの1か月平均の消費支出
総世帯は239,416円
前年同期比名目▲2.0％の減少、実質▲1.6％の減少
二人以上の世帯は280,600円
前年同期比名目▲1.6％の減少、実質▲1.2％の減少
単身世帯は，152,760円
前年同期比は名目▲1.5％の減少、実質▲1.1％の減少

２、住居等除く1世帯当たりの1か月平均の消費支出
総世帯は206,932円
前年同期比名目▲1.3％の減少、実質▲0.9％の減少
二人以上の世帯は245,407円
前年同期比名目▲0.7％の減少、実質▲0.3％の減少
単身世帯は，125,976円
前年同期比は名目▲1.5％の減少、実質▲1.1％の減少

※：「住居」のほか，「自動車等購入」，「贈与金」，「仕送り金」を除いている。また，実質化には消費者物価指数（持家の帰属家賃を除く総合）を用いている。

３、勤労者世帯の1世帯当たりの1か月平均の実収入
総世帯は480,671円
前年同期比は名目▲2.5％の減少、実質▲2.1％の減少
二人以上の世帯は546,000円
前年同期比は名目▲0.2％の減少、実質0.2％の増加

※ 実質増減率は、物価水準の変動の影響を除去したもの。

下記表の４～６月の勤労者世帯(単身+２人以上世帯)の消費支出は、住居、自動車等購入、贈与金、仕送り金を含んだ数値では▲３．７％と大きく落ち込んでいるが、説明されていない。