小池百合子氏 都知事選出馬正式表明 3つの公約も発表
(1)都議会の“冒頭解散”
(都知事には解散権はないが、冒頭都議会から不信任を突き付けられたら、都知事は議会を解散させることができる。・・・都議会の自民を挑発したもの)
(2)五輪などで発生する恐れのある利権追及チーム
すでに、電通が介在した事件が2つも発生している(エンブレム問題と幽霊コンサルの巨額支出問題)。
(3)舛添氏問題の再チェック
いい加減で、やりたい放題の舛添に対して、本来機能すべき都庁の番頭役が機能していなかったことが都庁の最大の問題。
自民党の小池百合子・元防衛相(63)は6日、衆院議員会館で記者会見し、自民党の推薦がなくても東京都知事選(14日告示、31日投開票)に立候補することを正式に表明した。
「しがらみなく戦えるので、ある意味、吹っ切れた」と語り、増田寛也・元総務相(64)の擁立を目指す都連との対決姿勢を鮮明にした。批判票を取り込む狙いがあるとみられ、参院選を前に分裂選挙の可能性が高まった。
都連会長の石原経済再生相は5日、小池氏に対し、推薦の可否を参院選後に判断する方針を伝えた。
このため、小池氏は記者会見で、「早期に決断してもらい、ともに戦うことを目指したが、(先送りでは)政策を論じる時間がなくなる。不本意ながらパラシュート(支援)なしの立候補になる」と述べた。
小池氏は「当選して、私に対する不信任決議案が提出されれば、都議会を冒頭で解散したい。分裂選挙と言われるが、都議会自民党と都民の分裂ではないか。民心が離れては暖かい政策は実現できず、都民の声を聞きたい」と述べた。
一方で、小池氏は「参議院選挙のまっただ中であり、自民党員として、最後まで一生懸命、党の候補者を応援する。あくまでも私は、自民党員だ」と述べ、みずから離党する考えはないと強調した。
解散云々は、小池氏に対決姿勢で挑んでいる自民党東京都連をターゲットにしたもの。
また、増田擁立に動き小池批判を展開する21区(選挙の東京10区の2区の区長は賛同していない)の区長たちもいずれ小池都知事にひざまずくしかないだろう。
小池氏も7月15日で早64歳、お友達の女性議員の多くを閣僚にした安倍政権からは干されたまま、このままでは埋没してしまう危機感が漂う、東京都知事選で最後の戦いに挑む。
小池氏が都知事になったら、イギリスのサッチャーのように、初の女性都知事として辣腕を振るってもらいたいものだ。石原元都知事も参考になる。
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