アイコン ダイショーとイフジ産業(福岡組)の3月決算

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塩コショウ、タレ大手で鍋スープのダイショーの3月決算は、威勢がなくなった分=打出しが減った分、消費不況、原料の輸入コスト増もあり利益は弱含みとなっている。東京進出を果たし一段落させたのだろうか。

久しぶりにクルクル寿司に行ったが、一頃より客足が減っているのを実感した。アベノミクスは、景気を押し下げていないはずだが、中間層の下押しは強まり続けており、これも現実。
ダイショー 3月決算
連結/百万円
売上高
営業利益
営率
経常利益
株主利益
13/3
17,177
1,111
6.5%
1,132
674
14/3
18,520
711
3.8%
715
370
15/3
18,661
432
2.3%
433
272
16/3
18,913
411
2.2%
404
206
16/15
1.4%
-4.9%
 
-6.7%
-24.3%
17/3期予想
19,800
510
2.6%
510
270
17期予/16期比
4.7%
24.1%
 
26.2%
31.1%
 
 
<イフジ産業>
同社は液卵製販業界第2位。全国4工場体制を確立して製パン、製菓向け中心に販売している。
当決算について同社は、食品業界は、原材料価格の高騰や消費税増税の影響等により商品の値上げが続いており、消費者の生活防衛意識が強まりつつある。同社も鶏卵相場の高騰の影響を受け価格改定、新規顧客も獲得したとしている。同社のようなニッチな業界でも、顧客製品の安全衛生面から、ニーズは高まるものと見られる。
 
 
連結/百万円
売上高
営業利益
営率
経常利益
株主利益
13/3
10,657
786
7.4%
825
532
14/3
12,650
337
2.7%
365
235
15/3
13,130
517
3.9%
531
388
16/3
14,478
642
4.4%
665
434
16/15
10.3%
24.2%
 
25.2%
11.9%
17/3期予想
14,088
677
4.8%
677
443
17期予/16期比
-2.7%
5.5%
 
1.8%
2.1%

 

[ 2016年5月10日 ]
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