済州島「ドリームタワーカジノ複合リゾート」中国企業が建設へ ロッテ+緑地企業連合
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韓国の済州島における新たな外国人専用カジノを含む統合リゾート(IR)の計画「ドリームタワーカジノ複合リゾート」(ドリームタワー)は、ロッテ観光開発と中国緑地グループの企業連合(コンソーシアム)が開発する。
4月5日、同企業連合は中国建築工程総公司(CSCEC)を施工業者に選定し、中国上海緑地グループ本社で施工契約を締結した。
CSCECの、資産規模は171兆ウォン(約17兆円)、年間売上高141兆ウォン(2014年基準、約14兆円)で、(技術レベルは別にして)世界トップの建設会社。
<「ドリームタワーカジノ複合リゾート」の概要>
済州島「ドリームタワーカジノ複合リゾート」(ドリームタワー)概要
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事業主体
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ロッテ観光開発と中国緑地グループのコンソーシアム
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開発地
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韓国済州道済州市老衡洞(ノヒョンドン)
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敷地面積
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約30ヘクタール
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建物
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38階建ツインタワー+1棟の3棟建
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延床面積
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30万2,777㎡
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施設概要
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ホテル776室、ホテルレジデンス850室、外国人専用カジノ、複合ショッピングモール
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工事費
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7,000億ウォン(約700億円)
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施工
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中国建築工程総公司(CSCEC)
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工事期間
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2016年5月着工、2019年3月完工予定。
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事業運営
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ロッテ観光がホテル・外国人専用カジノ、複合ショッピングモール所有運営
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中国緑地がホテルレジデンスを分譲
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直接雇用
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2200名
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建設条件
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中国建築工程総公司が建設費用を自社資金投入にて完工責任
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着工後18ヶ月間の工事費用は建設会社資金で賄う
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<2015年の韓国カジノ市場は2,755億円>外国人専用は1,121億円
韓国では現在17ヶ所のカジノがあり、うち外国人専用が16ヶ所と韓国人も利用できる唯一の施設Kangwon Land(江原ランド)がある。
2015年の売上高は、韓国人も利用できる江原ランドが前年比9.0%増の1,634億円。
16ヶ所の外国人専用カジノのParadiseとGKLの合計は、前年比▲9.0%減の1121億円(江原ランドを入れた全体の外国人売上高の約9割の占有率)。
総市場(3社合計)の売上高は前年比1.0%増の2,755億円だった。
総市場(3社合計)の売上高は前年比1.0%増の2,755億円だった。
外国人専用カジノ市場の減少は、中国習政権の腐敗撲滅・キツネ狩りにより構成比50~60%の中国人ビップ客の減少が響いている。カジノに入れ込み過ぎている日本人経営者らも多い。
<韓国の大型カジノ開発の5案件>
韓国の大型カジノリゾート開発計画
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<仁川空港近郊の永宗島の3計画>
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名称
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開発の企業連合コンソーシアム
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投資額
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開業予定
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パラダイス・シティー
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Paradise&セガサミーHD
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1,400億円
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2017年
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リッポー・アンド・シーザーズ
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Locz Korea、Lippo6割、米国Caesars Entertainment Corporation4割のコンソーシアム
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2,000億円
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2018年
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インスパイア
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Mohegan-KCCコンソーシアム
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50億ドル
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2020年
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うち第1期
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16億ドル
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2017年
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<済州島の2計画>
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Resorts World Jeju
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Genting Singapore&Landing International
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18億ドル
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2017年
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ドリームタワーカジノ複合リゾート
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ロッテ観光開発&中国緑地グループ
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700億円
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2019年
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うち、Locz Korea(Caesars&Lippo)については、2015年12月、Lippo側が投資回収の懸念を反映し、プロジェクトの先行きが不透明と発表。プロジェクトは開始しておらず開発は不透明となっている。
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<済州島のカジノホテル一覧>
Resorts World Jejuが開業すれば競争激化で整理淘汰も。
カジノの島「済州島」カジノホテル 全10ヶ所
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1
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済州 オリエンタル ホテル
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2
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メゾン グラッド チェジュ
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3
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ロッテ ホテル チェジュ
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4
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ラマダ プラザ 済州 オーシャン フロント
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5
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ザ ホテル ジェジュ
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6
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ザ シーラ チェジュ
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7
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ハイアット リージェンシー チェジュ
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8
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ホテル エリン
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9
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ザ スイーツホテル チェジュ
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10
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チェジュ カル ホテル
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<韓国ロッテグループは反日キャンペーンをしていた>
韓国ロッテは、銀座の免税店進出を皮切りに、韓国ロッテの事業の日本導入を本格化させている。
ただ、韓国ロッテグループは、独島(竹島)キャンペーンを展開したことや予約していた日本大使館の祝賀パーティを前日に断るなど反日の動きに徹してきた企業グループでもある。
その総帥は、創業者の次男の辛東彬(重光昭夫)である。商売のためなら反日の辛東彬(重光昭夫)と安倍首相とは昔から家族付き合いだといい、首相官邸へ何回も出入りしている。
そうした背景があったと見え、銀座のど真ん中にロッテ免税店を開設している。
反日企業の韓国ロッテが日本で免税店を堂々と銀座に開設していいものだろうか、ふと疑問に思うのだが・・・。節操も糞も何もない政権なのだろうか。
[ 2016年4月 7日 ]
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