石巻市立病院 建設費(材料・労務費高騰で)2倍の137億円に 設計変更できないのか
宮城県石巻市議会の常任委員会は5日、資材価格の高騰などの影響で建設費が2倍に膨らんだについて、新たな借金などで不足分を賄うなどとする補正予算案を賛成多数で可決した。
3 年前の大津波で被災して解体され、JR石巻駅前に再建される石巻市立病院は、建設費が資材価格や人件費の高騰や病院機能の充実のために、当初予定の2倍の 137億円に膨らんでいる。(別途、医療機器に20億円増加する。医療機器の設置費用等でこれも増加する可能性がある)(病院施設で幾分高くなろうが、㎡ あたり653千円)
(参考)
5月首都圏の分譲マンションの㎡当たり販売価格(土地込、事業者の利益込価格)
東京都区部5,850万円、84.3万円、
都下平均4,171万円、57.3万円、
神奈川県4,438万円、59.0万円、
埼玉県4,369万円、59.2万円、
千葉県3,629万円、48.6万円。
石巻市は、不足分の67億円について「再来年度までの3年間に、新たな借金と一般財源からの繰り入れで賄う」などとする補正予算案を、今開かれている定例市議会に追加提案していて5日、市議会の常任委員会で議論が行われた。
議員からは「建設費が増えた経緯について説明が不足している」といった意見も出されたが、採決の結果、賛成多数で可決された。
可決された補正予算案には、亀山市長に対し国による財政支援を確保することなどを求める付帯決議がつけられていて、予算案は、7日の市議会本会議で採決される。
石巻市議会には渦巻く利権と国費(=税金)の甘えがあるのでは・・・。設計変更するなりして最大限予算増の圧縮に努めるべきではないのだろうか。5棟も建てる必要性があるのか・・・。よほどゴージャスに造りたいのだろうか。
石巻市立病院建設計画の概要
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建設予定地
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石巻市穀町56番28
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用途地域 :都市計画区内(街化)、商業準防火用途地域
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建ぺい率80%
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病棟
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5棟 180床
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(一般病床3棟、120床)
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(緩和ケア病棟1棟、20床)
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(療養病棟1棟、40床)
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診療科目
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6科
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総床面積
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21 ,002㎡(低層階駐車場等を除く)
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建設事業費概算
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建築工事一式 7,000,000千円
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医療機器等一式 2,000,000千円
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合 計 9,000,000千円
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