古書店主 (ハヤカワ文庫NV) 文庫 – 2013/12/19
マーク・プライヤー (著), 澁谷 正子 (翻訳)


セーヌ川に露天商が
古本売ったり絵葉書売ったり
ブキニストって言うんだって


組合があって
許可も必要で
新規参入まで8年待ちとは…


ブキニストが集める古本には
著名人の初期の本とかサイン入りの本とか
マニアが泣いて喜ぶお宝があるらしい


そんなブキニストと本を通じたお友達
っていうのはちょっとうらやましい


別に本の歴史的価値とかさっぱりな私には
まったくもって無意味な友かもしれないが


でそんな男が目の前で誘拐される
何という設定をするのだ
この作者は


ただ者ではないブキニストの正体や
背後の本当の犯罪や
胡散臭い昔の仲間や


いい具合にこんがらがってきて
面白くなってきた


それにしても
ブキニストが友というのはうらやましい
でもやっぱりちょっとリスキーか?


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