アレンジャー兼ベーシスト兼ギタリスト兼金属恵比須
1曲はプログレ風味漂うロックチューン、もう1曲は素朴なオーケストラル・バラード。前者のアレンジはわりとスムーズに行ったのですが、後者のアレンジがなかなか苦戦しました。最初、バンドアレンジに弦楽四重奏が絡んだようなのを提出したらボツったので、キッチリとオーケストレーション。今回の仕事のために初めてオケ音源のソフトを買いましたよ…。それを入れるために仕事用のMacのOSを今更Lionに(笑)。
そしてオケ録音本番。今回、予算の都合で僕はギタリストも兼任です。こんな感じの装備でジミー・ペイジとスティーヴ・ハウの中間を狙ってみたのですが、自分の好きな音で弾くとオケの中で腰高な音になってしまったので高域を削って低域を増やしつつアタックのブライト差は無くならないようにとアレコレ。
この曲では普通のベースよりも、リッケンバッカーでクリス・スクワイア風にギター領域の周波数帯も攻めた方がカッコよくなるというデモ制作時の認識もありつつ、ビンテージより低域が太目のV63をチョイス。久々のベースだったのですが、ベースラインを完全にキメて行かなかったのでかなりテイクを録る羽目に。まだロマネスコも含めてベースをレコーディングで弾く機会がいくつも控えてるので、もっと自宅録音の頻度を増やして鍛錬しよう…。でも、久々の某ドラマーとの共演、とても楽しかった!
で、ライン録りしてアンプシミュレーターを掛ける前提で、真空管DIだけ通して弾いてたんですけど、これもシミュレーターを通さないとやっぱり腰高でしたな。自分の押弦が弱いのかもしれないな。OKテイクが録れた後はEQやサチュレーターなどを使ってボトムを少し膨らませておきました。そんなこんなのポストプロダクション第一弾をエンジニアMくんとやっていたらいつの間にか朝に。
…からの、金属恵比須リハーサル6H。さすがに集中力や体力が限界でした…。まだレコーディングはボーカル録りのディレクション、ポストプロダクションおよび追加レコーディングが少々ありますが、今週は(スタジオ日以外は)ゆっくり休みたいと思います。
さて、金属恵比須の今年2度目のワンマンライブが近づいてきました。公式Facebookページではカウントダウン画像をほぼ毎日配信しております。手前味噌ではございますが、このバンドもみんなの佇まいがよく、カッコいいロックバンドになったと思います。
ちなみに昨日は僕でした。
チケットはイープラスにて!まだちょっと残っているみたいなので、お早めに!
おまけ。久々に南インド・ケーララ料理を作りました。左がベジタブル・シチュー、右がポーク・フライです。詳細未定ですが、久々にお客様にインド料理を食べていただく機会がありそうです。こちらもお楽しみに!
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