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やっぱアナログだよな~!

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地味にアナログ盤も結構持っているんです。90年代にちょっとリバイバルブームがあったときに、今は亡き銀座のハンターレコードに通い詰めてアレコレ買いました。まあ当時はマトモなプレイヤーでいい音で聴くというより大きなジャケットを広げて聴くこととか針音を懐かしむ程度で、そのうちあまり聴かなくなっていたのですが…

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ホームスタジオをリニューアルしたときに、思い切ってオーディオを買い揃えてみました!敢えてのミドルクラス狙いで、

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アレンジやリファレンス作業にも使える感じにしています。

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さて、いよいよ盤をターンテーブルに乗せ、針を落としてみます。まずはELPの後期作品Works Volume 1。当時の渋谷陽一氏によるライナーノーツを読みながら聴くのは味わい深いですね。オーケストラの音、Carl Palmerのドラムやティンパニの音、Greg Lakeのピック弾き8弦ベースのビンビン来る音、そしてKeithのGX-1の音。ややコンプレッションや割れを感じるところはありますが、すべての音が生き生きとしています。D面のFanfare For The Common ManやPiratesはTarkusやKarn Evil 9に劣らぬ名作だな~と、あらためて実感。

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Michael JacksonやTotoなどのアメリカのレコードの音は、ともかくハイファイ。スッキリしていてローファイさのかけらもないのですが、それでいて音の芯・生々しさはしっかり収録されています。TotoのHydraなんて、最初のSE部分で圧倒されました。CDのデジタルリマスターだと分からないことですが、イギリスのレコード産業がアメリカの音に長年あこがれ続けたのがよく分かりますね。The Doorsのファーストも素晴らしいサウンドでした。

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90年代後半のアナログ・ブームの影響で、色んなアーティストが限定盤ながらアナログを再びリリースするようになりました。そんな中で、僕の大好きなスピッツも全作品アナログリリースされています。で、僕が一番好きなのがこれ。当時のレコーディングがテープだったのかPCM3348だったのかADATだったのか分かりませんが、丁寧にミックスされた良い音です。このレコードをAvantone Proで再生すると、現代にはどういう感じでミックスするといいのかについてのヒントが聞こえてくるように思いました。

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というわけで、久々に自宅でレコードを掛けて、久しぶりに自分がどんなに音楽が好きか思い出したような気がします。音の良し悪しとか20kHz以上がどうとかというより、感覚でとらえられる良さがありますね。素直に心に飛び込んできて、気持ちを一瞬で青春時代や幼少期に戻してくれるような。楽しみつつ、今後の制作にも活かせたらなと思ったのでした。

伝わらないLP再生動画を少々。まずはKing Crimsonの不朽の名作"In The Court Of The Crimson King"。すみません。ちょっと埃がつきまくっていてせっかくの名盤が残念な感じになっていまして。ミックス確認用のAvantone Pro Passive Mixcubesで再生してみました。

さて、次。ちょっと行間がえらい大きくてすみません。もうちょっとコンディションの良い盤を掛けてみます。Led Zeppelinのサードアルバム。こちらは針音がバリバリじゃなかったので、メインのB&W CM1 S2で再生してみました。よくYouTubeでこういう再生動画を見るのですが、こんな伝わらない動画をなぜ作りたいのか分かりませんでした。今ならよく分かります。作りたいからです。というわけですみません。僕もやっちゃいました(笑)。

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