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判例解説●最高裁2006年11月14日判決
大腸ポリープ切除後に出血性ショックで死亡
輸血量不足で「有責」と最高裁

2012/08/27

 大腸ポリープ切除術を受けた患者が出血性ショックで死亡しました。輸血療法が適切だったか否かについて、原告、被告双方が提出した意見書を基に争われましたが、最高裁は病院側の意見書を重視した高裁判決を破棄しました。

連載の紹介

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