2007年から始めたインデックス投資の記録です。投資信託やETFを使って低コストで日本、先進国、新興国株式への国際分散投資を行っています。2019年にアーリーリタイア(FIRE)しました。現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)をメインに積立中です。

STAM新興国株式インデックス運用報告書

CATEGORYSMT
STAMインデックスシリーズ

STAM新興国株式インデックスオープン運用報告書

STAM新興国株式インデックスオープンの運用報告書が郵送で届きました。
ネットにもUPされていますので騰落率や実質コストを見てみます。

  STAM新興国株式インデックスオープン運用報告書 (第3期)


基準価額の推移

 STAM新興国株式インデックスの設定来基準価額は以下。

STAM新興国株式インデックス運用報告書_設定来基準価額

直近1年の騰落率は +11.2%(ベンチマークは +10.3%)。
リスク(基準価額のぶれの大きさ)は大きいながらも上昇しています。
新興国の今後の成長が魅力と言っても、個人的には現時点の追加投資がやりにくい状況です。



実質コスト

STAM新興国株式インデックス運用報告書_費用明細


STAMインデックスシリーズは、7/30から信託報酬が下がったため、実質コストの計算が難しくなっています。
(STAM新興国株式インデックスオープンの信託報酬(税込)も0.8715%から0.6825%に下がっています)

参考

 信託報酬引下げへ(STAMシリーズ+世界経済インデックスの計9ファンド)


既に実質コストについては、「投信で手堅くlay-up!」のじゅん@さんが STAMインデックスシリーズ第6期運用報告書(2010年11月) にてわかりやすくまとめておられます。

それによると、STAM新興国株式インデックスオープンの概算実質コスト(年率換算)は、1万口あたり信託報酬要因58円の他の要因26円がかかることから、0.988%と推計されています。



まとめ

 信託報酬引下げへ(STAMシリーズ+世界経済インデックスの計9ファンド)
このようにファンドについては、信託報酬以外のすべての要因を含む実質コストが重要になってきます。
また一般にインデックスファンドよりアクティブファンドの方が売買回転率が高いため、その分の売買手数料、税金も増大し、信託報酬以外の要因にコストがかかる傾向があります。

現在、新興国株式クラスは、eMAXIS新興国株式インデックスを購入していますが、STAM新興国株式インデックスオープンはホールドし続けているため、今後も低コストで安定した運用を期待しています。


STAMインデックスやeMAXISインデックスシリーズが購入できるSBI証券は以下より口座開設できます。
 SBI証券


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 SBI証券 STAMインデックスシリーズ5つの魅力 

 [2010.12.19追記] 新興国株式インデックス指数情報を更新しました。
 新興国株式インデックス 国別構成比(2010年9月)
 新興国株式クラスはやはりeMAXISを購入します 

 [2010.12.22追記]
 STAMグローバルREITインデックス 実質コスト低下

 [2011.06.19追記]
 STAMインデックスファンドシリーズ(2011年5月決算) 実質コスト

 [2012.03.24追記] 
 STAMインデックスシリーズ 2回目の信託報酬引下げ

 [2012.12.10追記] SMTインデックスシリーズの実質コスト情報を更新しました。
 SMTインデックスシリーズ(第5期2012年11月決算) 実質コスト

 [2014.06.07追記]
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COMMENTS

3Comments

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たれぱんだ

No title

STAMシリーズがとeMAXISシリーズいいライバルですね。
アクティブファンドと違って運用成績に大差が出ることはない(出たら逆に怖い?)でしょうがコスト面と同じく実績も競い合っていってほしいです。

  • 2010/12/18 (Sat) 20:47
  • REPLY

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  • 2010/12/18 (Sat) 20:49
  • REPLY

kenz

>たれぱんださん
STAMインデックスシリーズをきっかけにeMAXISやCMAMインデックスシリーズができて良い意味で競い合ってほしいですね。(CMAMインデックスには新興国株式クラスはありませんが)

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