ココログのレスポンスは著しく改善され、あの苦渋の日々は嘘のよう。さらなる環境改善の計画もあるらしいので激しい期待を抱くことにする。
さてアニメ14話の感想を続ける前にこちらを数時間前に読み終わったと言うことを書き記しておこう。
「編集長」話。新キャラとなる生徒会長のベタさ加減が面白い。ハルヒの眼力を受け止めつつひるむことなく生徒会長で有り続けられる点に置いてこの人選は間違いではなかったと思える。・・・にしてもむかつく男だね(笑)。
「謎のウイルス」話。おー長門版の「禁則事項・・・」はこれだったのかΣ<(゜▽゜;)>。納得納得。長門がこの台詞をキョンに発したのは確かに長門一流のジョークでもあるのかもしれない・・・けど理由の根っこは長門が異時間同位体との記憶同期を封印したことと同種の理由もあるだろう。たとえ長門にその答えが分かっていてもキョンには教えない。「あなたはあなたの考えで今を生きて未来へ向かえ」「私もあなたと共に歩もう」そんなメッセージが込められてるような気がする(考えすぎヾ('-';))
●アニメ 涼宮ハルヒの憂鬱 #14(その2)
その後部室へ移動したキョンはみくると乳繰りあい(笑)。ここはみくるの「うそっぽいですぅ」の声が素晴らしいね(´ヮ`*)。最高最悪のタイミングで部室に到着したハルヒ。「あんたメイド萌えだったの?」とここで憂鬱さらに+1「着替えるから(出て行って)」と言い放つハルヒに解っているのか解っていないのか「好きにしたらいい」と答えちゃうキョン
キョンはあくまでも普段のハルヒに合わせただけ。教室でも堂々と着替えを始めるハルヒ、キョンの意見・視線などはハルヒにはどうでもいいことのはず。彼の考えは変化していないわけですな。というより本来洞察力に優れるキョンは意図的にかどうか「ハルヒ観察」を怠っているためハルヒの変化には無関心。よもやキョンに対して「着替えを見られたくはない」くらいの関心があるとは考えもしてないと言うこと。・・・結果
「着替えるって言ってんでしょ!」「だから?ヽ( ´-`)ノ」
「でてけ~~~!」
どかん!
と珍しい展開に・・・ここで憂鬱+10くらい(笑)。珍しいていうか・・・これって本来はふつーの展開なはずであって2人の関係が普通でないことを表しすぎている気も(笑)。
お着替え完了後バニーハルヒのお目見え。アニメではずいぶんこの姿を見る頻度が高かったような気がしてしまう(笑)やはりスタイルも抜群なハルヒのバニーガール姿。どー考えたって普通の健康な男子なら頬を赤らめ目を泳がせることは必至。
本気かポーズか照れ隠し入ってるのか(それはないか)「腕と肩は涼しいけど通気性が悪い!」と悪態をつくハルヒだがキョンはその姿に目を泳がすことも無い。この衣装に着替えた目的はもちろんハルヒ自身言うように「涼しさを求めて」のこともあるだろう。・・・がやはり「キョンの反応を見る」ことが含まれていたように思える。にも関わらずキョンは平静状態。・・・きっとここでハルヒの憂鬱ポイントまた+1加算・・・。
ところでこのシーンの
みくるちゃんの足の角度がとてもかわいい(´ヮ`*)
ハルヒはみくるを「三つ編みメイド」に仕立てるべくこのような
素敵な立ちポーズで作業開始。LAYはこのハルヒの片膝の立て具合に激しく興味をそそられるヽ(≧∇≦)ノ。・・・にも関わらずやはりキョンは無関心。「まるで仲の良い姉妹ですね」と感想を述べる古泉にも「三つ編みメイドにしたいだけだろ」と返す。キョンの反応は全てにおいてハルヒに憂鬱ポイントを加算し続けていると感じる。この時点でキョンはそれなりに非日常を味わい満足感を得ている。しかしハルヒにとってはSOS団の活動を含めてもその全てが退屈過ぎる日常であり、さらに
「何をやってもキョンが自分に興味を示さない」
ということが彼女の憂鬱ポイントを臨界点へ導いてしまったようにLAYには思える。この後「とんでもない」ことになるのだがその前に先ほどの「まるで仲の良い姉妹」という台詞、ハルヒのみくるの美少女姉妹、これはこれで実に美しく微笑ましく感じるがこの14話では他にも「仲の良い兄妹」の姿がそこかしこに描かれまくってるのでこれをここで挿入しておきたい(笑)。
まずは健気にも朝兄を起こしに来てくれる妹ちゃん。まぁこう言うのは親切で起こしに来る場合だけではなく自分はもう既に着替えまで済ませているのに惰眠を貪る兄を妬ましく思い叩き起こしに来る気持ちも含まれてたりする物なのだ(笑)ちなみにうちにはそのような妹ちゃんが約1名存在している(笑)。最後はベッドから引きずり出されるキョン。ハルヒといい妹ちゃんといい、この作品中の女性陣は力持ちが多いのだな・・・いや待てよ・・・発想を逆転させるともしかして
キョンは非常に体重が軽い!
そういうことなのかもしれんぞ(チガイマス)。
・・・
・・・
・・・
ま、それはともかくこの兄妹
こう来ると確かに仲良さそうではある(笑)。うちの洗面所は狭いので2人同時は無理ヾ('-';)。どっちかが終わったらその旨声かけて交代する他はない。シンクロ歯磨きと言えばつい思い出しちゃうのは
これ(笑)。まーどーでも良いんだけどこれは良い作品だったよなうん。また見たいな。
さて、キョン・妹ちゃん兄妹に話を戻して・・・なんと彼らは
家を出るのも一緒だったりするのか・・・これは確かに「仲の良い兄妹」ポイントは高い。
他には
いきなり兄の部屋に訪れて机をかき回す・・・という暴挙に出る妹ちゃん。
この行動は「明日の図工でつかうハサミを調達に来た」という実のある行動でもあるが、キョンにも「いいけどひとこえかけろよ」とたしなめられてるように暴挙であるには変わらない。妹と言う物は、いきなり兄の部屋に押しかけ、その時に何か兄が慌てるような行為をしては居ないかと楽しみにする生き物らしいので妹ちゃんにもその気が何%かでもあったのかも知れない(笑)。うちの妹ちゃんもLAYがえろいゲームを遊んでいて
もっともえろい場面になったときに必ずノーノックで部屋に入ってくる常習者
であるわけなんですええホント(笑)どーしたものよこれ?(笑)
まーそんなこんなで「仲良きことは美しきこと」。この「アニメ涼宮ハルヒの憂鬱」ではとにかくいろいろ素晴らし点があって枚挙に暇がないのだが、このキョン妹ちゃんの出番が小説よりも非常に多く、嫌みなくかわいらしく描かれていて意外性と共に鮮烈に印象に残った。これは嬉しい誤算であったと言える。
閑話休題
ここからが本番(?)
その後眠りに就いたキョンは何故かハルヒの声で起こされる。頑強に起きることを拒み続けたキョンだが
ハルヒに
首を絞められ
渋々起きることに(笑)永遠の眠りに就きそうな危機回避(;゜∀゜)=3
閉鎖空間改め「とうとう現実世界に愛想をつかしたハルヒが創造した新世界」に2人きりのキョン達。一時は不安を訴えるも「らしい好奇心」を発揮し探検に向かうハルヒ。探検に出る前は珍しい不安顔でいたハルヒだが
この時の自信と好奇がにじみ出た表情はかなりハルヒらしく素敵。
さてハルヒが探検に出かけた隙に(?)到着した解説役の古泉から状況説明を受けるキョン。「なぜ俺がこっち側なんだ?」との質問に「本当にお気づきでないんですか?」と呆れるように話す古泉。「涼宮さんがこちらの世界から唯一共に居たいと思えたのがあなた」だと。ハルヒの心のバランスはとても危うい点で保たれていた。「何も起こらない日常に失望」を感じていながらも「キョンが一緒に遊んでくれるのなら元の世界も悪くはないかも」という気持ちも無自覚に芽生えていた様子。にも関わらず当のキョンは自分に興味を示さない。「元の世界のキョンを連れて新たな世界へ向かった」ハルヒだが新しい世界で「自分に興味を示すキョン」を創り出さず元のキョンを連れて行くあたり、無意識にもハルヒのプライドのようなものが伺える。キョンはハルヒの観察を怠っていたがハルヒはキョンをよーーーく観ていてキョンのことを解っていた。だから「共に居たい」と思えた。これについてはまた後述するが既に2人の意識は食い違っていたりするわけだ。
ところで古泉の解説中にキョンが「俺はこんなところでハルヒと2人っきりで暮らさないとならんのか?」と半愚痴って見せた時、古泉が「アダムとイブですよ
産めや
増やせ
でいいじゃないですか?」とハルヒの身体が映っちゃうとこにナチュラルエロを感じてもてあましたりした( ゜ω゜)-3-3(笑)
そして案の定この世界にも神人登場。あるサイトさんでは「何故せっかく創造した新世界を壊させるのか?ハルヒが何やりたいかわけわかんない」という意見を見かけたが神人の役割はハルヒのストレス解消のみならず「創造した閉鎖空間を拡大する」役割を担っている。以前の古泉の説明からもそれが伺える。それを考えれば破壊活動も数が増えたのもこの世界を一気に拡大するためと思われる。そしてその様子にハルヒは瞳を輝かせる。
ここでハルヒの笑顔が印象的なのだが
LAYには個人的贔屓目と願望により、この
キョンに手を引かれることを喜んでいる
とも取ることが出来るハルヒの笑顔がより印象的と感じる。これまで2人が手を繋ぐ機会は数あれど、その全てはハルヒが一方的にキョンを引き回していた。ここで初めて「キョンがハルヒの手を引く」、という事態になったのだ。たとえそれが状況が創り出した賜物であったとしても。
「元の世界に帰りたいと思わないか?」とハルヒに問うキョンに
この面白そうな新世界を肯定し「SOS団ももうどうでもいい。自分自身が面白そうな体験をしているんだし謎を探す必要もない。」と答えるハルヒ。ハルヒの口から直接は語られなかったがそこに
「それにキョンも一緒に居るし」
という気持ちもあるはず。しかしキョンははっきりと「元の世界に戻りたい。元の世界の連中ともう一度会って話したい。やり残してることもまだまだある。」と言い放つ・・・やけに爽やかな笑顔で。
それはハルヒとキョンの意識の明確な食い違いを浮き彫りにする宣言。そしてハルヒにとっては
予想外の台詞
2人の意識の食い違いを認識したハルヒが今度はキョンに問いかける番。
「あんただって、つまんない世界にうんざりしてたんじゃないの?もっと面白いことが起きて欲しいと思ってたんじゃないの?」・・・と。
実は初めてこの場面を見た時には唐突感を感じたりした。キョンはそんなそぶりをハルヒに見せたことはないしむしろキョンの考えはその真逆と取れる言動しかしてきていないであろう、と。しかし団長様はキョンや我々が考える以上にキョンをよく見ていた。その真意を理解していた。キョンがハルヒに近づいてきてくれたのは、涼宮ハルヒ本人に興味があったというだけでなく、一度は諦めた超常の世界に触れることが出来るかもしれないと心のどこかで感じてハルヒに近づいてくれたのだと。そしてSOS団のことでさんざんハルヒに振り回されて尚ハルヒの側に居続けてくれた事。キョンがSOS団に参加してくれた理由は「死刑は嫌だからな」との台詞通りの事だけではないことを。ハルヒはけっして口には出さないけどそんなキョンの真意を120%理解していた。だから彼を選んだのだと。
だからハルヒは上の台詞をきっぱりキョンに叩きつけることが出来る。
これを理解・実感した瞬間はちょっと・・・いやかなり感動的だったりした。いずれいろいろ食い違って見せていても2人の心は通じていたということ。でもこの時点では口に出さない部分でまだ誤解が生じている。ハルヒはキョンが元の世界に固執するということは(ハルヒにとってのつまらない)日常の世界を選ぶと共に「ハルヒ以外の女子にのみ興味を示すキョン」である世界と考えている。それはやはりつまらないこと。ハルヒの願望は
「自分にちゃんと興味を示してくれるキョンと一緒に謎を探し回って遊びたい」
のだと・・・そんな風にLAYには思える。これほどキョンが口にしない真意を理解しているハルヒなのに、キョンがハルヒをどう思っているかという事についてはむしろ目を背けているかのような節があったりするわけで、そんなハルヒはなんとも可愛いやら難儀であるやら(笑)そう思える。つまりキョンは言動で態度で示さなければならない。
自分はちゃんとハルヒに興味がある
と言うことを(笑)。
いろいろと自分に言い訳をかましまくったキョン。「白雪姫」「SleepingBeauty」のキーワードに従い責任を果たすことに(笑)。問題はどうやってハルヒにそれを納得させるか。つまり「自分は今までハルヒ自身に興味がなかった訳じゃない」と。ハルヒにしてみればキョンは朝比奈みくるの言動や衣装には興味を示してもハルヒのブルマやバニー姿には興味を示さないキョンがここで唐突に「お前が好きだ」と言っても信じがたいこと(笑)。そこでキョンはもう一つのキーワードを使ったのだと思える。そのキーワードは
「俺、実は
ポニーテール萌えなんだ(・_・)」
という唐突感あふれまくるもの(笑)。誰もが「何を言い出すんだコイツ?」と思わざるを得ない。もちろんこれはキョンが「以前から」持ってた基本属性なのだろう。いつキョンにこの属性が備わったのか・・・一つ考えられるのはキョンが中学時代に仲良くしていた「変な女」の子がもしかするとポニーテールのよく似合う娘であったのかも知れない(笑)これはいつか明らかになるだろうか?・・・まそれはともかくキョンは続けて
「いつだったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則的なまでに似合っていたぞ」
とたたみかける。あまりの唐突さにハルヒも「バカじゃないの?」と返しその後一瞬呆然としたのか何かに気が付いたのか判断付かないような表情を見せる。これは単純にキスされる事に気が付いてそうなったのかも知れないが、別の仮説も立てることができる。それはこの「いつだったかのポニーテール」が指し示すのはあの「曜日によって髪型が変わる」入学してすぐの時のハルヒの髪型を示してるのであろう。キョンがそれを覚えていて今更にそれを引き合いに出してきたと言うことは
「俺はお前に興味が無い訳じゃない。そう見えるのはただのポーズだ。俺は既にちゃんとあの入学当時のポニーテールのハルヒに激しく興味を惹かれていたんだぞ。」
と告白してる意味になるんじゃないかと(笑)。まーこじつけなので怪しい仮説だけどハルヒがその事実に気が付いて嬉しさも含んで呆然となった・・・とするならなんか悪くない気がするじゃないですか(笑)。
いずれキョンの「気持ちをハルヒに示す」兼「元の世界への帰還」を賭けた一大イベントが敢行
され、その結果は実を結んだようだ。めでたし。
・・・がここでLAYは初見の頃ちょっと考えたことがある。今は違うがキョンのハルヒに対する訴えは「俺はお前が知らない所で面白い目に遭っていた。お前が気が付かないだけで元の世界は面白いことになってた。お前に取っては面白いことは起こらない元の世界へ帰ろう。」・・・こういう意味にとれたため。「キョンくんそりゃ酷いんじゃないか?ヾ('-';)」と思ったりしたのだ(笑)。知らぬはハルヒばかりなり、と言うわけだ。だが今ではハルヒの望みは「実際に自分が面白い体験をすること」でそれは必ずしも自分自身が超常に触れることだけではないということ。望みの大部分は「好きな人たちと面白いことを探す事そのもの」であることをキョンはこの時既に気が付いていたからと考えるとまぁ納得が出来る。
さて、みっともない帰還を果たしたキョンは
思い出し後悔(解るぞその気持ち!)の上
腹筋運動。原作小説ではこのとき「払い腰くらって半回転」ということになってるがこれは果たしてハルヒがそのような技をかけたのかどうか不明確なままであるためアニメ版の処理がスマートであるように思える。いずれキョンくんお疲れ様(´ヮ`*)
まるで夢かと思われたこの出来事の虚実を確かめる術はないかのようだったが、翌朝登校したキョンが見た物は
こんなんで!
こんなんだったとさ(´ヮ`*)
粋なご褒美ってわけだ。ここで「似合ってるぞ」と言ってやるのもキョンの責任のうち(笑)。かくして無限地獄は開始されたわけだ。・・・個人的にはツインテールでオーバーニーソックスのハルヒが見たい訳なんですが(笑)。どなたか描いてくれないかなあ?(笑)
ところでキョンに「似合ってるぞ」と言われた直後のハルヒの表情↑は我々には見ることが出来ず残念Ψ(` O´)Ψだが、むすっとしたまま継続なのかはたまた喜びの笑いを堪えて鼻をひくつかせ目をうるっとさせているのか(笑)そのあたり非常に興味がある。・・・がオーバーラップしてきたOPイントロがその爽やかなときめき感を代わりに語ってくれてる気はする(´ヮ`*)。
さてキョンへのご褒美はまだまだ続く。長門有希からは
「大丈夫、私がさせない」(あなたを守り続ける)・・・と嬉し頼もしい言葉
'`ァ'`ァ(*´Д`) '`ァ'`ァ
朝比奈みくるからは
ぽかぽかぱんち(笑)
古泉からも「あなたと涼宮さんにまた会えて光栄です」との言葉を。
数々の得がたい物をその手に取り戻し、キョンの非日常な日常がまた始まる・・・。
オープニングのイントロが流れはじめこの物語を構成する基本要素が全て、予めあつらえられたケースにぴたっとはまった感覚。お見事!。
この素晴らしすぎる作品に会えて本当に良かった。この終わりの始まりがまた新たな始まりを向かえる日を待ちわびながら、この作品を何度も何度も楽しんでいこう。無限地獄よいつまでも(笑)。
【おまけ】
制作スタッフが使わないように心がけたという「漫符」
これね→Σ( ̄□ ̄;
これを使わずとも、・・・むしろ使わないからこそ目を見張る表現となっているみくるのショック状態。これたまらなく好きー(´ヮ`*)(笑)
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