移動中の空いた時間。
駅ナカの本屋さんで時間をつぶしていました。
今日は荷物が重いからこの雑誌は後で買おう…なあんて一通りパラパラ見て、文庫本コーナーへ。
お!面白そうな本を発見!
ん~鞄の中に一冊入ってるけど、これは何回も読んでるし…。
え~い!買っちゃえ~と、レジへ。
さっきまでは忙しそうな『お待ちのお客様こちらへ~』なんて声が聞こえていたのですが、ラッキーなことに、今レジにいるのは私だけ。
カウンターに本を置いてお財布の中の小銭を数えてみたけど、足りない~ので、千円を払うと。
『はい、千円お返しいたします』の涼やかな声。
あれ?
千円は受け付けてくれない?わけないよなあ。
販売機じゃあるまいし。
いや、ちゃんと受けとってくれてるし、あ、カバーもかけてくれてる。
まあ、いいか…。
なんて思った瞬間に『キンコーン♪』と入り口付近で何かに反応した音。
見るとサラリーマンらしきスーツの男性たちが苦笑しながらポケットやらなにやら探っているけど、スタッフは誰も反応してないし。
困ってるなあ、あの人たち。
なあんてボーッと見ていたら。
『500円のお預かりです』とお釣りが。
あ、いや、えー?
ん~む。
疲れてるのかなあ、なんて思いながら、お釣りをしまって帰りかけると。
『お客様!商品は!?』の声。
あ、本を受けとるの忘れた!
で、焦った私の口からでたのは、
『ですよね~
』の一言。
どうしたんだ私。
いきつけの本屋さんでもない、はじめての本屋さんで、そんな頓珍漢な!
店員さんはニコリともせず(ものすご~く真面目な方っぽい)、いたたまれなく店をでた私。
で、このブログを書いていて、電車の中では本を読めず。
はあ、別に何がどう、って訳じゃないけど、なんかズレてる感じで、ちょこっとブルーな今日です。
この先は何事もなく無事に過ごせますように…。
空