先日、友人と電車の中で話をしていた時のことです。
しばらく話していると、目の前の席がひとつ、空いたのです。
で、『あなたが座りなよ』『いや、私の方が若いから』『同い年でしょ~!』なんてバカな会話をしていたら、笑顔の若いサラリーマンさんが違う席に移動して下さって。
『どうもすみませ~ん』とお礼をいいながらも、いい人だあ…私も見習おう!
って思ったのです…。
…で、まさに今、電車の中です。
えーと、今日私は、どうしても椅子に座っていたいのです。
…と、いうのも空き時間に本屋さんで、わたわた購入した本たちが、ずっしりきているのです。
まあ、この時間の電車はそんなに混雑もなく、周りにご年配の方もいらっしゃらなかったので、空席に腰をおろします。
私と一緒に座った若いお母さんが遠く離れていた男の子を呼びます。
ハッとして周りをみると、ちょうど正面の席が空いていたので、中腰で、中途半端な笑顔で、『どぞ…』ってなことをつぶやきながら正面の席に移動。
(席をゆずるのは悪いことじゃないはずなのに、たまに、いたたまれない気持ちになることがありませんか?恥ずかしい、というか。普段より、ぶっきらぼうになるような…。
あ、にこやかに対応できるときもあります。)
さて、買った本を読むかな、と本を取り出して、いくつかの駅を通りすぎて。
で、新しく乗車してきた方の中に、少し年配の方がいらして。
ちょうど私の横が空いたので、そこに腰かける。
よかった、よかった、と思いながら本に目を落とすと。
その方のお連れさん(お孫さんかな?)が、いらっしゃる。
で、また私の正面の席、すなわち、最初に私が座っていた席が空いていて、『あなた、あそこに座りなさいよ』なんて、会話をしている。
なので、また中腰で中途半端な笑顔で、『どぞ…』なんて言いながら、移動。
いや、帰ってきたのよ、最初の席に。
中腰でさっきから移動している自分のことを考えると、なんか自分でもプププ、と笑っちゃうくらいのタイミング。
まあ、こういうタイミングの日もありますよね♪
空