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1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く人のインプット&アウトプット法  はてなブックマーク - 1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く人のインプット&アウトプット法

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1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く ボクのインプット&アウトプット法 』。

ものすごいタイトルの本です。


実際、著者はとんでもないペースで本を出版しています。

2013年だけでも24冊?!

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そんな著者のインプット&アウトプット法について、5つ紹介しておきます。





1. 恥をかいた瞬間、最もインプットしている。

恥をかいた瞬間というのは、最も多くを学んでいるということだ。
それまでの平穏無事な人生すべてよりも、広く深いインプットをしたはずだ。

なぜならあなたは挑戦したからだ。
挑戦しなければ、恥をかくことはなかった。

P.13
恥をかいた、あるいは失敗したときに、インプットしていない人もいるように思います。

非常にもったいないですね。

その点について、この本がとても勉強になります。

目先の勝ちより成長!1563敗した野村克也 元監督に学ぶ『負けかたの極意 』


2. 大好きな作家のゴーストライターを目指す。

せっかく読書したのなら、どんどんアウトプットしなければもったいない。

私は新入社員の頃、営業日報で芥川龍之介の文章をよく真似していた。
上司からは「お前の日報、何かイラッとくるな」と、よく厭味を言われた。

P.37
これが本当かどうかは置いておいて、真似するのはとても勉強になります。

大好きな作家さん、あるいはブロガーさんの真似なら難しくもないし、真似する気にもなるでしょう。


ちなみに本書の著者の本の書き方も、とある作家さんとソックリです(本書にもその名前が出てきます)。


3. 周囲の反応は気づきの宝庫。

あなたがアウトプットした文章に対する周囲の反応は、気づきの宝庫なのだ。

P.38
ブログはSNSと組み合わせて使えば、反応が得られやすいツールですね。

私の場合も、ネガティブなコメントをもらうことがありますが、そのほとんどは想像もしなかった内容のため、「そうきたか!」「そんな見方があるのか!」と気づくことになります。

言い方がキツイと多少ダメージはありますが(苦笑)、それでもとても勉強になります。


たとえば私の場合、ブログ記事に「自己啓発書ばかり読んでもな」というようなコメントをもらったことで、そうでない本を楽しく読む方法を考えました。

批判的な意見を全部受け入れる必要はありませんが、「そういう見方もある」と知ることができるのは貴重です。

いつもと違うジャンルの本を読もう!カラーバス選書法のすすめ


4. 倍速で終わらせて、独り研究開発の時間を捻出する。

与えられた雑用はすべて半分の時間を設定して、それを目標に常軌を逸する集中力で片付けた。
(中略)
その分自由時間が捻出できたから、独り研究開発の時間に充てた。
出世してからも、すべての仕事を倍速で終わらせることを目標にした。

これは今でも私の仕事のやり方になっている。
仕事を与えられた瞬間、相手の予想の倍のスピードで仕上げて驚かせるのだ。

P.87
「倍速で仕事する方法」が知りたかったのですが、残念ながら書かれていません(笑)。

とはいえ、ここで分かるのは、
  • 制限時間を設定している(それも倍速)
  • 目的を持つことで集中力が増す
  • 倍速というのは相手の予想が基準である
  • 「驚かせる」という意図もある
ということではないでしょうか。


5. メールを短くすると、夢が早く実現する。

自慢ではないが、私のメールは失礼なほど短い。
件名に10文字以内で用件をまとめて、本文は白紙というのがスタンダードだ。
「原稿拝受/千田琢哉」「明日午前着で発送完了/千田琢哉」といったように、相手に届いた瞬間に内容がわかるようにメールする。

相手の命の断片である時間を奪わないためだ。
その結果、相手からのレスポンスもすぐに届く。

理由は簡単だ。
千田琢哉からのメールはいつも短いために、最初に開封してもらえるからだ。

P.108
結果、仕事が早く進むということですね。

以下の本によると、スティーブ・ジョブズのメールもかなり短かったらしいですよ。

元アップル・ジャパン社長に学ぶ!「これからの世界」で働くための5つの教え


まとめ

残念ながら本書にはタイトルのような『1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く』方法はほとんど書かれていません(タイトルに偽りはありませんが)。

しかし、
  • 勉強
  • 人脈
  • 仕事
  • お金
  • 人生
のそれぞれについて、インプット&アウトプットの考え方が書かれていて、なかなか面白い内容です。

これらを実践した結果、『1日に10冊の本を読み3日で1冊の本を書く』ことができる、ということかもしれません。


では、私のインプット&アウトプット法のこだわりは?と考えてみると…。

インプットについては、とにかく多読。今年も200冊を超えました。

飽き性なので、同じ本を何度も読むことは稀です。

同じ分野、似た内容でも、違う本を読んだほうが、自分の中で濃度が濃くなっていく感覚があります。

しかし一方で、「また読みたい!」と思える本に出会えたときにとても嬉しくなるのも事実。

そういう本だけが、本棚に残っていきます。


アウトプットは、ブログで

私はとにかく人に何か伝えるのが好き。

「こんな良い本があったよ!」
「このアプリめちゃめちゃ便利だよ!」
「こんなこと考えたよ!」

それをより多くの人に伝えたくて、ブログを書いています。


ただ、全てのインプットを消化しきれていないのが課題。

読んでとても良かった本でもブログに書いていない本が多くあるし、ブログには書いたけどその内容を自分に活かしきれていないこともたくさんあります。

1冊から1つでも自分が変われば良いのですけどね。

文章や何かを生み出すことよりも、「自分が変わること」こそ、自分にとって一番のアウトプットかもしれません。


そして、私のアウトプットが、誰かの小さな変化のキッカケとなれば嬉しく思います。




あなたはどう思いますか?






オススメの「アウトプット」関連リンク



管理人コウスケのひとこと


コメント

メールは丁寧に、だと信じていました。

丁寧なメールを心をこめて書けば相手が読んでくれる。
今までそう信じて仕事してきたのですが、逆だったのですね。
ありがとうございます。

私も今までよりももっと簡潔にアウトプットしてみます。

インプットとアウトプットの勝ちスパイラル

はじめまして。
インプットから、いかにアウトプットに
転換するかの参考に読ませて頂きました。

知りたいところが書かれていないようで
ちょっと残念でしたが、
何か勝ちパターンというか、勝ちスパイラルに自分を乗せるイメージを
浮かべることができました。
ありがとうございました。

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