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これであなたも好かれる!「聞き上手」になるための5つのポイント  はてなブックマーク - これであなたも好かれる!「聞き上手」になるための5つのポイント

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「沈黙は金、雄弁は銀」「言多きは品少なし」「一度語る前に二度聞け」など、しゃべることよりも、聞くことの大切さが世間一般では強調されてい ます。仏像を見ると、耳が大きく口の小さい像が、圧倒的に多いのがわかります。つまり、神仏はわれわれの願いを聞いてくれる存在なのです。
人は、話を聞いてくれる人を好きになります

しかし、わかっているのに我々はつい話しすぎてしまいます。

「私は話すのが苦手」と言っている人でも、親しい人の前では意外と話しているものです。

どうすれば聞き上手になれるのでしょうか。


そこで今日は、「聞く」ことのプロであるカウンセラーが、「聞き上手」になるための極意を書いた本『プロカウンセラーの聞く技術』から、聞き上手になるためのポイントを紹介します。




1. 聞き上手は話さない

基本の第一、「聞き上手は話さない」、と頭にたたきこんでいてください。もし、聞き手が話しだしてしまったら、相手は話ができません。
P.12
人の話を聞くつもりが、話題に関連する情報を思い出したりするとつい、こちらが話してしまいます。

こちらが話してしまうことは、相手の話す時間を奪うことだと考えましょう。

「聞き上手は話さない」、「聞き上手は話さない」。



2. 反論したくても「素直に」聞く

相手の話を「素直に」聞くことです。相手に反論したいときも、話をよく聞いてあげると、相手の意見も自然とおだやかになり、反論しなくてすむことのほうが多いのです。これが聞き上手のだいご味なのです。
P.13
反論をグっとこらえる。

難しいですが、やってみるとそうしてよかったと思えるはずです。

こちらがヒートアップして反論すると、相手はもっと反論してくるでしょう。

「でも…」で返すと「でも…」が返ってくるのです。

まずは一旦、相手の話をよく聞くことが大切です。



3. 自他の区別をする

相手の言ったことを肯定的にとらえるということは、相手の言ったことは相手のこととして認めるということです。あたり前のことですが、話は、聞き手とは関係なく、単に相手がそう思っているというだけのことなのです。
P.23
これはまさに、多様性を受け入れ、見方の違いを学ぶということです。

相手は相手、自分は自分なのです。

相手が考えていることは相手の話。

自分ではないのです。

同意する必要はありません

「なるほど、あなたはそう考えるのですね」と、自分とは分けて受け止めれば良いのです。



4. 口やかましく干渉しない

口出しが多い親は、親自身の不安や心配が関連していることが多く、夫婦仲が悪く、親が不安定になっているとこの傾向に拍車がかかります。
(中略)
上司や教師自身の不安が大きいほど、口やかましく干渉しがちになるのです。
P.60
子供や部下などに口やかましく言ってしまったとき、このことを思い出しましょう。

自分自身の問題ではないか?と。


なかなか難しいことですが、「任せれば、人は楽しみ、動き出す」とおっしゃっている経営者の方もいますね。



5. 相手の悩みを解決するにはただひたすら聞いてあげる

悩みを解決できるように他者ができることといえば、心のケアです。心のケアの最良のものは、悩みを批判したり、助言することではなく、ただひたすらに聞いてあげることなのです。

P.63
特に男性は、ついアドヴァイスしたくなりがちです。

「相手のためにと…」はNG、それはこちらのエゴです。

相手はただ聞いて欲しいのです。


求められたら初めてアドヴァイスすればよいでしょう。



まとめ

本書にあるのは、カウンセラーの「聞き方」。

コーチングのように、相手に考えることを促す質問をしたりする「聞き方」とは違います。

本当に、あいづちを打つなどしてただ聞くことに徹するのです。


著者が「聞くことは疲れることだ」と本音を書いているくらい、「聞く」ことは難しいことかもしれません。

しかし、それが仕事であったり、相手への思いやりがあるのなら、する必要があるのです。


散々話したらスッキリするものです。

相手を思えば、とにかく聞くことです。

相手を心地良くすることは、相手に好かれることにもつながります

「聞く」ための「忍耐力」を養うのは簡単ではありませんが(苦笑)、本書にある「考え方」がわかると、「聞く」ことが少し楽になりますよ。

目次:
聞き上手は話さない
真剣に聞けるのは、一時間以内
相づちを打つ
相づちの種類は豊かに
相づちはタイミング
避雷針になる
昔の主婦は聞き上手
自分のことは話さない
他人のことはできない
聞かれたことしか話さない〔ほか〕




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