笹丘三丁目食堂日記☆☆☆

半年ほど前になるだろうか、遊心亭の常連飲み仲間でもあり、ソフトのライバルチーム

元監督でもある、K氏から衝撃の告白を聞かされたのは。

告白の内容は、胃潰瘍悪化と思って行った病院で胃ガンを告知されたということだった。

医者から「煙草を止めないと切ってやらん」と言われたとかで、禁煙パイポを口に、

気丈に振る舞っていたK氏だが、その心中や察するに余りある告白でした。



あれから早数か月！K氏がどうなったかというと。

この日はK氏の全快祝い！そう、彼は完全復活を遂げていたのだ。場所はおなじみ遊心亭。

幸い早期発見だったため、内視鏡手術で胃の３分の２切除ですんだそうだ。　

それにしても早すぎないかい！　聞けば術後２か月足らずで大学病院を追い出され（回復転院）、

最初に検査を受けた病院も１か月そこらで追い出された（退院）らしい。

そして退院からわずか２ヶ月後、こうして全快祝いの席で豪快に焼酎を飲んでいる。

恐るべし現代医学！ガンも早期発見だとこうも短期間で完治してしまうのか！

これはブログにも書いておけと言われたK氏の言葉です。

「あの時おれは胃潰瘍が痛んでしょうがなく病院に行ったら、ガンが見つかったわけよ。

　あの時に痛み止めの薬でも飲んで誤魔化してたら、一年後には命を落としてたんだ。

　いくら面倒くさくても、検査には行けっちゅうことだよ。」

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さて、ここからはカウンター８席、終日貸切で気合入りまくりの遊心亭の豪華お料理です。

店内に入るとすでにK氏夫妻が到着されていた。とても病み上がりの顔には見えない。

おっ！これは！　ネタケースに遊心亭では普段見慣れない高級ネタの数々が並んでる！

いくらなんでも、気合入りすぎとちゃう　(￣∇￣；)汗









「おれは今日すし職人に変身する！」　決意表明とともに出された、これまたいつもと違うお通し。

　「鱧の湯引き　梅肉たれ」　京都で食べたら高いんだよ今の時期。



　船台からはみ出さんばかりの大きさ　「天然ヒラメの姿造り」　薄挽きで最高！



　さっきまで活きていたそうだ、「やりイカのお刺身」　　まだ身が透けてたよ。



続いて焼きものが出てきた。「天然鯛の塩焼き」



美味しい魚介類にはやはり日本酒がよく合う。　選びに選んだそうだ、銘酒が２本





とてもとてもフルーティーなお酒でカパカパ飲めちゃう

ここで俺のリクエストが登場！　「渡り蟹の塩茹で」　かなりでかいやつでした。



もう、むさぼりつきました！　内子もいっぱいで満足満足！

甲羅は当然、甲羅酒！

なんと、国産馬刺しまでてんこ盛りで登場！



ツヤツヤしてて、新鮮そのもの！



店主の山ちゃんが言ってきた。「そろそろお寿司を握りましょうか？」

ここで食いしん坊軍団の我々はとんでもない事を思いついた！

「山ちゃん、ネタの魚を刺身で食べたい！それもお好みで。」　どこまでも図々しい俺達。

「は～、我がままやね～。いいよ、何でも言って、造りにするから。」　完大である！

出てきました、それぞれてんでバラバラな好みに応じた　「お好み刺し盛り」





いやいや、どれもこれも美味しいねー。　さすが山ちゃん！　とりあえずおだてておいた。

この後も我がまま言い放題で寿司を握ってもらいました。

以外ににも手慣れた手つきで鮮やかに握っていく山ちゃん。秘かに練習したろ！

「お寿司はホンモンの職人さんに失礼だから、ブログには載せないでね。」と山ちゃん。

こんなわけで、残念ながらお寿司の画像は出せません。あしからずご了承ください。

まだまだ続く豪華な料理。

この後、松阪牛のしゃぶしゃぶまで登場しました！

が、残念なことに、写真が見るに耐えれないほどの出来の悪さ。熱々湯気で曇りまくり。

雲海の下に鍋みたいで出せません、ごめんなさい！


６時半に始まった全快祝いと名うった大宴会、気づけばすでに１１時！

よく食べよく飲みよく笑った楽しいひと時でした。


遊心亭では予約であれば、予算に応じて色々な職人に変身可能（たぶん）です。

お近くの皆様、何かの催事の際は遊心亭を一度利用されてはいかがですか。


　「遊心亭」　　　場所はここ

　　福岡県福岡市中央区笹丘１丁目３５−２２

　　TEL　０８０－５２８８－７０７８

　　ただし、日曜日はお休みだよ。　　営業時間　昼　11:30～2:00　夜　18:00～24:00

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