終わったー! おつかれさまでした!



第二十集(完) 無極刀のゆくえ




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◎できごと&かんそうなど

■沙里飛☆釈放篇

・「孩哥を討てば自由だYO!」
この息を吐くように嘘を吐く人w

・単細胞のバカだから仕方ないとはいえ
沙里飛助命のために店片して体まで売った梅娘に対してこの罵倒。
やっぱコイツぐうクズだな。

・そしてまた殺しやがった。
ホントこの物語の殺人の九割くらいはコイツが担ってるんじゃないか。

・王準にあんなにドヤ顔で語ってた梅娘一家殺害事件に関して
良心の呵責をずっと感じていた?
は? 何言ってるんだこのクズは?

・駆けつけたらもうほとんど沙里飛死んでた。
圧倒的な主人公力の不足により仇討ちすら成せず…

・やっぱ沙里飛は最後まで好きになれないクズキャラだったわ。





■王府篇

・「本当の仇はあんただ」
え?
そうかな…
いやまあ確かに大本をたどればそうなんだろうけども、
ちょっとここまで来て全てを王大人一人に帰結させるのはちょっとムリが…

大本をたどればそうなんだろうけども、
アホの孩哥がそんな風に考えが回るのかな?
ちょっとこの辺は脚本に言わされてる感が強いせりふだった。

・ついでに「皇上暗殺の企みを李大人に告げた(ドヤァッ」とかいうのも
かなりハテナマークが頭に浮かぶ流れ。
孩哥ってこんなに頭の回る子?
(そもそも李大人と王大人の力関係とか孩哥いつの間に知ってるの?)

・そしてなんか勝手に盛り上がって自刎しちゃうっていうね。
うーんこの
圧倒的な『Aボタン押してるだけでイベントが勝手に進んでしまっている』的な置いてけぼり感!


■暗殺篇

・ここに来てやにわに語られる王鉷にかつて謀殺された親友の張全一家
その遺児ということだった張一刀=一刀仙!

確かに一刀仙の家族についての言及は前からあったが、
まあ他に語る機会なかったから仕方ないね。


・一刀仙、せめて最後に戦って果てないのか…
そりゃ明かされた過去の真相について絶望はするだろうけど、
刀客としての矜持とかはないのかなー。
アクションする予算がもう残っていなかったのかなー(←身も蓋もない)

・というかこれではそもそも無極刀(偽)とか渡す意味もなかったのでは…
無極刀の存在意義ェ…
(まあ結果論だが)

ここ、
一刀仙、ヤバレカバレで戦おうとする→偽の無極刀だったので途中でパキーンと折れてしまう→「バカナー!」
みたいな流れにしておけば良かったのではないかと思う。
やはりアクションの予算枯渇か…w


■再会&これから篇

・好妹、前回一刀仙にニセモノ渡したから逃げるって言ってたハズなのに
まだ傘売りやってるのか…@@
(どうせこうなるなら逃げるとか言わせなきゃいいのに…)

・まさか双旗鎮崩壊から再会まで、
最終回までかかるとはな…

・しかし置き去りにされた王鴦が不憫すぎる…
オトンまで犠牲にしたのに、
せめて一言言ってから行けよな@@ >孩哥


・無極刀の最後。
考えてみると結局のところ、
刀客を辞めたはずの火旋龍も
刀を捨てきれていなかったということなんだよな。

好妹が「そんなものがあるから災いが…」って言ってたのは
実際まさにその通りだったんだろう。

だからこの結末についてはすごくきれいだと思う。
王鴦を放置して立ち去った件を除けばw
(せめて何か別れの場面とか入れようよ…)



■まとめ

・沙里飛も何度も降りると言ってたし
一刀仙も暗殺成功したら降りるって言ってたけど、

やっぱ一度刀客になって
命のやり取りをして誰かを殺してしまったら、
もう安息な暮らしに戻ることはない、できないということなんだな。
(殺してしまったら、そこには怨恨の連鎖が発生してしまうということで。)

それは火旋龍も同じだった。

だからこそ火旋龍オトンは息子に刀客になることを
絶対に禁止していたし、
物語の中でもついに孩哥は刀客にはならなかったのね。

そこに関しては
最後まで断固として一貫していたので、
実際見ていてあまりのカタルシスの無さ、
主人公のふがいなさ、存在感の薄さ、主人公力の薄さに
もどかしかった、物足りなかった
というのも正直事実ではあるんだが、

ただ、作品として「孩哥が刀客にならない」ということでしっかり筋を通した、というのは
評価に値すると思う。


・しかしいろんなクエストを経て孩哥は成長したと思うんだけど、
好妹がなー…

けっきょく孩哥がいなきゃ何一つできない
ベッタリ依存な生き物のままなんじゃないかな…というのがモヤッとする。
これは尺の問題なのかなー。
でもなんかもうちょい出来た気はするんだよなー。
(一刀仙に偽無極刀で一発くれてやったあたりはまあ良かったんだが。)


・ということで次回、総括をやって終わりにします。


 
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