2007.08.05 成吉思汗00
成吉思汗
2000年
蒙古仕奇集団製作の歴史大河ドラマ
一話45分の全30話
日本語版はコニービデオさんからDVDが発売中

予定通り、巴森さん繋がりで次はこれを観ます。
このドラマではテムジンのパパ・イェスゲイとの二役なのですが
まあ何と言うかさすがの貫禄です。
製作が内蒙古ということで会話は基本的に全部北京語なのですが
その辺は細かく気にするのは止めておこう。
とりあえず日本語よりはまだ自然に見えるはず(??)

各話オープニングの前に、
あらすじ…というわけではなく
本筋と間接的に関係のあるようなことを
こばなしのような感じでナレーションが入るのだが、
「三国演義」でもあったような淡々とした感じで語った後に
徐々に勇壮なオープニングテーマがフェードインしてきて
どーんとタイトル!
という構成はかなり格好良い。

鑑賞は日本語字幕DVD、
各話の感想にはネタバレが含まれます。
以下各話目次へ↓

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第一集 鉄木真(テムジン) 誕生
第二集 也速該(イェスゲイ)の死
第三集 訶額侖(ホエルン)一家の苦難
第四集 鉄木真(テムジン)の危機
第五集 蔑儿乞(メルキト)族の襲撃

片尾曲「伝説」

第六集 孛儿帖(ボルテ)、救出される
第七集 十三翼の戦い
第八集 塔塔儿(タタール)族を討つ
第九集 鉄木真可汗(テムジン・ハーン)の台頭
第十集 闊亦田(コイテン)の戦い

第十一集 合答安(カダアン)との再会
第十二集 也逐(イェスイ)・也速干(イェスゲン)を妃にする
第十三集 乃蛮(ナイマン)族との戦い
第十四集 克烈(ケレイト)族との激戦
第十五集 講和交渉決裂

第十六集 王汗と太陽(タヤン)汗の死
第十七集 札木合(ジャムカ)の最期を送る
第十八集 成吉思汗(チンギス・ハーン)誕生
第十九集 遂に金国に宣戦
第二十集 野狐嶺の決戦

第二十一集 野狐嶺の決戦
第二十二集 林木中の民の反乱
第二十三集 答刺(オトラル)城の隊商事件
第二十四集 西征を決意する
第二十五集 後継者は窩闊台(オゴタイ)

第二十六集 答刺(オトラル)・不花刺(ブカル)・忽毡(フザン)の落城
第二十七集 訶額侖(ホエルン)の死
第二十八集 摩訶末蘇丹(ムハンマド・スルタン)の無惨な最期
第二十九集 八魯湾(パルワーン)の戦役と長生(テングリ)の戒告
第三十集 成吉思汗(チンギス・ハーン)落命

まとめ

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ドラマ「成吉思汗」と中の人たち
 ~同じチンギス・ハーンもののドラマ「射雕英雄伝」にも出演している演員さんたちの比較ネタ


激動ユーラシア
Kircheisさんの運営されているSLGを始めとするチンギス・ハーン関係のサイト。
このドラマに関する特設コーナーがあります。
ゲーム的なデータに留まらない人物や地名などの事典は
ドラマの背景を理解するのにも役立つと思われます。
2007.08.05 成吉思汗01
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800年前、南北に広がる草原には
たくさんの部族が割拠していた。
中でも最も勢力を振るっていたのは
ケレイト族、メルキト族、タタール族、
ナイマン族、それにモンゴル族
その五大ウルスだった。
彼らは互いに従属することなく独立していた。
金国は彼らを分裂させ、また定期的な殺戮によって
成年男子を減らして対処していた。
そのためにモンゴル族の民、ひいては歴代の統治者・可汗までが、
鮮血と命を捧げることになった。
世代代々の恨みは草原の内外で果てしのない戦いを招いた。
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2007.08.06 成吉思汗02
興味を持って観ているからなのかも知れないが、
今のところドラマとして普通に面白いぞ。
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2007.08.07 成吉思汗03
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テムジンはソロデンの矛の形をした血の塊を手に握って生まれた。
彼の戦いの生涯は運命づけられていたかのようである。
「テムジン」という名前はモンゴル語で「鉄の変化」という意味である。
鉱石から鉄になるには猛火による精錬を経なければならない。
苦難、苦闘、苦戦は彼の生涯の伴侶であると同時に、
世界の人々を驚愕させる「チンギス汗」を鍛え上げた。
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2007.08.08 成吉思汗04
英雄には試練が付き物なのであった。
しかし相変わらずドラマとして面白い。
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2007.08.09 成吉思汗05
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父の血債は子が返す。夫の血債は妻が返す。
テムジンは草原の各部族が互いに殺しあう時代に生れた。
彼は祖先から家畜の群れと属民を継承しなかったにも関わらず、
怨讐を受継ぎ、償わなければならなかった。
その報いを受ける者たちも、
血をもってのみ清算できる深い恨みの血債を負った。
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2007.08.10 成吉思汗06
「三国演義」を観てた時にも不思議に思ったんだけど、
乱戦になった時の敵味方の識別って
いったいどうやってるんだろう。
あっちみたいに鎧の色とかが明らかに違ってれば
まだわかるかもという気はするんだが…
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2007.08.10 成吉思汗07
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「義」という言葉はおそらく中国人の辞書にしかないだろう。
いわゆる「義兄弟」というのは、血縁のない者が誓いによって結ばれた
生死を共にするほどの深い交わりのことだ。
モンゴル人はそれを「アンダ」と呼んだ。
二人の英雄、テムジンとジャムカは三回にわたりアンダを結んだ。
だが二人は食うか食われるかの闘争を20年にわたり続けたのである。
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2007.08.11 成吉思汗08
本編とは関係ないのですが
帰省のため四、五日ほど鑑賞が止まる予定也


8/16 帰省から戻ったので鑑賞再開。
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2007.08.16 成吉思汗09
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モンゴル族の間にはこんな諺がある―
「先に生えた髪は後から生えた髭ほど長続きせず、
先に生えた耳は後から生えた角ほど硬くない。」
猛火で鍛えられたテムジンはこの上なく硬い鋼になった。
彼は政治家の発想と軍事家の計略をもって
父親を超えるより遠大な見識を持つ人となったのである。
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