フリーでオープンなライセンスを集めてみました。
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Gnu Public License
GPLと略されますが、Linuxなんかの基本的なライセンス形態ですね。基本的にソフトウエアのソースコードに利用される多いため、余りコンテンツ利用には向いてませんが、フリーライセンスの頒布に多大な影響を与えたのは周知のとおり。GPLから派生したLGPLやGFDLなどもあります
Wikipedia: GNU General Public License
クリエイティブ・コモンズ
文章、画像、動画、音声など幅広い目的に利用可能なライセンス。ソフトウエアプログラム以外の分野では最も認知度が高いライセンスといって良いでしょう。
Wikipedia:クリエイティブ・コモンズ
アーティスト・ライセンス
Artistic License。アーティストと名付けられているけど、プログラムがメインのライセンス(Perlの開発者が策定してるくらいですから)。ただR.E.Mがアーティスト・ライセンスで楽曲を公開してたりもする。
Wikipedia: Artistic License
BSDライセンス
BSDが使っているライセンス。これも殆どプログラム関係。GPLソフトが一般的になったため、たまにマイナーなフリーソフトがBSDライセンスだったりするとビックリする。
Common Development and Distribution License(CDDL)
サン・マイクロシステムズが Mozilla Public License(MPL) version 1.1 をベースとして策定したフリーソフトウェア向けライセンス規定。OpenSolarisで利用されてます、ってwikipediaより。(そういえばZFSもFreeBSDに移植されてきましたね)
Wikipedia: Common Development and Distribution License
ウィキメディア・コモンズ
ウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)は、ウィキメディア・プロジェクトの中で、画像などのファイルを専門的に受け入れているプロジェクトです。ウィキメディア・コモンズにアップロードされたファイルは、全ウィキメディア・プロジェクトにおいて利用できます。(Wikipediaより)
Wikipedia:ウィキメディア・コモンズ
ニコニ・コモンズ
動画、画像、音声用にニコニコが作ったライセンス。投稿者の指定でニコニコ外への利用の可否、商業利用の利用の可否を選択できる。また公開後でもライセンス形態を変えることも可能。
一時期話題になりましたが思ったよりも盛り上がってない。動画や音声はダウンロードしないと視聴できないのも使い勝手の悪さに影響していると思う。
あと、「ニコニコ・コモンズ」ではなくて「ニコニ・コモンズ」。
(追記:なんか2008/10中旬からコメント機能とかpixiv対応とか新機能が追加されるようで・・・)
自由利用マーク
日本の文化庁が作った、文書、画像、音声、動画などに利用可能なライセンス。営利利用のための規定が厳しすぎるのも文化庁らしい。ただ、利用可能な方法のロゴ化と文字表記している点は評価できる。(CCのロゴは略しすぎて逆にわかり辛い)
日本の官庁・自治体・教育機関で極希に見受けられる。
Wikipedia:自由利用マーク
Microsoft Open License
オープンと名付けられているが、読むめば読むほど何がオープンかよく解らない。非常に紛らわしい。
MS製品はいつもライセンス関連が複雑すぎてよく分からないから困る。Microsoft License Advisorなんて親切な支援ツールが出来てしまうほどに・・・・
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著作権法 中山 信弘 有斐閣 2007-10-15 by G-Tools |
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| ―IT・コンピュータ | 23時59分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑