東京五輪 マラソンとロードレースの競技時間について
Tweet |
東京五輪のマラソンの競技時間が朝7:00から開始なため、暑さ対策的にどうかという議論があります。私の考えとして、
1)まず真夏にやるな1964東京五輪と同様10月など穏やかな気候の時期に移動しろ
2)動かせななら、割合涼しい時間の日没後や早朝5時スタート
という持論があります。でもおそらく時間は動かせない。サマータイムというバカな政策を実行しようと画策してる元総理もいますが、サマータイムが2時間前倒しで導入されてもたぶんマラソン日程が朝7時スタートが朝9時スタートになるだけでしょう。理由はすでに有名ですが放映権問題で、放映料の中では米国TV会社が半分以上を拠出してるので米国人が好きな協議は米国のゴールデンタイムに合わせるように決勝が行われるからです。
2018年 韓国での平昌冬季五輪でも米国人が好きなスノボ、フィギュアスケートなどは朝7;00から11時ごろまでの間に行われていました。逆に欧州人が好きなジャンプなどは夜に行われていました。
ということでまず米国人はマラソンがほかの国より好きかどうか。少なくとも日本人はマラソン(を見るの)が好きすぎる国民性ですが。どうも米国人も好きなようです。ということで米国時間に合わせるしかないとなります。
ではどの時間が米国人のゴールデンタイムに合うかを見てみます。
まあどうということがない時間割ですが、マラソンが予定されている7時から3時間先をプロットすると、米国東海岸がちょうど夜のゴールデンタイムに該当します。西海岸はちょっと早いですね。米国東海岸と西海岸の両方に便利なのが日本時間9時-10時頃ですが、これは数か月前のシンガポールでのトランプ・金正恩の会談もこのあたりの時間に行われたのは有名です。
東京五輪委員会も本当は9時ごろを押されたけど頑張って7時に前倒しできたくらいでしょうか。でも朝5時までは前倒しできなかったのと思われます。朝5時スタートだと電車もほとんど動いてないのでサポート人員を動員できないという問題もあるみたいですが。
ともあれ時間も動かせないので何かコースを冷やす方法をやるしかないのですが、なんでミストとか打ち水とかしょぼい話しかしないんでしょう。
3) 前日夜に夕立を降らす。人工降雨は旧ソ連、ロシアでは一般的な技術。降雨によって道路の荒熱をとり、翌朝の輻射熱を少なくする。広域で雨が降るので都市全体の熱が取れ気温も下がる。
4)人工降雨がだめなら、前日夜にコースに放水車で大量に水を撒く。打ち水なんか少なすぎる。まず道路上のアスファルトの熱を夜のうちになんとしても取らないといけない。消防車でもなんでも持ってきて大量に水を撒く。ただスタート時に水たまりがあるとまずいので、前日の日没後に水を撒く。
5)日陰をなるべく作る。コースは割合高い建物があるので日陰になりやすくはあるが、そうでないところも多い。特に外堀通りや皇居沿いや皇居前広場は建物がないので日あたりが良すぎる嫌いがある。なので日陰ができるようにビルの上とかコース上の日向になるところで日陰を作る。それだけでもだいぶましになる。
6)沿道に大量に氷柱を並べる。雪国に氷室を用意して、大量の雪氷を備蓄しておく。
7)祈る。大元帥法も可。
マラソンも気になるけど、自分的には自転車ロードレースのほうが気になる。マラソンはせいぜい2-3時間で終わるけど、ロードレースはその倍は時間がかかるその間ずっと屋外。
男子:2020年7月25日(土曜日)午前11時~午後6時15分
女子:2020年7月26日(日曜日) 午後1時~午後5時35分
東京五輪のロードレースの開始時間を見ると男子は朝11時から、女子が13時から。終わりも日の入り前。ロードなので日の入り後は危ないがぞういう問題はなく、ただもちろん暑さは問題。自転車なので欧州が本場。ゲーム後半が欧州の朝6-7時くらいなので朝早起きしてから土日なのでTV観戦はしやすそう。あとは暑さか。ロードレースは速いから多少は体感温度が下がるんだけど、それでもそもそも気温と湿度が高すぎるし。
[関連記事]
Tweet |
このカテゴリの最新記事一覧 | |
---|---|
| 【misc.(雑記)】 | 01時20分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑