かて日記-あにめな生活- シゴフミ第12話「シゴフミ」感想

シゴフミ第12話「シゴフミ」感想

シゴフミ第12話「その先の未来」

ついにシゴフミ最終話。

実の父であるキラメキを告訴する事にした文歌。
文歌は要の学校へ転入してきますが、裁判の件が報道され周りからは奇異の目で見られます。

『フミカが消えた』と落ち込んでいるチアキ。
カナカも、フミカではない別の配達人に使われ、こちらも調子が出ない様子。
フミカを撃ったような銃声を聞いた夏香、要と二人で文歌を待ちます。

夏香「野島要君･･･好きです」

会話の流れで要に告白する夏香。
しかし要、その場では返事せず。。。

要が好きな「フミカ」はもういない。
フミカを撃った文歌。
要が好きなのはフミカの方なのに、要に優しくされる文歌。
なんで――

でも、親友である文歌を邪険にはしたくない。
そんな気持ちがせめぎ合って、複雑な心境の夏香。

夏香の告白を立ち聞きする文歌。
夏香の家にお世話になっていた文歌でしたが、夏香の事やマスコミの件で居づらくなります。
そこで文歌が取った行動とは･･･
文歌「初めまして・・・お母さん！」
実母のキレイを頼り、母と会う決心をした文歌。これからは夏香の家ではなく、キレイと･･･
しかし、母から出た言葉は・・・嗚呼無常。

キレイ「母親なんて御免」

『母親なんて向いてない』と文歌に言い放つキレイ。

文歌「だったらどうして産んだの！？」

その文歌の問いかけに、一度経験してみたかっただけと軽い返事をする母親。
親として、人として最悪。無責任・・・

キレイに二度捨てられる文歌。文歌が向かった場所は、キラメキ不在のアトリエ。
大嫌いな場所なのに・・・でも、他に行くところがない。
もう、いっそのこと死んでしまえば――

銃を握り締める文歌のところへフミカ登場。
"あの時"、文歌が撃つのを「手助け」したフミカ。
『これからは全部一人でやらなきゃ』
文歌の性格が変わったのは、この一件で奮い立ったわけですか。

消えたはずだったフミカは「文歌がまた逃げようとしたから出てきた」と言います。
要と夏香から、そして母親からも逃げた。そして今、すべてから逃げようとした。

文歌「ミカが悪いんじゃない！いつも私がやろうとする事横取りして！！」

自分は逃げてない、悪いのはミカだと文歌。
フミカはそんな文歌を殴り倒します。しかも二度、三度
自分と決別させるべく、文歌に撃たせる為？それとも本当に怒った？ｗ

文歌「ミカが撃ってよ！本当はミカだって生きていたいくせに！！」

フミカが撃っても、結果は同じことだと文歌。
『消えたくない』と、自分でも気づいていない本心を言い当てられ、動揺するフミカ。

要「好きとか嫌いとか、もうそういうのじゃないんだ」
文歌(フミカ)の事について夏香にそう言い、文歌の元へ向かう要。

カナカ「フミカは居るよ、絶対に居る。いなかった事になんかしないでよ！」
３年間、フミカとずっと一緒だったカナカの言葉。何かじーんときた
それを聞いた夏香とチアキも文歌の元へ・・・

フミカ「ボクだって友達が欲しかった！バスケもやりたかった！家族も学校も！」
文歌「私だって！友達とカラオケ行きたかった！」
フミカ「すき焼き！」
文歌「彼氏とデート！！」
フミカ「メール交換！」
文歌「文化祭！！！」

自分がやりたかった事を次々に口にする二人。
ここの言い合い好き。素直になるって良い事。子供みたいでいいじゃありませんかｗ

フミカ「ありえたかも知れない未来・・・」

ずっと自分は消えなくちゃいけないと思っていたフミカ、大切な事に気づきます。
文歌に言ってなかった言葉。

フミカ「ボクを出してくれて、ありがとう」

文歌、涙腺崩壊。
フミカも釣られ泣きｗ　『ありがとう』の時のフミカ、めちゃいい笑顔です。

二人だっていいじゃないか
いっぱい言い合って、いっぱい泣いて。
文歌もフミカから"卒業"出来たみたいです。

エピローグ。
各話で登場してきた人達のその後。美紅と出会う文伽がｗ
あと、ロケットの屋上やら。あーなんか懐かしい･･･
キラメキは服役?しながら本を書くみたいです。

人ごみの街。すれ違う文歌とフミカ。

文歌「絶対に、ミカを私の中になんか入れてあげない」

前を向き、強い眼差しの文歌。
今日もシゴフミを届けに、雑踏を往くフミカ。

二人はこれから、別々の道を歩いていく――

～Fin

エピローグで、これまでの『シゴフミ』を思い返してプチ感動。
毎週楽しみにしていたシゴフミ。本当に良い作品でした。
終わっちゃうなんて悲しいZE！

続編とか無いかね？「マジカルハート☆ふみかちゃん」とか！
ないっすか。そっすか。
後日談的な話、見たいなー。主役・文伽で行くとか。

ともかくシゴフミ終わりです。
制作スタッフの皆様や私の駄文に付き合って下さった方々、ありがとうございましたっ