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咲 -Saki- 阿知賀編 第5話「強豪」感想

オカモチ同士の戦い。
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全国大会2回戦。
阿知賀の前に立ちはだかる強豪・千里山女子。
病弱は設定だけじゃなく、何かを患っている様子の園城寺怜(トキ)は竜華の膝の上が定位置。
さあどんな麻雀を見せてくれるのか…


今日もドラ爆するよ~!と、やる気満々むふーっな玄ちゃん可愛い。
しかし1回戦から日を跨いでるため相手校のリサーチが入り、次の対局までに研究されてしまう事が避けられない全国大会。それだけ、どの学校も本気だってこと。

玄のドラ能力を前もって知り、最初から冷静に対処しつつ局を進める怜。
ドラ手牌は読みやすく、玄の捨て牌を読んで待ちを変える怜…狙い撃つぜぇ


玄がドラ盛り沢山の手牌になってもドラを切らないのは、ドラを切るとしばらく来なくなるから。
なるほど、すき好んで手狭に打っているわけじゃなかったんですね。
しかし和に言わせれば、そんなオカモチありえません
※オカモチ=オカルト持ち

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園城寺怜、1巡先を視る者

先の展開が見えるオカ持ちのトキ。
にわかには信じられない。そしてリーチ棒が立っているという現象も信じられない
見た感じ先が丸っこい点棒なのに…

オカルト冗談はさておき「この卓は支配した」と高らかに宣言し、場にその印の旗を打ち立てるかのような怜のリーチ宣言に痺れました。


玄の捨て牌を読んでるんじゃなく、ただ単に皆の打牌が見えていたのか。その上で怜が玄を狙ったのは、玄を他の2人より危険視したから。
それにしても三尋木プロ、真面目に解説してていい仕事するわ。ちゃんと地区大会の牌譜も読んできてるし、仕事熱心だよね。


怜は玄イジメ、他の2人は怜に敵わないから攻撃の矛先は防御の薄い玄へ。
結果、玄は4万点も失う結果に。。

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宥「わたし、お姉ちゃんだから」

皆の大事な点棒を大量に取られてしまったと涙する玄。玄をそっと抱きしめる宥の、慰めの優しい言葉と「取り返してくる」という頼もしい言葉。
そうだ。取られた点棒は取り返せばいい、零れた水はまた汲めばいいだけの話。

普段は頼りなさげな宥だけど、このお姉ちゃんの包容力はすごい温かい。
宥自身が震えるほど寒いのって他人に温もりをあげているから、なのかもしれませんね。
あとマフラーがひらひらと漂って、リュウグウノツカイ(竜宮の使い)みたいだと思いました。


そして2回戦・次鋒戦。さてさて、宥の打ち筋拝見!
宥も千里山には研究され、ツモに偏りがあって来る牌が分かっているんじゃないかと言われていましたが…

宥「リ、リーチっ!」

阿知賀女子、巻き返しなるか。





おまけ
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宥の捨て牌から考えるに、

1巡目:白一二六六九3577③⑥⑦ ツモ:中
 ⇒捨て牌:3
2巡目:白中一二六六九577③⑥⑦ ツモ:中
 ⇒捨て牌:白
3巡目:中中一二六六九577③⑥⑦ ツモ:六
 ⇒捨て牌:③
4巡目:中中一二六六六九577⑥⑦ ツモ:南
 ⇒捨て牌:南
5巡目:中中一二六六六九577⑥⑦ ツモ:中
 ⇒捨て牌:九
6巡目:中中中一二六六六577⑥⑦ ツモ:三
 ⇒捨て牌:5、リーチ

多分打ち方はこんな感じ。

1巡目で九を切らないのが不思議。3-5があるのに。
3を切るのは、まるでアガりの形を決めて打っているかのような打ち筋・・・はっ、まさか宥にはアガった時の牌姿が見えている!?
でもそれが「読みやすい」打ち方に繋がるか。どうだろう、間違ってるかも。
宥の能力が判明する次回が楽しみです。
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