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2010秋アニメの評価 その2(アマガミSS、とある魔術の禁書目録II、STAR DRIVER 輝きのタクト、荒川アンダー ザ ブリッジ*2)

2010秋アニメの評価 その1の続きです。
今回はアマガミSS、禁書II、スタドラ、荒川2期について。
(禁書IIとスタドラは途中評価です)
アマガミSS 84点
6人(+1人)のヒロインと変態紳士との恋愛模様を描いた作品。
4話でヒロイン交代というオムニバス形式は大成功だったと思います。
話数を制限し当番ヒロインを設定したからこそ、
各ヒロインの魅力をしっかりと描くことができ、
物語途中でヒロインが飽きられることもなかったのでしょうね。

良くも悪くも担当のヒロインによっておもしろさが激変する作品でした。
個人的には中多紗江編と七咲逢編、
そして絢辻詞編のエピソードが群を抜いて面白かったです。

中多紗江編は観ているコッチがドキドキしてくるような純な恋愛模様がよかったです。
中多紗江が引っ込み思案で口数が少ないためにできがちな「間」を、
ナレーションがうまい具合に埋めてくれてたところもポイントが高いですね。

七咲逢編はとにかく
「年下なのに年上みたいなしっかり者」という七咲逢のキャラがサイコーでした。
ラーメン化や混浴など奇抜でインパクトの強いイベントも非常におもしろかったです。
あとEDがドストライクでした。

絢辻詞編は様々な「顔」を持つ絢辻詞がとてもカワイかったです。
物語も衝撃的な展開の連続で最後まで目が離せませんでした。

少し残念、というか可哀想だったのは桜井梨穂子編。
番外編の上崎裡沙ですらちゃんと純一とくっついているというのに、
何やってんだよ梨穂子・・・。

私はこういう恋愛モノの作品を若干ニガテとしているのですが、
この作品は自分でも驚くほど楽しむことができました!

先に述べたようにやっぱりオムニバス形式だったのがよかったのかな。
恋愛モノに対するニガテ意識を和らげてくれたこの作品にはホント感謝です!

ベストエピソード
絢辻詞編 最終章 ヤクソク

ベストキャラクター
七咲逢(CV.ゆかな)

とある魔術の禁書目録II 82点(第12話までの途中評価)
私は原作既読であるためアニメ組の方々とは大きく評価が違ってくるでしょう。
なので大して参考にはならないと思います。
(そもそも参考になるような記事なんて今まで書けたことないんでしょうけどww)

とにかく大好きな原作が映像化されているだけで私は十分満足しちゃってます!
確かに説明不足な部分はありますし、重要な場面をゴッソリ省いちゃってもいます。
でもあの原作を映像化しようとしたら多少は仕方が無いのだろうと思います。
とりあえず私のスタンスとしては「原作は原作、アニメはアニメで楽しもう!」

一応原作既読組として脳内補完している部分は毎回補足解説しているのですが、
ネタバレにならない程度にと気をつけて書くのはかなり神経使いますね。
改めて原作既読作品の感想を書く難しさみたいなものを思い知らされました。

2クール目中盤から私が特に好きなエピソードがくると思われます。
もう今から楽しみで楽しみでしょうがありませんっ!


ベストエピソード
#07 座標移動(ムーブポイント)

ベストキャラクター
上条当麻(CV.阿部敦)

STAR DRIVER 輝きのタクト 80点(第13話までの途中評価)
正直、第1話を観た段階では綺羅星☆やら銀河美少年(笑)やら
奇抜な用語だらけのネタアニメかと思っていましたが、その認識は誤りでした。

各話ごとにしっかりと一つのテーマが設定されているためとても観やすいです。
あと毎回ラストの「ヒキ」が上手ですね。
このあたりはさすが日5といったところでしょうか。

うまく言葉に出来ないんですけど、
「設定を明らかにしていくペース」みたいなものが絶妙ですよね。
徐々に明らかになっていく設定を毎回予想するのがホント楽しいです!

肝心のサイバディ戦に関してはテンプレ化してしまっているため退屈に感じますが、
そもそも今は登場人物の掘り下げが中心でサイバディ戦はオマケ程度なのでしょうね。

でも第8話の殴り合いは非常にアツくてサイコーでした!

物語もサイバディ戦もこれからが本番、
2クール目は今にも増して面白くなるでしょうね!


ベストエピソード
第八話 いつだって流星のように

ベストキャラクター
ワタナベ・カナコ(CV.新名彩乃)

荒川アンダー ザ ブリッジ*2 80点
今年春に放送された荒川アンダーザブリッジの分割2クール目。
この作品の持つ独特の雰囲気はそのままで、よりギャグに特化させたという印象でした。

2クール目は恋する女戦士「アマゾネス」とその手下の「天狗」、
実はマンガ家という「地球防衛軍隊長」といった超強力な新キャラが出てきました。
特にアマゾネスは「2クール目といえばアマゾネス」と言えるぐらいの圧倒的存在感でしたww

アマゾネスに加え、亀有病発症筋肉回があったりと、
ビジュアル的にも相当濃くなっていましたね。
1期の時にも書いたのですが、この作品は人によって好き嫌いが大きく分かれる作品。
特に2期ではこの点も顕著になっていたのではないでしょうか。

ギャグに特化した反面、1期よりもドラマ性は若干薄くなっていました。
1期でのリクの成長に感動した私としてはこの点は非常に残念でした。
まぁでもその分1期よりも笑わせてもらいましたから、
全体の評価は1期の頃と同等というカンジです。

作品の最大の見せ場である「ニノの正体」と「金星行き」については
結局描かれることがありませんでした。
原作のほうでもこの部分はまだやってないのかな?
3期があればこれらも描かれるでしょうから、3期の製作を気長に待とうと思います!

ベストエピソード
7BRIDGE×2

ベストキャラクター
アマゾネス(CV.小林ゆう)


その3に続きます
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[ 2010/12/28 03:30 ] アニメ感想(総評) | CM(2) | TB(0)
[ 179 ]
「原作は原作、アニメはアニメで楽しもう!」
 正にその通りだと思います
原作通りじゃなきゃ駄目だなんて言ってたら
ミニイカ娘の回みたいな名作は出来なかったでしょうね
原作の、「ミニイカ娘の飼い方」←の夢を見た早苗が目覚めて 一言「欲しい」
っていう 2ページの漫画が あんな素晴らしいアニメになるなんて
・・・あれ? 記事と無関係なコメントになってきたぞ?

とは言え『なんで あの部分をカットするんだぁぁぁぁ』なんて嘆くのもまた「楽しい」のではありまして

上条さんの「ナイトパレードが始まるまでに、お前の病室に帰る。だから必ず待っててくれ」に対する姫神の心情とか
知っているのもカットに文句言えるのも原作既読組の『特権』ですから
大いに楽しみましょう  とか思っちゃたりして

あっ! それとは関係ないけど 「颯爽登場 銀河美少年」のセリフに
「美少年って自分で言うなぁー」って毎回ツッコミ入れる私って
  いけない子?(笑)

ちょっと長めな駄コメントでゴメンナサイ
[ 2010/12/29 01:47 ]
[ 180 ] Re: タイトルなし
黒神海豚さん、コメントありがとうございます!

> 知っているのもカットに文句言えるのも原作既読組の『特権』ですから
> 大いに楽しみましょう  とか思っちゃたりして

確かに改変に対して文句を言うのは原作既読組の特権であり、
アニメの楽しみ方の一つですね。
でもそれはあくまで原作既読組の間でしかできない楽しみ方で、
原作未読組はそれを見てイヤな気持ちになっちゃうんじゃないかなぁと思うんですよ。

「原作は原作、アニメはアニメで楽しもう!」 というのは
原作既読組と未読組両方に向けて記事を書いている私の決意表明でもあります。
私も実は原作既読の友人たちとは文句を語り合ってたりしちゃってますww

> あっ! それとは関係ないけど 「颯爽登場 銀河美少年」のセリフに
> 「美少年って自分で言うなぁー」って毎回ツッコミ入れる私って
>   いけない子?(笑)

・・・悲しいことですが、
本当の美少年は自分のことを美少年と言っても許されちゃうんですよ・・・。
[ 2010/12/29 05:19 ]
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