

禁書3期 第7話。
上条当麻の右腕を狙い、神の右席、後方のアックアが襲来。
以下感想
後方のアックア
上条当麻の右腕を狙い、神の右席、後方のアックアが襲来。
アックアに狙われた上条さんを守るため、護衛として五和が派遣される。
筋金入りの奥手だとか自分の武器に気づいていないとか、
五和を見守る天草式の面々の評価はなかなか辛辣ですが、
押しかけ女房をやってのけるところとか相当積極的に思えますし、
五和の巨乳っぷりは全然隠れてないと思う。
(隠れ)巨乳で、家庭的で、そしてなにより分別をわきまえた良識人。
五和は属性的にインデックスや美琴といったヒロインとの住み分けができており、
常日頃変人たちに囲まれている上条さん的にも非常にポイントが高い様子。
一方の美琴は記憶喪失の件で上条さんとの関係にも変化がありそう。
相変わらず蚊帳の外なインデックスさんは、まぁ、その・・・w
上条さんが第22学区の第三階層にあるスパリゾートに遊びに来たところを、
騒乱の元凶である幻想殺しを狩るために後方のアックアが襲撃してきた。
同じ神の右席のヴェントやテッラとはやり方がまるで異なり、
ご丁寧に対象に選択の余地と準備期間を与えた上に、
人払いを済ませるなど被害を最小限に留めるよう配慮までしている。
これは、アックアが他二人とは違う高潔で誇り高い人間である顕れであると共に、
世界を相手に自身の道理を押し通せるだけの実力がある証明と言えますね。
そしてそんなアックアを前に、上条さんと天草式は為す術もなく敗北する。
五和目線では、上条さんの盾になることすらできなかったばかりか、
逆に守られてしまった上に気遣いまでされてしまった始末。
しかし彼女たち天草式は、神裂の時もそうだったように、
自らの不甲斐なさや劣等感を糧に力をつけてきた集団です。
きっと今回の敗北でも折れることなく再び立ち上がってくれることでしょう。
捕捉、解説
聖人魔術の基礎に「レプリカには本物の力の一端が宿る」という偶像理論があります。
聖人とは「神の子の身体的特徴を持って生まれた人間」のことで、
上記の理論から"神の子の力の一端を持つ人間"ということになります。
世界で二十人といない特別な存在で、神裂とアックアがこれに該当します。
聖人は、普通の魔術師とは比べ物にならないレベルの魔術が使える上、
魔術の他にも超人的な身体能力や幸運といった加護を得ております。
神裂とアックアなんかはその身体能力を活かした武器戦闘を得意としており、
特に魔術にしか効かない幻想殺しにとっては相性最悪の存在となるわけです。
実際に上条さんは神裂と戦った時も為す術なく敗れていますし。
魔術サイドにおいて聖人の価値は核兵器に相当すると言われており、
「常人では到達し得ない持って生まれた才能」という意味でも、
科学サイドにおけるレベル5みたいなものという認識で良いと思います。
まとめ
てなわけで今回はアックア襲撃編の序章。
お久しぶりな上条さんとインデックスの愉快なやりとりなど、
日常パートの面白さが光る一話でしたね。
加えて3人のヒロイン揃い踏み+お風呂シーンありと、
多分アニメ組としても見所が多くて楽しい回だったのではないかと。
今回で早々に上条さんが倒れたことからもお察しですが、
この話のメインを張るのは上条さんではなく天草式の面々で、
珍しく上条さんが守られる側に立つ話だったりします。
(もちろん、ただ守られるだけで終わる上条さんじゃありませんが)
強大な敵を相手に天草式がどう足掻くのか。
あくまで天草式を中心に観てもらえれば楽しめるかと思います。
- 関連記事
-
にほんブログ村