今回は、ニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙など、
複数の新聞に寄稿する編集者兼ライターの男性が投稿したもので、
日本の雑誌の質の高さが以下のように伝えられています。
「メンズウェアに関して言うと、日本の印刷メディアと、
米国の印刷メディアの間には大きな隔たりがあります。
日本で靴職人をやっている友人が最近、
日本からこの魅力的な靴の本を送ってくれました。
残念ながら私は日本語は読めませんが、
写真を眺めているだけでも勉強になるのです」編集者の男性は追記で雑誌の中身を一部取り上げており、
革靴の適切な保管方法やお手入れ方法、革靴の工法、
様々な革靴に関するスタイルや用語の説明、
ヒールの構造や革の種類、カジュアルかフォーマルかの解説、
築堤の服装にはどのような靴を履くべきか、
靴紐の結び方、正しい靴の選び方などが、
イラスト付きで詳しく説明されている点を紹介しています。
その上で、
「日本の活字メディアの不思議なところは、
このような男性ファッション誌が何十もあり、
それぞれが異常に詳しく、非常に本質的であることです。
本国ではこのようなスタイルの雑誌が、
たった1つでさえ長く存続することは想像出来ません。
こちらのメディアは、トレンドやセレブリティに、
もっと焦点を当てるという傾向があるからです」と、
日米の雑誌文化の違いを指摘しています。
この投稿に、米国の人々からは共感の声が殺到しており、
様々な分野における日本の質の高さが指摘されていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
英国「日本人には本物が分かるんだよ」 BBC 英国製の革靴を愛する日本の人々
翻訳元下のような雑誌のイラストの箇所を複数回にわたって投稿しています。
■ 日本のワイン、コーヒー、写真、その他すべての雑誌と同じ。
日本の雑誌を英語に翻訳する出版社は、
多くの読者を手に入れる事になるだろう!
+7■ 日本には活字文化だけじゃなくて、
工芸の深くて複雑な知識を持つコミュニティがしっかりあるから、
こういった専門性の高い本は間違いなく需要があるんだ。
+3 ■ 日本の雑誌は世界で最も素晴らしくて、
楽しく読めるものだ(と俺は思ってる)。
特に「ポパイ」みたいな"シティボーイ"系の雑誌が好き。
一流のファッション雑誌だから🙌
+38 ■ 私は日本の手芸本をたくさん持ってるけど、
日本語で書かれた手芸本は本当に見事なの。
文章は読めなくても、イラストの質が高いから問題ない。
折り紙、タティングレース、フェルト、機織り、かぎ針編み、
その他色々な日本の専門雑誌を所有してます。
+10 ■ 前に「Free & Easy」っていう日本のファッション誌を購読してた。
見た目はやっぱりこの靴の雑誌と同じような感じだったよ。
■ 日本を愛する皆さん、巡礼の旅に出る際はマスクをお忘れなく。
どんなマスクが自分に合うか分からないという方は、
この雑誌を買ってみてはいかがでしょうか……。
+29 ■ ちょっと待って欲しい。
マスク専門誌なんてものが実在するのか!?!?
+11 ■ 日本なら然もありなんって感じだから驚かない。
+1■ 日本のコンビニは今でも、
ファッションを愛する人間には垂涎ものの雑誌が豊富だ。
+32「日本との差に泣けてきた」 日本の雑誌の特殊性に世界中の女性から羨望の声■ こういう文化が根付いてるのはとても日本的だと思う。
火曜日に向こうに行くのが待ちきれない。
日本人は、未来に生きてるんだね。
+13 ■ ジャパン・センター(※サンフランシスコ)にある、
紀伊國屋書店に行ったことはあるかな?
日本のファッション雑誌や書籍が沢山あるし、
デザイン書全般の品揃えもそこそこあるよ。
+3 ■ 日本にはこういう雑誌がたくさんあるわけだし、
世界的に翻訳されて出版されればいいのに……。
超がつくほど興味深い内容になってるからね。
+5 ■ イラストのためだけにでも買いたい。質の高さが尋常じゃない。
+4 ■ 日本の雑誌は、ファッションの指南書の聖杯のようなものだ。
+7■ 「日本の印刷メディアと米国の印刷メディアの間には、
大きな隔たりがある」というのは事実だと思う。
日本は印刷に関しては別格だもん。
美学、感覚、品質が本当に見事だ!
+11■ 日本に住んでるから俺も時々この本を手に取る。
おそらく6割から7割が高級ブランドの広告だと思うけど、
そのおかげで紙媒体が残ってるんだろうね。
日本では人口動態の関係で、印刷メディアがまだ強い。
+9「これが国民性の違いだよ」 なぜ世界で日本だけCDが売れ続けているのだろうか?■ 日本ではムック本は今でも人気だもんね。
雑誌のような作りなんだけど、本のように読めるんだ。
ニッチな趣味のための雑誌が無数に存在してるよ。
+4■ 表紙に何故かイングリッシュブルテリアがいる。
それだけであの雑誌を買おうかって気になるよ。
+39 ■ 俺は靴の修理屋で働いてるんだけど、
こういう本を書くのがずっと憧れだった。
+2■ 日本の裁縫や編み物、かぎ針編みの雑誌や本も同様で、
私は2000年代から蒐集してるの。
どれも非常にレベルが高い。
+2■ あの雑誌の筆頭著者のナカムラさんは、
BEAMSのクリエイティブ・ディレクターだね。
+3■ フルーツも日本との間には大きな違いがあるよ。
日本人は丹精込めて作られたものには高いお金を払う。
そういうところで隔たりが生まれちゃうんだろうね。
+4「革命的な美味しさだ!」 日本生まれの『デコポン』が米国でカルト的な人気に■ ソーイングのコミュニティでも、
多くの人が和服のパターン(と生地)を愛用してますよ。
■ 僕のiPadには日本のファッションやデザイン雑誌が沢山入ってる。
担当の腫瘍内科医に日本語が話せるのか訊かれたくらいだ。
+7■ 基本的に、画材や文房具もそう。
日本には欧米よりも質の高いものが揃ってる。
+3■ 革全般に関する興味深い事柄は、
世界最高の革職人や細工職人の何人かは日本人という事実だ。
■ 日本には素晴らしいオーダーメイドの靴職人がたくさんいる。
あの国は品質のワンダーランドだよ。
+11■ 持続可能性、耐久性、ケア、ディテールにこだわる人々にとって、
日本人はユートピアだと断言出来る。
+20 ■ 自分のインスタグラムの半分は、
日本の男の人たちがその日の服装を披露する内容なんだけど、
いつも圧倒されちゃってる俺がいる。
+10「日本に行くのが怖い…」 初来日した海外アニメーターが日本人の姿に衝撃■ 洋裁系の本もやっぱり隔たりがあるもんね。
イラストが分かりやすいから英語に翻訳する必要がない。
+4■ まるで俺のために用意されてる雑誌じゃないか!!!
+2■ 日本はこういった分野の王様だから。
昆虫・魚・菌類に関するオタクっぷりは、
自分が見てきた中では他に類を見ないくらい。
明らかにファッションもそうだね。
+2 ■ 日本の雑誌の質の高さは驚異的だ。
シェアしてくれて、どうもありがとう!
+2
なおこの編集者さんは、投稿時点では、
Googleレンズの翻訳機能などの存在は知らず、
フォロワーに教えられて初めて知ったようでしたが、
つまりは文章の内容が全く分からない状態でも、
感動を覚えるほどの質の高さだったということですね。
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