皇室の方々の護衛、皇居及び御所の警衛を担当する、皇宮護衛官。
護衛官は警察庁に置かれている附属機関、皇宮警察本部に属していますが、
特別司法警察職員であり、警察官ではありません。
皇宮護衛官の定員は920人。
その専門性から、警察官とは別枠の皇宮護衛官採用試験が設けられています。
特に天皇皇后両陛下や皇族方の身辺警護を行う侍衛官には、
茶道、華道、和歌などの教養が求められ、馬術に関しては必須となっているそうです。
映像は皇居正門にて行われる皇宮護衛官の交代式の様子。
毎日行われておりますが、警備上の問題から正確な時間などは公表されていない為、
目にするには運、或いは待ち続ける根気が必要になるようです。
それでは映像に寄せられた外国人の反応をごらんください。
「これが日本の凄さだよ」 天皇陛下の御料車列が取った行動にタイ国民が衝撃
Changing of the Guards, Imperial Palace Tokyo, Japan ■ タイミングが本当に見事だ。
特に後ろにいる人の様子が分からない時の動きは凄い。
イギリス■ 日本のインペリアルガードの交代は本当に美しいね。
スペイン■ いいね。日本文化の実用性や機能性を象徴してる。
興行的な要素やプロトコルなんか本来必要ないんだよ。
交代の時間だからただ交代する。それでいいんだ。
アメリカ ■ ほとんどの皇帝が世界から姿を消す中、
日本の王朝だけは世界で唯一「皇帝」の称号を戴いている。
今でも他に世界に現存してるのは王、女王、王女、
あるいは大公であったり法王とかだけだもんね。
イギリス ■ 文句なしの完璧性じゃないか!
オーストラリア■ 個人的には
アメリカ(母国)と
ロシアのが好きだ。
アメリカ ■ 日本だっていうからもっと凄い物を期待してた。
アメリカ■ これが日本流なんだからああだこうだ言うなよ。
他の国がどうやってるのか調べてみろって。
アメリカ■ 一部の国とは違って、本来の形を実践してるように思う。
南アフリカ ■ 俺も観ていて凄く感銘を受けたよ。
オランダ■ 自国の皇居を守るのに、日本の伝統を感じさせるような、
独自性のある衛兵がいないのは残念。
ドイツ■ シンプルだが、無駄のない仕事ぶりだ。
イギリス■ 衛兵なのに武器は持ってないの?
オーストラリア ■ 日本だし衛兵は絶対武道を心得てるんだと思う :P
アメリカ■ 日本人は伝統と現代の融合を見事な芸術に仕上げたよね。
モダンな高層ビルと古い建物のコントラストは、
見る度毎回驚かされるもん。
ニュージーランド ■ 日本人はどんなことも、本当にどんなことも、
完璧な状態に仕上げてくる人たちだから(笑)
タイ■ 日本の皇宮警察とその歴史についてもっと知りたくなった。
誰か英文で書かれたソースの場所を知らないか。
アメリカ■ 俺はてっきりカタナを装備してるのかと思ってた。
ほら、バチカンの衛兵がハルバード(矛槍)を装備してる感じで。
少なくとも儀式用のものを使ってもいいと思うんだよね。
アメリカ
■ 素晴らしく洗練されてるなぁ。
日本には衛兵が対象の無名戦士の墓ってあるのかな?
あるなら訪問してみたい。
アメリカ ■
イタリアの交代式のほうが好きだな。
人数が多いし、制服もファンタスティックなんだ。
イタリア■ 石垣が眼を見張るくらいに素晴らしい。
不揃いの石と長方形の石を見事に組み合わせてる。
しかもモルタルとかはまったく使ってないようだし!
アメリカ
■ 制服に日本の伝統的な、名誉の象徴となる何かを取り入れればもっとクールかも。
例えば部分的にサムライの鎧を含めるとか。
マレーシア ■ だけどサムライは1868年の明治維新の時に、
廃止されてしまったから仕方がないね。
カナダ ■ キビキビとしてていいね。
でも
バッキンガム宮殿の衛兵のほうがより見事だ!
イギリス■ 日本の交代式がちょっとシンプルなのは確かだと思う。
だけどあれ以上何かを加える必要があるとは思わない。
こういったものが「見世物」と化してしまうのが大嫌いだ。
フランス □ 日本の衛兵さんはまったく武器を持ってないの?
スウェーデン ■ 腰元にピストルは携帯してるぞ。
アメリカ □ 「王宮」の門を守る衛兵の人たちが、
あんな軽装備だなんて驚きじゃないか?
スウェーデン ■ 恐らく皇宮警察は文民だからじゃないかな。
日本の衛兵は警察内の特別な機関に属する人達なんだ。
アメリカ■ きっちりとしていて、シンプルで、控えめ。気に入ったよ。
ノルウェー■ ようやく無駄な動きをすることがない、
有能な衛兵さんの姿をお目にかかれたよ。
+3 ボスニア・ヘルツェゴビナ 各国と比べると相対的にシンプルな交代式であることから、
評価というか、好き嫌いがハッキリと分かれておりました。
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