コンテンツにスキップ

鶴岡信用金庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶴岡信用金庫
TSURUOKA SHINKIN BANK
本店
本店
種類 信用金庫
略称 つるしん
本店所在地 日本の旗 日本
997-0035
山形県鶴岡市馬場町1-14
設立 1926年大正15年)11月11日
(有限責任鶴岡庶民信用組合)
業種 金融業
法人番号 2390005003899 ウィキデータを編集
金融機関コード 1142
事業内容 協同組織金融機関
代表者 佐藤祐司(理事長
従業員数 188名
(2023年3月31日現在)
支店舗数 13店
(2023年3月31日現在)
会計監査人 グローリー監査法人
外部リンク 公式ウェブサイト
テンプレートを表示
鶴岡信用金庫のデータ
英名 TSURUOKA SHINKIN BANK
法人番号 2390005003899 ウィキデータを編集
貸出金残高 850億円
預金残高 2093億円
特記事項:
2021年3月31日現在
テンプレートを表示

鶴岡信用金庫(つるおかしんようきんこ、TSURUOKA SHINKIN BANK)は、山形県鶴岡市に本店を置き、庄内地方に支店を展開する信用金庫(信金)。山形県内で最大手の信金である。

歴史

[編集]

2005年6月、酒田市に本店を置いていた酒田信用金庫が鶴岡信金に合併を申し入れたが、当時酒田信金において、酒田駅前再開発を予定していた不動産会社(2006年3月破産)に対する多額の融資が不良債権化していたため、実現には至らなかった。

その後2006年2月、酒田信金が経営陣を一新。信金中央金庫から理事長を招聘したほか、約60億円の優先出資を受け、不良債権処理を進めた。これによって改めて2007年に入り、不良債権処理の目途が立ったとして酒田信金が鶴岡信金に改めて合併を申し入れ、対等合併が成立[1]2008年3月17日に新・鶴岡信金が発足した[2]

定款上の営業区域は、鶴岡市、酒田市、庄内町三川町遊佐町の庄内地方全自治体に加え、新潟県村上市のうち旧岩船郡山北町と定められている。

本店営業部

[編集]
旧本店

1960年の建築から59年が経過し老朽化していた本店営業部は2019年に建て替えられ、同年2月25日に使用が開始された。新本店は全面ガラス張りのデザインによる3階建てで、延床面積は1,655平方メートル。2階には事業継続計画に対応するため、自家発電装置も設置された。

沿革

[編集]

若手経営者塾 マネジメントキャンパス

[編集]

庄内において経営者が高齢化し減少していることや、時代の変化に対応できず業績不振に陥り、倒産する企業も多い状況を踏まえ、若手経営者に奮起を促し、人脈やノウハウを提供することを目的に設置され[12]、2021年4月には第6期生を迎え講義を開始した。鶴岡工業高等専門学校客員教授の平尾清が塾長を務める。

totoの払い戻し店

[編集]

スポーツ振興くじ (toto) 当選券の払い戻し店は以下の店舗でのみ取り扱う。

  • 本店営業部
  • 酒田営業部

脚注

[編集]
  1. ^ 「鶴岡信金 酒田信金が合併へ 対等で基本合意 同業種で県内一」『読売新聞』山形版 2007年6月2日
  2. ^ “新「鶴信金」スタート 酒信金と合併 預金残高で県内最大”. 荘内日報. (2008年3月18日). http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/ad/day.cgi?p=2008:03:18:1941 2016年1月28日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 『日本金融名鑑 1989年版 下巻』100ページ
  4. ^ a b c 『令和4年度鶴岡信用金庫ディスクロージャー誌』31ページ
  5. ^ “「山形創生ファンド」創設 山形銀など”. 河北新報. (2015年6月3日). http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150603_52040.html 2016年4月30日閲覧。 
  6. ^ “鶴岡信金にロボットのペッパーさん 県内の金融機関で初採用”. 山形新聞. (2015年9月16日). http://yamagata-np.jp/news/201509/16/kj_2015091600380.php 2016年1月24日閲覧。 
  7. ^ “鶴岡信金「若手経営者塾」、4月に開設 奥田シェフら5講師招く”. 山形新聞. (2016年1月9日). http://yamagata-np.jp/news/201601/09/kj_2016010900149.php 2016年1月24日閲覧。 
  8. ^ “鶴岡信金、村上信金と連携協定 県境超え共に活力”. 山形新聞. (2016年4月28日). http://www.yamagata-np.jp/news/201604/28/kj_2016042800579.php?keyword=%E9%B6%B4%E5%B2%A1%E4%BF%A1%E7%94%A8%E9%87%91%E5%BA%AB 2016年4月30日閲覧。 
  9. ^ “戊辰戦争で敵対、薩摩・庄内の信金タッグ 維新150年記念 鹿児島相互と鶴岡、広域交流”. 日本経済新聞. (2018年4月5日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29059160V00C18A4LX0000/ 2018年4月13日閲覧。 
  10. ^ “鶴岡など日本海側の4信金協定 成功事例、ノウハウ共有”. 山形新聞. (2019年3月5日). http://yamagata-np.jp/news/201903/05/kj_2019030500074.php 2019年3月16日閲覧。 
  11. ^ 店舗統廃合等に伴う店舗名等の変更について』(プレスリリース)鶴岡信用金庫、2020年4月https://www.tsuruoka-sk.jp/images/20200417_tenpotouhaigoumeisyouhenkou.pdf2020年4月28日閲覧 
  12. ^ 「山形経済ナビ 庄内で若手経営者塾 鶴岡信金 事業者減 危機打開へ」『読売新聞』山形版 2016年2月4日

外部リンク

[編集]