西村実造
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西村 実造(にしむら じつぞう、1894年(明治27年)4月19日 - 1950年(昭和25年)8月7日)は、日本の政治家。兵庫県生まれ。公選初代埼玉県知事。1947年(昭和22年)カスリーン台風被害、1948年(昭和23年)埼玉県庁舎焼失など乗り切り、西村県政と謳われた。
略歴
[編集]- 1919年(大正8年)東京帝国大学法学部卒業。
- 1920年(大正9年)日本郵船株式会社入社。
- 1936年(昭和11年)南満州鉄道に入社。水道局長に就任。
- 1942年(昭和17年)大連汽船株式会社専務に就任。
- 1946年(昭和21年)政府に請われて第40代(官選)埼玉県知事に就任。
- 1947年(昭和22年)知事公選で第42代(公選初代)埼玉県知事に就任。
- 1948年(昭和23年)県庁が放火により焼失し、県職員が逮捕(冤罪の疑いがあり、職員は自殺)。責任を取って辞表を提出するが、当時の埼玉軍政部に忠告され知事を継続する。
- 1949年(昭和24年)日本シルク事件により収賄容疑で逮捕、起訴され埼玉県知事を辞職。
- 1950年(昭和25年)日本シルク事件の係争中、心臓発作により急逝。一連の事件は公訴棄却となった。
関連項目
[編集]公職 | ||
---|---|---|
先代 新設 |
埼玉県知事 公選初代:1947年 - 1949年 |
次代 大沢雄一 |
官職 | ||
先代 関外余男 |
埼玉県知事 官選第40代:1946年 - 1947年 |
次代 宮脇倫 |