紫藤りゅう
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しどう りゅう 紫藤 りゅう | |
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本名 | 安藤 瑠璃子[1] |
生年月日 | 5月5日 |
出身地 | 日本 東京都文京区 |
身長 | 174cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2010年 - 2023年 |
活動内容 |
2010年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2019年:宙組へ異動 2023年:宝塚歌劇団退団 |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
紫藤 りゅう(しどう りゅう、5月5日[2] - )は、元宝塚歌劇団宙組・星組の男役スター[3]。
東京都文京区[4]、大妻高等学校出身[4]。身長174cm[5]。愛称は「るりこ」、「しどりゅー」[4]。
来歴
[編集]2008年、宝塚音楽学校入学。
2010年、宝塚歌劇団に96期生として入団[6][5]。入団時の成績は16番[6]。月組公演「THE SCARLET PIMPERNEL」で初舞台[6][3]。その後、星組に配属[6][5]。
2011年の阪急阪神初詣ポスターモデルに起用される[7][8]。
2016年の「こうもり」で新人公演初主演[9][10]。新人公演最終学年となる入団7年目での抜擢となった[9][10]。
2018年の「New Wave!-星-」で、瀬央ゆりあとバウホール公演ダブル主演[11][5]。
柔らかな笑顔が光るノーブルな男役として人気を博したが、2023年6月11日、真風涼帆・潤花トップコンビ退団公演となる「カジノ・ロワイヤル」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[5][3]。
退団後はIT業界へと進み、株式会社グラッドキューブに会社員として勤務している[1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2010年4 - 5月、月組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(宝塚大劇場のみ)[9]
星組時代
[編集]- 2010年8月、『摩天楼狂詩曲(ニューヨークラプソディー)〜君に歌う愛〜』(バウホール)
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』
- 2011年1 - 2月、『メイちゃんの執事』(バウホール・日本青年館)
- 2011年4 - 5月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - 新人公演:ドアボーイ(本役:麻央侑希)『めぐり会いは再び』(宝塚大劇場)[10]
- 2011年6 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』『めぐり会いは再び』(東京宝塚劇場)
- 2011年8 - 9月、『ランスロット』(バウホール) - ベディベア
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - 新人公演:バシャー・ター(本役:壱城あずさ)
- 2012年3 - 4月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!』(ドラマシティ・日本青年館)
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - 新人公演:モウリーニョ(本役:漣レイラ)『Celebrity』
- 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - アンリ『Celebrity』(全国ツアー)
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - 新人公演:ルナール(本役:麻央侑希)『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - 新人公演:ブランファム/ヴァルゴオムA/プティタミ(本役:麻央侑希)
- 2013年3 - 4月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』 - 白猫『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:マーキューシオ(本役:壱城あずさ/天寿光希)
- 2013年9 - 10月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!II』(東京国際フォーラム・博多座)
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - 新人公演:ナポレオンII世(本役:天寿光希)[10]
- 2014年5 - 6月、『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』(東急シアターオーブ) - 臣下
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - ビル、新人公演:カーティス・ダンフォード(本役:真風涼帆)『パッショネイト宝塚!』
- 2014年11 - 12月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - チャーリー
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - セブンシーズ、新人公演:マルコス・ファビオ(本役:天寿光希)『Dear DIAMOND!!』[10]
- 2015年6 - 7月、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ)
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - クロスビー、新人公演:ネイサン・デトロイト(本役:紅ゆずる)[10]
- 2016年1月、『鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものは-』(バウホール) - エルネスト/諸侯
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - キセノン、新人公演:ファルケ博士(本役:北翔海莉)『THE ENTERTAINER!』 新人公演初主演[9][10][3]
- 2016年6月、『Bow Singing Workshop〜星〜』(バウホール)
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 辺見十郎太、新人公演:八木永輝(本役:礼真琴)『ロマンス!! (Romance)』
- 2017年1月、『燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-』(バウホール) - 織田信忠
- 2017年3 - 6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - ファーレイ
- 2017年7 - 8月、『オーム・シャンティ・オーム-恋する輪廻-』(梅田芸術劇場) - SP/店員
- 2017年9 - 12月、『ベルリン、わが愛』 - クリストフ『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
- 2018年2月、『うたかたの恋』 - クライス『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』(中日劇場)
- 2018年4 - 7月、『ANOTHER WORLD』 - 左大臣・善名『Killer Rouge(キラー ルージュ)』
- 2018年8 - 9月、『New Wave!-星-』(バウホール) バウW主演[11][5][3]
- 2018年10月、『デビュタント』(バウホール) - ビュレット
- 2019年1 - 3月、『霧深きエルベのほとり』 - エンリコ『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』
- 2019年5月、『アルジェの男』 - ミッシェル『ESTRELLAS(エストレ―ジャス)〜星たち〜』(全国ツアー)
- 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS -食聖-』 - プロデューサー『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
- 2019年11 - 12月、『ロックオペラ モーツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - ローゼンベルグ伯爵/市民
宙組時代
[編集]- 2020年8 - 9月、『FLYING SAPA-フライング サパ-』(梅田芸術劇場・日生劇場) - スポークスパーソン101[3]
- 2020年11 - 2021年2月、『アナスタシア』 - コンスタンチン/セルゲイ
- 2021年4月、『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』(東京建物 Brillia HALL) - ネイサン・ヒューズ/ラディック・ブリーチェク
- 2021年6 - 9月、『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』 - J・モリアーティ大佐『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』[4][3]
- 2021年11 - 12月、『プロミセス、プロミセス』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - ジェシー・ヴァンダーホフ[4]
- 2022年2 - 5月、『NEVER SAY GOODBYE』 - マックス・ヴァン・ディック/ココナツ・ボーイ[3]
- 2022年6月、『FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)』(東京ガーデンシアター)
- 2022年8 - 11月、『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』 - ヤマト『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』[3]
- 2023年1月、『MAKAZE IZM』(東京国際フォーラム)
- 2023年3 - 6月、『カジノ・ロワイヤル〜我が名はボンド〜』 - フェリックス・ライター 退団公演[5][3]
出演イベント
[編集]- 2011年7月、轟悠ディナーショー『Rendez-Vous〜今宵きみと〜』
- 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』[注釈 1]
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』[注釈 1]
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
- 2019年8月、綺咲愛里ミュージック・サロン『My Melody』[13]
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
広告
[編集]CM出演
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 【社員紹介】宝塚歌劇団からIT業界へ!仕事を通じて成長しながら、会社とお客様に貢献していきたい。 株式会社グラッドキューブ。
- ^ 『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、134頁。ISBN 978-4-86649-223-0。
- ^ a b c d e f g h i j k Memories of 紫藤りゅう タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d e <華宝塚>夢を届けられる男役に 紫藤(しどう)りゅう(宙組) 東京新聞。
- ^ a b c d e f g 宝塚歌劇宙組の組長・寿つかさ、紫藤りゅうが6月にトップコンビと同時退団 スポーツ報知。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 122.
- ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 77.
- ^ a b “50年のあゆみ - 年の初めを飾るTOKK年始号 表紙特集”. 阪急阪神マーケティングソリューションズ. 2022年3月25日閲覧。
- ^ a b c d “「無我夢中で」最後の1年も走り抜ける/紫藤りゅう”. 日刊スポーツ. 2016年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g “フェアリーインタビュー 星組 紫藤りゅう”. ウィズたからづか. 2016年5月1日閲覧。
- ^ a b “瀬央ゆりあ初主演公演が開幕!2幕で女役挑戦 宝塚”. 日刊スポーツ. 2019年5月28日閲覧。
- ^ “宝塚歌劇大量トレード!永久輝せあが雪組→花組 愛月ひかるは専科→星組へ”. スポーツ報知. (2019年8月2日) 2019年10月23日閲覧。
- ^ 綺咲愛里ミュージック・サロン「My Melody」('19年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ タカラジェンヌ7名がCMに一挙出演! 美しい“歩き”を颯爽と披露 ORICON STYLE。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。