神真都Q

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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神真都Q(やまときゅー)とは、アメリカ発祥のシェアードワールドコンテンツ『Qアノン』を下敷きとして日本ユーモアを普及させることを目的とする創作サークルの一つである。いや、一つであった

概要[編集]

シェアードワールドコンテンツとはクトゥルフ神話体系や蓬来学園シリーズのように「複数の作家が設定やキャラクターを共有して作り上げるコンテンツ群[1]」を指す言葉で、20世紀初頭のイギリスで生まれた比較的新しいコンテンツ形態である。Qアノンはその中でも2010年代後半になって生まれた非常に新しいもので、「もし全ての陰謀論が現実になったら」という設定の架空世界を舞台として様々な作家が都市伝説やネットロアを盛り込んで人気を博している。が、日本での知名度は思うように上がっていない。これはそもそも多くの日本人が「陰謀はあって当然」「政治家は愚かでなければならない」と信じ込んでいる[要出典]為、「陰謀論をカジュアルに楽しむ」……つまりネタをネタとして笑い飛ばしての肴にする事が余りにも不得手な事に由来する[2]

そんなクソ真面目で不器用な日本人にもグローバルなユーモアを受け入れる土壌を拵えるべく、神真都Qは2021年に組織された。代表者は甲兄[3]こと村井大介(以下ムライ)と元俳優の岡崎礼(通称:イチベイ)。カジュアルなサークルであることを強調しており、入会金900円と年会費3600円を納めさえすれば余程の事(個人情報を偽っての登録や暴力事件等)を起こさない限り蹴り出されるような事はない[4]。加えてサークル内の連絡をLINEのオープンチャットにするなど、若向きなカジュアル要素も強い。……が、下記するようにネタ自体は1980年代的であり、若者から支持を受けているかは不透明[5]

活動傾向[編集]

広報活動を行う神真都Q(画像右)と、一般的な聴衆(画像左)

本家Qアノンはトランプ大統領ロスチャイルド家などアメリカ人向けのネタが非常に豊富だが、さすがに日本向けではないとしてその辺りはあまり大きくは扱っていない。代わりに日本で80年代オタク文化を代表するレベルで大ブームとなったオカルトSF路線のネタが頻繁に使われており、なかでも「人々は銀河戦争から逃げ延びた宇宙人によって構成される政府機関に支配されている」 「龍神天王は甲軍と神真都Qを守る世界皇帝」と主張し、人口の3割がアセンションすれば宇宙人の支配から解放されるという「大和グリッド帰還計画」を巡るシナリオが物語の中核設定となり、そこから派生する形で様々な作品が広く展開している。なお龍神天王を始め造語が非常に多いのも特徴で、前世ブームを知る世代に強く刺さる内容になっている。

またコロナ禍で沈んだ日本を盛り上げるべく、ワクチン接種会場で積極的にイベントを行うなど対外的な行動も多い。特に2022年2月には鬼滅の刃の人気キャラクター煉獄杏寿郎コスプレを披露したメンバーがメディアに取り上げられ、Twitterを中心とするネット界隈で大きな話題となった。

終焉[編集]

活発な活動を続けていた神真都Qであるが、終わりはあっけなかった。2022年の春先に代表の一人であるイチベイ他数名がワクチン接種会場近くでパフォーマンスを行った結果、そのあまりのウザさ…もとい自由な行動に対し遂に警察がプッツン来てしまい、公安が家宅捜索に乗り込んだのである。これに並んでイチベイ他は騒乱容疑でけーさつのおにーさん相手の研究発表会開催を命じられることとなった。

動きが早かったのはもう一人の頭である甲兄ことムライである。ムライはソウルフレンズであるイチベイとの別れに胸を痛め、6月以降は警察からの不当な弾圧から逃れるべく、会費の電子振込を取りやめ現金書留による送金に変更。そして7月から神真都Qによる捜索を同人から商業へと変えるべく株式会社設立を宣言した。ムライはイチベイとの再会を切り株を見ながら兎を待つかの如く私待つわ、いつまでも待つわの精神で見守ろうとしたが、その献身的な態度が「私の方がイチベイ様を待っているのよ!」「付き合いが長いからって偉そうに!」と逆鱗に触れた会員の一斉離開を招くこととなった。同担拒否とは恐ろしいものである。こうして神真都Qは8月ごろになると各地方支部も閑古鳥が鳴くようになり、イチベイの同人誌即売会in法廷も始まったことにより徐々に崩壊を来していく。

夏も終わるとイチベイ派のサークルメンバーはイチベイを利用するだけして本人は何の擁護もしなかった[6]ムライに反感を募らせていくこととなり、イチベイの同人誌即売会終了後には神真都Qは完全に内部分裂を起こした。トドメとばかりに同年11月にはムライがファンクラブ会費を600万円以上着服していたにもかかわらず、生活保護を不正受給するという炎上騒ぎも起き、事実上の壊滅となった。ざまあ。

しかも、この内部抗争に乗じてサークルの顧問弁護士がサークル活動を私物化するなどの暴挙に出ており、危うくヘイト団体になりかけるところであったが残党が「そんな事より早く宇宙人とかの話をしろ」幼稚園児の紙芝居鑑賞みたいなヤジが飛んで失敗に終わるなど、もはや何が何だかさっぱりわからない事態となっている。まあそれでも活動自体はしているのだが、全盛期に比べれば格段に質・量ともに落ち、一部の即売会では出席者2人という有様であった。

とどのつまり、神真都Qが本当に創造したかったものはファンの笑顔でも空想の世界の理想郷でもなく、ファンからのお布施と自己顕示欲だけだったのであろう。

2023年現在では、もはや神真都Qは団体として全く体を成しておらず、ムライ派とイチベイ派に分かれた残党が互いを「お前はDSの回しものだ」とばかりに罵り合い続けているばかりであり、創作サークルどころかただのアンチスレ住民同然に成り下がっている。結局のところ、日本でこの手のサークルをやるには下準備が足りていなかったということがまざまざと証明される結果となった。

脚注[編集]

  1. ^ 二次創作とは異なり、参加する作品は全て公式扱いとなる。
  2. ^ また肩の力を抜いて楽しむ事自体が絶望的に苦手であり、苦しく思うまで極めなければ趣味扱いされない。
  3. ^ ちなみに甲なる人物は架空の存在である。
  4. ^ ただしこの手のサークルでは問題を起こして追放されるケースは少なく、大抵は会費未納が原因になるが。あのエスパー伊藤氏も1990年代半ばに同人サークル「サークル霊」を追い出されているが、これも会費未納が続いたためである。
  5. ^ 若者に受けようとして急遽アイドルを広報に据えようとしたものの、すったもんだの末元グラドル小出広美(1966年生まれ)を採用してしまった。一周回ってネタとも取れるが、本気でやったのかもしれない。
  6. ^ イチベイがムライの冷淡な対応に離心し退会を口に出した際も無視し、ムライはTwitterのアカウント名にイチベイの名前を使用したままで、咎められても一方的に「イチベイならオレの本心を分かってくれるから」と決めつけて突っぱねるなどの行為に及んでいた。例えるなら稲垣吾郎が「SMAP稲垣吾郎とキムタク」というアカウント名で(キムタクの了承など取らず)SMAP解散後もSNSで活動するようなもんである。

関連項目[編集]

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このページは、いかれたあるいは、ばかばかしい陰謀論を議論しています。しかしアンサイクロペディアは断固としてその陰謀の存在を否定します。
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