日本の話芸
日本の話芸(にほんのわげい)とは、NHKにおけるお笑い番組である。
概要[編集]
1991年に開始されたこの番組は、判りやすくいうなら一人爆笑オンエアバトルである。30分間、画面上でたった一人だけオンエアされるという、芸人にとっての晴れ舞台かつ芸能人にとっての地獄が大きな特徴である。このような番組スタイルのため漫才やコントスタイルの芸人からは徹頭徹尾嫌われており、誰も出演したことはない。しかし、現時点で落語や講談、浪曲がオンエアされている番組がここしかない以上、愛好者たちはしぶしぶとこの番組を取り貯めしているのが現状である。
内容[編集]
オープニングに林家木久扇の絵が流れる。彼は清水崑(酒造メーカー黄桜の河童の絵で知られる)門下で漫画家を目指し、漫画サンデーに漫画を掲載したこともあったため、少なくとも、絵についてはバカではない。なお、彼はゲイにパンツを買ってやったこともあるが、これはゲイNo!人ではなく、ゲイ人であれば何の問題もない。
会場は主に東京・大阪の演ゲイホール、もしくは浅草木馬亭で行われる。主なプレイスタイルとして、全ての演目において言葉攻めで観客を陶然とさせていく。演者によってはオーバー500もありうる。しかし、時には300キロバトルを切るような外れもあり、こればかりは見てみないと判らない。なお、講談では道具としてハリセンを使用し、浪曲では伴奏もつく。これは、往年のスタイルをそのまま受け継いだものである。以前はロウソクも使用していたが、明治・大正以降は使用されなくなった。ムチは愛のムチが楽屋で使われる程度である。主に古典スタイルを愛する客層に絶大な人気を誇っている。
放送時間[編集]
ちょっと生活に疲れた奥様方をメインターゲットに、毎週火曜の午後2時から放送している。しかし、本来のターゲットである芸(ゲイ)人好きを対象に深夜放送と3:00~5:00といった超朝方放送も行っており、その方面からも大きな支持を得ている。
過去の主な出演者[編集]
・・・何か足りないと思ってはいけない。
- 入船亭扇橋(九代目)
- 桂ざこば(二代目)
- 桂三枝
- 桂雀三郎(三代目)
- 桂雀々
- 桂都丸
- 桂南光(三代目)
- 桂春団治(三代目)
- 桂福団治(四代目)
- 桂文我(四代目)
- 桂文珍
- 桂文楽(九代目)
- 桂米丸(四代目)
- 五街道雲助(六代目)
- 古今亭円菊(二代目)
- 古今亭志ん五
- 三笑亭可楽(九代目)
- 三笑亭笑三
- 三笑亭夢丸
- 三笑亭夢丸
- 三遊亭歌司
- 三遊亭栄馬
- 三遊亭円歌(三代目)
- 三遊亭円丈(三代目)
- 三遊亭円輔(三代目)
- 三遊亭円窓(六代目)
- 三遊亭金馬(四代目)
- 三遊亭鳳楽
- 春風亭小柳枝(九代目)
- 笑福亭鶴光
- 笑福亭松喬(六代目)
- 笑福亭仁鶴(三代目)
- 笑福亭福笑
- 昔昔亭桃太郎(三代目)
- 橘家円蔵(八代目)
- 立川左談次
- 林家染丸(四代目)
- 柳家小さん(六代目)
- 柳家小三治(十代目)
- 柳家権太楼(三代目)
- 柳家さん喬
- 鈴々舎馬風(五代目)
- 五代目 一龍斎貞花(いちりゅうさいていか)
- 六代目 一龍斎貞水(いちりゅうさいていすい)
- 一龍斎貞心(いちりゅうさいていしん)
- 三代目 神田松鯉(かんだしょうり)
- 初代 神田翠月(かんだすいげつ)
- 六代目 神田伯龍(かんだはくりゅう)
- 神田陽子(かんだようこ)
- 六代目 小金井芦州(こがねいろしゅう)
- 二代目 宝井琴桜(たからいきんおう)
- 宝井琴梅(たからいきんばい)
- 宝井琴嶺(たからいきんれい)
- 宝井琴柳(たからいきんりゅう)
- 六代目 宝井馬琴(たからいばきん)
- 田辺一鶴(たなべいっかく)
関連項目[編集]
企業 : | 日本放送協会 | 日本放送教会 |
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放送 : | NHK総合テレビジョン | NHKEテレ | NHKBS1 | NHKBSプレミアム | BS4K | BS8K | NHKラジオ第1 | NHKラジオ第2 | NHK-FM放送 |
連続テレビ小説 : | おしん | 君の名は | ちゅらさん | ゲゲゲの女房 | 梅ちゃん先生 | 純と愛 | あまちゃん | 花子とアン | マッサン | まれ |
大河ドラマ : | 草燃える | 新撰組 | 風林火山 | 天地人 | 江 |
その他の番組 : | 日本の話芸 | その時歴史が動いた | NHKのど自慢 | 爆笑オンエアバトル | プロフェッショナル 仕事の流儀 | プロジェクトX-挑戦者たち- | あさイチ | 見つけてこわそう | NHK杯テレビ囲碁トーナメント | ためしてガッテン | ダーウィンが来た! |