北山たけし枠

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
北山たけしが表彰式に登場...ではなく、これは北島三郎の代理出席である。

北山たけし枠(きたやま-わく)とは、NHK紅白歌合戦において実力を伴わないにもかかわらず出場した歌手を指す呼称である。視聴者の関心とNHK側の事情の乖離した部分であり、近年の同番組の視聴率を低迷させている主たる原因である。その代表例である歌手、北山たけしの名からこう呼ばれる。

ウィキペディア無し small.png

語の成立[編集]

北山たけしは、北島音楽事務所所属の演歌歌手。紅白歌合戦において絶対的な影響力を持つ北島三郎の弟子でありながらその次女と結婚した図々しい男である。彼が歌手としてと突出した成功を収めていないにもかかわらずNHK紅白歌合戦に5年連続で出場したことから「北島三郎への忖度である」との認識が強まり、以降の同番組において、諸々の事情により出場したものの実力が伴わない歌手のことを彼の名を用いて「北山たけし枠」と呼ぶようになった。2005年以降、新たに生まれた概念である。

典型的な北山たけし枠アーティストの特徴[編集]

セカオワ『habit』を我が物顔で踊る様子。意味深な歌詞[1]である。
  • トップバッターがジャニーズなどのアイドル、もしくは演歌歌手ならまず間違いない。
  • 楽曲のサブタイトルを「紅白○○メドレー」「○○○紅白ver.」にするなど、紅白を意識しすぎ。
  • 「SNSで話題」と謳われているが、初めて聴く楽曲である。
  • 「〇〇チャート〇位」などと言っているが全く聞いたことがない。(特に韓国アイドルが多い)
  • パフォーマンスに振り過ぎて肝心の楽曲が入ってこない。
  • 大手事務所に所属している、または大物に気に入られている。
  • NHKのテレビ番組でしか見ない。
  • ステージを降りて審査員や観客に近づいて執拗に絡む(握手をする等)。
  • 他人の曲を自信たっぷりに歌い上げる。
  • 他の大物歌手とコラボして出場しようとする。
  • 歌う前や後に司会と長々話す(実力のある歌手は歌唱後に「ありがとうございました。」と言うだけ)。
  • オープニングとエンディングで少しでもカメラに映ろうとする(他のアーティストを押す、跳びはねる等)。
  • 紅白出場が早めに決まりがち(後で発表すると「何でお前なの?」と批判されるからである)。

この枠が生まれた背景[編集]

「紅白歌合戦の選考にあたっては、1.今年の活躍、2.世論の支持、3.番組の企画・演出という3つの点を中心に、総合的に判断いたしました。[2]

 ~出場者の選考について、NHK

「じゃあ、なんで優里は出てないの?[3]

Bouncywikilogo.gif

 ~紅白の出場者一覧を見て、若者たち

「金と女で紅白の出場歌手を決めてたってのはまず間違いない話[4]

 ~紅白の内部事情について、立花孝志(NHK党党首)

北山たけしの実績[編集]

Bouncywikilogo.gif

シングル[編集]

サブちゃんの愛弟子に対する期待は大きく、デビュー曲『片道切符』はオリコン初登場20位(2004年5月3日時点)と健闘した[5]。しかし、以降も成長の兆しはなく、オリコン順位は横ばいで推移し続ける。そんな楽曲を引っさげて毎年のように紅白へとやってくる。地獄への片道切符である。

''紅白で披露した''5曲の成績
タイトル 発売日 最高順位 売上
男の出船 2005年2月25日   27位 7万8512枚
男の拳 2006年2月22日   28位 5万8000枚
男鹿半島 2007年8月29日   20位 3万2839枚
希望の詩 2008年4月23日   28位 2万1000枚
剣山 2009年1月21日   16位 5万3578枚

アルバム[編集]

北山たけしが紅白歌合戦に連続出場を果たしていた期間(2005年2009年)に発売されたオリジナル・アルバムの成績は以下の通り[6]。最高順位は200位台を低迷し、紅白に出場すればするほどアルバムが売れなくなるという悪循環に陥っている。

オリジナル・アルバムの成績('05~'09)
タイトル 発売日 最高順位 売上
一歩 2005年7月7日   138位   3057枚
2006年7月26日   265位   868枚
ふるさとの夕陽 2007年7月11日   297位   586枚

北山たけし枠の例(2006年~)[編集]

実力で紅白歌合戦に出場しているアーティストの方が珍しいのだが、中でも特徴的な「北山たけし枠」のアーティストを挙げる。

三山ひろし[編集]

第68回(2017年)から毎年、けん玉世界記録への挑戦を行っている。これは紅白でけん玉を披露することを恒例行事とすることにより、自身の楽曲がヒットせずとも毎年紅白歌合戦に出場できることに気づいた三山自身が画策したものである。この計画は成功し毎年の出場を果たしているが、肝心の楽曲のクオリティは他の出場者に比べ劣るため、三山が紅白で披露した楽曲を覚えている者はいない。若者からの人気を得られていないうえ、ご年配の方からも「演歌をナメている」といった批判があり、八方塞がりの模様。

水森かおり[編集]

Bouncywikilogo.gif

2003年(第54回)から連続出場している「ご当地ソングの女王」。紅白に毎年出る器ではないと自覚しているのか、2018年頃からネタに振るようになった。いわゆる演歌不真面目勢の筆頭。ファンはさほど多くないが熱量は高いようで、Wikipediaのページ[7]には「水森は毎年ヒット曲を連発しており…」といった極めて独自研究的な記述が含まれている。

工藤静香[編集]

『嵐の素顔』『慟哭』などのヒット曲を持ち実力は申し分ない。だが第73回(2022年)では『黄砂に吹かれて』で長女(Cocomi)と共演したにもかかわらず、NHK側は「フルート奏者のCocomiさんと共演」と紹介するなど頑なに長女であることを隠している(皆知っているのに)[8]。加えて、『黄砂に吹かれて』はフルートで演奏する曲ではない。娘を活躍させようとする母の愛情はもはや涙ぐましいものである。

Perfume[編集]

第59回(2008年)に『ポリリズム』で初出場。その後も数年おきにヒット曲を生み出すが、楽曲がヒットした年・しなかった年に関係なく、毎年新曲を中心に披露している。しかし第73回(2022年)では『チョコレイト・ディスコ』を含む過去の楽曲だけをメドレーで披露し、2022年にヒットした楽曲が無いことを自ら証明してしまった。所属事務所アミューズのNHKに対する強い権力を知らしめ続ける存在である。

坂道シリーズ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46[編集]

乃木坂46、櫻坂46(旧:欅坂46)、日向坂46の3グループは、毎年どれかのグループが必ず出場している。視聴者の大半が初めて聴くような楽曲を華麗な踊りとともに披露することにより、視聴率を-5~-2%程度上げることに成功している。そのうえ、少しでも長く映りたいという自己顕示欲のためか、流行りのアーティストや大御所の歌手のバックダンサーを我が物顔で行う[9]という図太さを持ち合わせている。これらの行為が、彼女らの生みの親である大物プロデューサー・秋元康が持つ絶大な権力により黙認されていることは言うまでもない

ジャニーズ[編集]

SMAPの解散(2016年)やジャニー喜多川氏死去(2019年)、の活動休止(2020年)、など、現在その勢力が急速に衰えている(というか、もうすぐ粉々になりそうな)ジャニーズ事務所であるが、NHKとの深いつながりを生かし、自社のグループを毎年多数出場させている。披露するのは昔売れた歌、もしくはファン以外誰も知らないであろう新曲のどちらかである。ファンではない視聴者に対して他局をザッピングするまたとない機会を提供する、重要な役割を果たしている。

純烈[編集]

第69回(2018年)の初出場以来、定期的にメンバーが脱退しながらも毎年出場している。世間一般に認知されている楽曲がほとんど存在しないため、なぜ毎年出場出来ているのかは謎である。自身の楽曲に対して自信と誇りを全く持っていないため、第72回(2021年)ではおもちゃのマジックハンドで観客に握手をして回るという、紅白でも他に類を見ない低レベルな演出で会場を沸かせた。音楽のジャンルでは、ゴールデンボンバーと同系統に位置する。

独自の感染対策を国民に流布しようと試みるピエロ。

視聴率低迷の要因についての分析[編集]

紅白歌合戦にも、実力のみで出場を勝ち取ったアーティストは少なからず存在する[10]。彼らは実力で勝負できるため紅白歌合戦に固執しておらず、出場を辞退することも増えると予想される。そうなると紅白は実力がなく、「紅白で何としてでも知名度を上げて売れたい」という目的で出場する音楽的落ちこぼれたちの祭典に変わっていき、視聴率は低迷し続けると考えられている。

日本レコード大賞との関連[編集]

TBS「輝く!日本レコード大賞」において大賞にノミネートされている楽曲の半分近くが、知らない楽曲で占められているという現象を「北山たけし現象」と呼ぶことがある。


注:アンサイクロペディアは嘘と出鱈目にまみれています。
ここに書かれた内容も嘘や出鱈目である可能性が高いです。…と、言いたい所なのだが、あるまじき事態……検閲により削除については完全な事実なのである。

脚注[編集]

  1. ^ 「悟ったふりして驕るなよ」と言う歌詞。乃木坂46やNiziuなどのバックダンサーに対するメッセージなのか。
  2. ^ 「選考について/第73回NHK紅白歌合戦」[1]
  3. ^ スキャンダルが原因だと言う人も多いが、紅白は犯罪者の出演を許容する番組であることを忘れてはならない。
  4. ^ 「NHK紅白歌合戦の腐りきった裏側を元NHK職員の立花孝志氏が実名で告白」[2]
  5. ^ これは、演歌歌手デビューシングルの初登場最高位記録(当時)である。
  6. ^ オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  7. ^ 「ウィキペディアは独自の考えを発表する場ではありません」[3]
  8. ^ 「見どころ紹介 第2弾」[4]
  9. ^ 第73回(2022年)では、SEKAI NO OWARIと山内惠介の2曲でバックダンサーを務めている。
  10. ^ 近年の初出場組に限ると、第69回の米津玄師『Lemon』や第70回のOfficial髭男dism『Pretender』、King Gnu『白日』、第72回の藤井 風『きらり』、第73回のウタ『新時代』、Vaundy『怪獣の花唄』などが挙げられる。