信州大学
信州大学(しんしゅうだいがく)は、日本の自治州である信州の松本市・長野市・上田市・伊那市(実際には上伊那郡南箕輪村)にある、日本の辺境部では最難関の国立大学である。
沿革[編集]
戦前は旧制高校・師範学校などに分かれていた。戦後、「駅弁のある特急の駅にはすべて国立大学をつくれ」という信州民の無茶苦茶なクレームにより、仕方なく新制「信州大学」が誕生した。なお、旧制高校や師範学校の分散の名残から、今も信州中にキャンパスが分散している。いわゆるたこ足大学であるが、実際には5キャンパスしかないので、たこ足と言うのは明らかに僭称である。自粛を求めたい。一般的なイメージとして東工大(東京工業大学。東京工科大学ではない)より偉い。
略称[編集]
信大(しんだい)である。ただしこの略語が通用するのは信州内のみ。州外で「しんだい」と言った場合、裏日本では新潟大学、道頓堀周辺では神戸大学と思われることが多い。そういうときのためには略さずに「しんしゅうだい」と名乗るのがよいが、このように関東で名乗ると専修大学と勘違いされるので、お得なんだか損なんだか微妙である(でも女の子相手なら、勘違いされたほうが得だと卒業生は言っている)。そのため、新潟大生との交流が深いサークルでは新潟大を「がただい」「にいだい」と呼ぶ。
交通[編集]
本部キャンパス(松本キャンパス)は、最寄り駅である中央線の松本駅から歩いた場合約3kmほど。街中にあるわりに不便な大学だが、もともと信州が不便なので気にすることもない。松本駅経由で松本キャンパスへ通う多くの学生がバスや自転車を利用するため、徒歩通学は少数派である。なお松本キャンパスには医学部があり、大学病院も併設されている。高齢者人口割合の高い長野県でこの立地は高齢の通院者にとってかなりの負担を強いることが問題視されている。
なお、工学部・教育学部・農学部・繊維学部はさらに辺境にあるので、公共交通機関での訪問が不可能との報告もある[1]。しかし調査員が報告直後に消息を絶ったので、詳細は不明である。おそらく熊に襲われたのであろう。 そのため、これらの学部への進学希望者や、訪問予定者は、各自で大学のホームページなどでの確認をすること。
また、長野市民の前で「信州大の工学部・教育学部は松本より辺境にある」などと事実を正確に言ってはいけない。県庁所在地決定でもめにもめた信州南北戦争が再開してしまううえ、長野県誕生時に分県を唱えた長野市独立派の活動が活発になると危険視されているためである。この信州南北戦争は現在、いわゆる「北緯38度線」にて停戦中。実際の停戦ラインは北緯38度より遥かに南にあることが分かっているが、寒さとハイサーグラフは某38度線並なのでだれも正そうとしてない。
各学部の概要[編集]
人文学部[編集]
通称「暇な人文」。 本学の文系学部の中で最も卒業が難しいと言われる。ただし、本学にはそれ以外に文系学部がないので判断しようがない。(経法学部と教育学部は文系を主張している。しかし見た目や学生の生活スタイルがとても文系ではないので除外する。)一説によると、毎年1つの学年から1割〜2割の学生が留年ないしは退学をするという。特に1年から2年に上がる際には進級要件が設けられているため、1年間で大学に適応出来なかった者は直ぐに留年か退学かの選択を迫られることになる。
信州大学で唯一推薦入試を行っておらず、前期試験は共通テスト3教科と全国立大学の中で極めて"異質"な入試を行っている。そのため全国各地から"異質で特徴的"な学生が集まる傾向にある。
度々「変人文学部」や「奇人文学部」として、彼ら自ら人文学部を卑下する光景が見受けられるが、この発言は自身がその中でもマシな方だという安心感を得たいがためから来るものである。しかしそんな事はなく、むしろ変人の筆頭に近しい人物であることを自覚すべきである。
2年次になる前にコース選択があるのだが、これが大学入試より今後の人生を左右する多く、毎年希望コースに配属されず嘆く学生が散見される。
男女比は基本的に女子の方が多く1:2くらいの比率になっている。だが、だからと言って男子は直ぐに彼女が出来るなんて夢物語は存在しない、現実を見よう。
学生寮は思誠寮。過去に寮生がやらかした武勇伝の数々は、駅前通りの突き当りにある博物館で永久に晒されることとなった。
経法学部[編集]
通称「遊びの経法」。かつては「遊びの経済」と言った。学部再編によって誕生した学部である。しかし母体が経済学部であるため法学部としての側面はおまけ程度。学内には法学部の規模拡大を目標とする動きもあるようだが、正直成果は芳しくない。
「遊びの~」と言われているが、彼らの遊び先は山や湖や川である。せいぜい盛ってもカラオケボックスかボウリング場である。そのため一般的に都内私立大学生の遊びとはレベルが異なる。ようするに通称は他称でなく自称である。「まるで遊び人研究会を立ち上げた女子中学生並みだ」などと理学部生が言ったらしいが通じなかった。近年は「イケイケの経済」「ウホウホの法律」などと呼ばれている。
経法学部の卒業生が、都内の私立大卒業者の前で「学生時代は遊びまくっていたぜ」などと言って登山やハイキングや鍋パーティを自慢してしまい、冷笑されることは日常茶飯事である。しかし新人研修のときに枕を濡らした卒業生が後輩にそのことを伝えていないので、在学生たちは今日も元気に理学部や人文学部の学生を「陰キャ」と蔑み、自らを「陽キャ」と自称することに余念がない。もちろん医学部生にそんなことを言える根性はない。根性なしではない。大根性なしなだけである。 またその音から"刑法"学部と間違われることもあり、学外の法学部に学部を名乗ると異端扱いされることもしばしばである。
教育学部[編集]
通称「地元民」。基本的に県外からの進学者が多数を占める信州大学だが、本学部だけは別。県内の高校生に「おらこんな村いやだ。東京さ行ぐだ」という東京への羨望意識はあるのだが、教師を志す生徒はその憧れを捨てて県内大学へ進学することが主な原因とされる。
卒業は、それなりの学校で、それなりの教師になる。そのため学校関係者・県内在住の人物からの評判はよいが、県外の一般人からしたらただの未開人で検閲により削除。 教育というからには様々な教科に精通していそうなイメージをもたれることが多いが、自分の専門科目以外はほとんどが小学校レベルである(この件は同様の例である新潟大学を参照。多くの地方大学が同じ問題を抱えているため)。
なお、理学部には御嶽山の研究を行っている教員は存在しないのだが、なぜか教育学部には存在する。
理学部[編集]
通称「不夜城」。その理由は、なぜか明け方まで煌々と灯りがついているからである。そのため、とくに経法学部の学生から「奴らは眠らない」と言われ、恐れられた。実際には、少ない研究機材を使う機会を院生に奪われた卒論生が、深夜にやむなく機材を使っているためである。つまり眠らないのでなく、眠れないのである。貧乏国立大学の理系学生にはよくあることだ。
古来から、独自の学科である「物質循環学コース」が存在するとされているが、理学部内においても学生が滅多に目撃されず、実態は研究内容と共に謎に包まれている。分かっていることは少ないが、次のようなことが噂されている。
・生物学と地質学を混ぜ合わせて、炭酸水で割った味がする
・陸海空に渡る作戦遂行能力をもつ(海は湖も含む)
・物質循環学科の教官は、不自然なほど他学科の学生に人気の高い講義を担当している。
地方大学にしては珍しく、割とまともなただし影が薄い地球学コースも存在している。しかしながら第四紀地形や付加体などの研究がメインであり、絶賛活動中の活火山である御嶽山やキャンパス近くを通る動度クラスAAの牛伏寺断層の研究は行っていない。
学生は地球科学専攻の御多分にもれず、鬼界カルデラの形成を「割と最近」と言うなど時間感覚が狂っているという。
また、地球学コースを履修している学生が家庭教師のアルバイトに応募したとき「理学部」で止めておけばよいものを、学科とコース名まで名乗ってしまったため、山一つ向こうの家庭教師先を紹介されてしまったことがある。「地質学の学生は勉強のときにさえ山に登るから」と理由を説明されたらしいが、あながち間違ってないので反論できなかったそうだ。
ちなみに地球学コースには唯一のAO入試が存在する。「実地試験」と称して簡便な調査セットを持たせ、山へ出かけるらしい。やはり田舎である。高校時代にろくに勉強しなかった地学部の出身者の受け皿になっているという指摘もあるが検閲により削除。
工学部[編集]
通称「長野工学単科大学」。自治区・信州の暫定州都(都というほど人はいない)である長野市に、反りの合わない教育学部とは距離を置いて所在する。工学部と教育学部の距離は学生間の心の距離とも言われている。
長野市内では信州大学教育学部、長野県立大学、清泉女学院大学などで合コンが開催されているという噂があるが、工学部の学生は参加資格がないらしい。
信州大学の中では就職実績がずば抜けて良いが、それは実質的な男子大学の中で朝から晩まで研究に明け暮れた結果だと思うと涙が止まらない。 尚、就職先はメーカーが多く男女比率が偏ってるため伴侶を作るのは就職するよりも難関。
大学祭は、他学部と比べて、もっとも酒が大量に売られることで有名であった。学生寮である若里寮では、車を無断で止めると解体される。
農学部[編集]
通称「森」。理由は、外観が森にしか見えないため。なお実態も大して変わらないので気にしなくてよい。 他の学部が(曲がりなりにも)市に所在しているにもかかわらず、ここだけは村に所在している。そのため、厨二病が抜けきらない受験生が進学をためらうこともあるが、他の学部の所在地と大して変わりないことがわかると、安心するといわれる。
森にさえぎられて山が見えないので、信州病に罹りにくいと言う統計があるが、学生の実態をみるととてもそうは思えない。いい加減な統計に対し、進駐軍司令官さえ怒らせたともいわれるが、根拠となる統計資料の提出は今もなおごまかされている。
国立大学で最もレベルが高いと言われる。具体的にはレベル26、すなわち2600フィート、標高約770メートルである。
医学部[編集]
通称「結界」「治外法権」。信州大学内にあるにもかかわらず、ここだけは信州大の施政権が停止しており、東大の施政権が施行されている。ただし植民地としての施政権である。 また、他の学部生は、内部に入ることさえ許されないように結界が張られているとも言われるが、実際には入ることだけはできる。だが、医学部生との会話は困難である。それは、あまりに知的レベルが違うので、話が合わないためである。体育会も別組織となっており、かつては学内の旧軍施設を占拠していた。
人体実験もとい生体肝移植で有名になったが、結局ウリはそれだけであり、あとはごく一般的な地方国立大の医学部である。ただ本学の医学部生にその自覚がない。実に困った井の中の蛙である。それを戒めるため、学生寮は富岳寮と命名された。しかしそんな先人の配慮も気にせず、寮祭時期になるとジェンガを踊りながら食堂内に入ってきて、キングサイズのうたを歌う光景がしばしばみられた。
繊維学部[編集]
通称「ああ野麦峠」。いまだに工女が指導をし、女工が訓練をしているとか、女工哀史がこの学部の学生をモデルに書かれたとか言われる。しかし本学部には人文学部同様女性の教員や女子学生が極めて少ないことからもわかる通り、明らかな作り話である。しかし実態は女工哀史と大して変わりないため、通称が消えることはなかった。 繊維の研究が盛んであるのだが、一般人には理解されない。一般に広まるのはやはり女工哀史のイメージである。 京都工芸繊維大学や東京農工大学にかつて同名の学部があったが、今はこの大学だけ。 「見放されたわけではない!」と本学部の関係者は主張している。
学生生活[編集]
気候と風土[編集]
自治州・信州は雪国と思われがちだが、長野市に所在する工学部や教育学部を除けば、大して積雪に悩まされない。一年を通して冷涼であるため、かつては国立大学で唯一冷房設備がなかったが、単にまだ電気が通っていなかっただけである。なお現在は自家発電機が設置されたのか、一部では冷房が使えるらしい。住環境としては不便なように思われるが、本学に進学する学生の多くは、夏暑く冬寒い中部圏・北関東圏の出身者であるため、「(自分の出身地よりは)ずっとマシ」と思っている。だから少なくとも大きな問題となってない。なってないったらなってない。
北には筑摩山地、東には美ヶ原、西には北アルプス、南には塩嶺山地があり、山に囲まれている。そのためあまり山を見たことのない東京・千葉・埼玉の出身者が、ひどく不安に苛まれるともいわれる。これは「信州病」の一種である。「信州病」とは広義の閉所恐怖症や経時感覚の喪失や空間把握能力の混濁を含む精神疾患の総称であり、「地平線が見えない」「山で遠くが遮られている」などの状況下で「なぜかわからないが信州にきてから時間の進みが遅くなった」などの心理的不安や錯覚を感じるという症状を示す。しかし山がちな県内自治州出身者の中には松本を「広い」と感じる学生も少なからずおり、信州病患者と県内自治州出身者のあいだに心理的軋轢が生まれている。
なお、普通、大学では飲み屋でコンパなどが行われるのだが、信州大学生は、薄川、女鳥羽川、松本城、美ヶ原、北アルプス、こまくさ寮の屋上[2]など、どこでも飲み会やバーベキューや鍋をやる。これを素敵と思ってしまう人は、すでに信州病に罹っている。ご愁傷様である。 なお、女鳥羽川ではバーベキューが禁止であるため、たいていの信州大生は一年次の5月頃に警察のお世話になる。警察のお世話にならない人は、松本城の堀に飛び込み、病院のお世話になる。どちらの世話にもなったことのない学生は、たぶん信州大生ではない。信州大生はこれを「名物」というが、はた迷惑なだけである。
恋愛事情[編集]
地方国立大の例に漏れず、同棲を行う学生が多いのだが、本大学の場合は、暖房代をケチるため[3]といういささか情けない理由である。もっとも誰も調べた人がいないのでなんともいえない。あまり信じたくない。
同棲率は、筑波大、新潟大と並び、日本一とも言われるが、信州大の男子学生がもてるという話をこれまで聞いたことがないので、きっと嘘である。もっとも、信州大の女子学生は、松本大学(医科大学)の男子学生と同棲しているともいわれる。こっちは信憑性がある。
学生気質[編集]
春はハイキング、夏は登山、秋は紅葉狩り、冬はスキーとアウトドア派には垂涎の環境である。高校時代までインドア派だった者も、本学でアウトドア派に目覚めることが多い。もっとも目覚めすぎて信州病をこじらせ、社会復帰できなくなることも多い。
このような気質から、オタクや引きこもりの数は少ないと思われていたが、他の国立大学の例にもれず、なぜかやはり多かったという。つまり山小屋やペンション(バイト先)で引きこもっているのだろう。困ったものである。
著名人[編集]
脚注[編集]
「でも」や「しかし」、こういった接続詞があなたの「信州大学」への加筆を邪魔している。…じゃあ、いつ加筆するか?今でしょ! (Portal:スタブ)