ドイツ語
スペイン語は神への言葉、イタリア語は女性への言葉、フランス語は男性への言葉、ドイツ語は馬への言葉
〜 ドイツ語 について、カール五世・神聖ローマ皇帝
ドイツ語とは、ヨーロッパで話されているテレパシーである。ゲルマン言語の一つ。
概要[編集]
オーストリア人だって、sex人だって、ベルギー人だって、スイス人だって、リヒテンシュタイン人だって・・・、 様々な国で話されている言語の総称の事をドイツ語、と呼ぶ。ドイツ語=ドイツ人のみが話す言語、と思っているサノバビッチ共とビッチ共に最初に伝えておく。
ドイツ語は日本の多くの大学で第二外国語として習得することが奨励されているが、高貴でオシャレなイメージからフランス語を選択するものや、ビジネスに役立つからと中国語を選択する学生が増えているため、次第にドイツ語の存在感は薄くなってきている。ドイツ語を履修しておくと、オランダ語や北欧言語(スウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語)がすいすいと頭に入ってくる夢の様な言語なのだが、現在ドイツ語を履修するものは事実上軍事オタクと医者志望の学生、及び音楽専攻学生のうち約60パーセントの者のみである。なお一部マスコミ業界では、国際化の影響(又はネオナチ・ブームへの便乗)により英語ではなくドイツ語を使う傾向が見え始めている。
複数の語を一つの名詞としてまとめ、その上空白すら入れないという傾向があり、「男女共同参画社会をめざす女性教育を考える会」もドイツ語では一語としてまとめられる。また、すべての名詞には男性・女性・オカマ・複数という4つの性別、そして更には4つの格があり、それらに応じて冠詞や形容詞、代名詞、前置詞などの形が高度に暗号化される。例えば、英語の場合 the 一語で済む定冠詞も、ドイツ語の場合は4×4=16個覚える必要がある。同様に、すべての不定冠詞・代名詞・前置詞、更に膨大な量の形容詞・名詞などについてそれを繰り返さねばならないため、完全な習得は(一般教養より少し深い程度の)日本語よりも難しいといえよう(日本語を全て理解するのは多分人間には不可能である)。またある条件で「定動詞後置」により動詞の位置がめまぐるしく揺れ動くため、混乱に拍車をかけている。
また、主語が変われば動詞も変化する。例えば、英語で言うところの「go」(行く)という言葉は「geh」が当てはまるが、私、(Ich)が主語の場合、「geh`e`」。あなた(Du)が主語の場合、「geh`st`」、私たち(Wir)が主語の場合、「geh`en`」 ・・・` 、と一定のルールは存在するものの複雑怪奇極まりない言語と言える。
音声面では、/r/が巻き舌(震え舌)になることがよく知られているが、その話し方をすることが許されているのはアドルフ・ヒトラー総統閣下およびナチ党員だけで、一般のドイツ語話者が真似することは法律で厳しく禁じられている。閉音節が優勢な言語なので、日本人には難しい。実際は小学校の時にマスターしているのだが、その後のマウストレーニングを怠りがちのため、数多くの日本人は挫折することになる。フランス語とはまったく違う言語である事を念頭に置いてもらいたい。
敬語を使うかどうかは上下関係ではなく相手との距離による。そのため、社長と親しくなると自分がたとえ平社員であっても社長を相手にため口でしゃべらなければならず、逆にアルバイトごときにも敬語を使うべきときがある。特に難しいのが「神様、キリスト、仏陀、ムハンマドetc.に対しては『ため口』でなければならない」と言う規則であり、縦社会になれた日本人は、日本でせっかくドイツ語をマスターしても、ドイツで生活してみると、嫌になって帰りたくなるという人が多い。但し帰って来ても、「また行きたい」などとホザく。
誰がそんな風にしたかは、無駄だとは思うがドイツ語を母国語とする人達に聞いてくれ。(但しドイツ人とオーストリア人、ルクセンブルク人の間には微妙な見解の相違が存在するので、余り厳密に受け取らない方が良い。)
ドイツ文字[編集]
ヒゲ文字(フラクトゥール)と呼ばれ、日本国では楽譜や音楽ノートに記される場合がある。
戦後は、ドイツ人でも書けない国民が多く、イタリア文字(ローマ字)が使われている。但し、最後(Zの次)のエスツェットに相当する文字が無いからといってギリシア文字のβを使っては駄目である。
今では新聞の名前がドイツ文字で書いてあるくらい(『讀賣新聞』のようなもの)
特徴[編集]
- 高度な暗号化
- 単語が長い。
- 一文章も長い。
- ウムラウト(母音変身)がある。
- 閉音節が優勢である。
- 単語がやたらと長い。
- 軍事用語に特化している。
- アルファベット26文字の他にä、ü、ö、ß、の4つが追加され、実質30文字からなる。
- 単語が嫌になるくらいに長い。
- やけに単語がカッコいい
- バチクソ単語が長い
例[編集]
- Guten Tag! - こんにちは
- Mein Name ist Oscar Wilde! - 私の名前はオスカー・ワイルドです
- Ich bin in Dublin geboren. - 私はダブリン生まれです
- Ich bin im Jahr achtzehnhundertvierundfünfzig geboren. - 1854年生まれです
- Meine Kameraden, ich liebe den Krieg! - 諸君、ドナルドは戦争が好きなんだー
- Heil Hitler! - 私を逮捕してください。(右手を上げてアピールしながら)
- Donaudampfschiffahrtselektrizitätenhauptbetriebswerkbauunterbeamtengesellschaft - 世界一長いドイツ語の単語。意味は(ドナルド狂組合 )。
発音学[編集]
大体、日本人がローマ字で読む通りに発音すれば良いことになっている。鬼畜英米のように「あ」だけで6つもある、という事がない。日本人には楽ちんである。ただし、次の点には注意する。
- ドイツ人は下唇を噛む力が不足しているので、「v」の文字を発音しようとしても「フ」の音になってしまう。特に力を込めて「ヴ」の音を発音してほしい時には「w」の文字を使っている。
- 「j」は何故か(おそらく日本人への嫌がらせ)ヤ行の音になる。従って「Japan」はジャパンではなくヤーパン。Japaner! geh zurück!
- ドイツ人は2以上の母音が存在するとろれつが回らなくなるため、見た目と違う発音になる。大抵ボインは2個セットなので、ドイツ人は常にろれつが回っていないことになる。
- 語末の子音は破裂音(p,b,t,d,k,g)が有声音になることはないと思われているが、語末のgがkと同じ発音にならないときがある。例えばjungのgはkと同じ発音ではないが-burgのgはkと同じ発音である。
語形変化[編集]
男の子・女の子[編集]
前述の通り、ドイツ語には複雑怪奇に男・女・オカマ・複数、という4つを使い分ける必要のある言語である。英語でいう「the」という言葉の次に来る単語が男の子であった場合、「Der」、女の子であった場合は「Die」、オカマならば「Das」、複数なら「Die」、と主語によって使い分ける必要がある。(その後に更に男性名詞のものであれば「einen」を、女性名詞のものであれば「ein」、という冠詞を…、と続くがこの章では省略)
この使い分けのコツと言うのはただ単に「男っぽいもの」に対しては「Der」を、「女っぽいもの」に対しては「Die」を、…と使うことである。Der Vater、Der Fußball(順にお父さん、サッカー、という男っぽい意味なので男の子のDerを使用)、Die Mutter、Die Lilie(順にお母さん、百合の花、と言ういかにも女の子らしい意味のものは女の Dieを使用)、と使い分ければそれで大抵は事足りてしまう。また、英語圏在住者に対しての敵意が強く、英語とよく似た単語はすべてオカマ指定を受けている。
しかし、ボールペン、椅子、テーブル、あまつさえクッキーは男の子、本やベッド、ビールはオカマ、として区別する必要があり一体どうしてそうなった!?、と突っ込みたくなる衝動があなたを待っている。妻や幼女もオカマ扱いである。
冠詞[編集]
不定冠詞とは、「ある」「一つの」という意味を持った冠詞である。英語ならば「a,an」の二通りで済むところを、複数を除いて4×3=12の格変化をする。しかしドイツ語にある程度なれた話者であれば「ein,einnn」の二通りで済ませてしまうことはよく知られている。「einnn」は声を抑えて「あいんんん...」あるいは「あいぬぇう...」のように極めて不明瞭に発音するのが望ましい。そうすることで「einer」に聞こえるかもしれないし「eine」の可能性もあるし、もしかしたら「einen」かも……と聞き手が勝手に推測してくれるのである。もとより冠詞の言いまつがいなんていちいち指摘する変人もいない。「eines」?知った事か。
同じく定冠詞も「däh(どぅえ...、ただし極めて不明瞭に)」で済ませてしまうことがよくある。
形容詞[編集]
ドイツ語は、日本語でいうところの文節の切れ目が判別しやすいことが特徴的である。日本語での文節の切れ目といえば、例えば「今日は天気がいいです。」という文がある場合、「今日はね、天気がね、いいですね。」とねが入る場所を切れ目とすれば良かったが、ドイツ語の場合は「暗い(klein)」→「暗いね(kleine)」と、既にねが入っているために文節が分かりやすいのである。
ドイツ語文法に文節の概念があるのかというのは、些細な問題である。
ドイツ式歌詞生成術[編集]
- 使用例
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトもこの作曲法を利用していたようである。用意された日本語タイトルは「愛と暗い夜の曲」。
愛 → 愛ね 暗い → 暗いね 夜 → ナハト 曲 → ムジーク
否定表現[編集]
ドイツ語の否定は「nicht」(にひと)が用いられるが、これは2種類の使用方法がある。
- 文末につけると文全体を否定。(Sie glaubt den Arzt nicht. 彼女は医者のことを信じない)
- 文中につけるとその次の言葉を否定。(Sie glaubt nicht den Arzt.)彼女は医者のことは信じない)
ところがこのような用法の違いが、次のような取り返しのつかない事件を引き起こしてしまった。有名な実話を挙げる。
とあるドイツ人の夫婦がいた。しかし夫は徴兵されて戦争に行くことになってしまう。 戦争はなかなか終わらず、連絡も取れなくなってきたので、夫の方は次第に 「もう私への愛は冷めてしまったのではないだろうか」と思い始めるようになり、 「もし妻が私への愛が冷めてしまったというなら死のう」と決めてその旨を送った。 もちろんそんなことはなくその連絡を聞いた妻は大急ぎで次の文を電報で送った。 「Ich Liebe dich. Sterbe nicht!」(私はあなたを愛しているわ。死なないで!」 しかし電報局がピリオドの位置を誤って打ったため 「Ich Liebe dich nicht. Sterbe du!」(私はあなたなんか愛してないわよ。死ね!」
その後の展開はお察し下さい。
ドイツ語の問題点[編集]
ドイツ語は前述の通り単語が長い事に加え、同音異義語や同義語の多さでも知られている。例えばごく基本的な代名詞である「sie」には「彼女」「彼ら」「彼女ら」「それら」「あなた」「あなたたち」とそれだけで6つもの意味がある上に、「sieh(見ろ)」とも音がかぶっている。逆に同義語では、「行く」というひとつの意味に「gehen, sich begeben, kommen, fahren, reisen, fliegen, fortgehen, weglaufen, sich entfernen, verlasen. aufbrechen, abfahren, abreisen, abhauen, besuchen, aufsugen, vorsprechen, vorbeikommen, laufen」と恐ろしくなるぐらいの単語が存在する。しかもニュアンスの違いがあるわけではなく、母語話者はその日の気分によって使い分けている。[要出典]
ドイツ語由来の日本語[編集]
ドイツ語由来の日本語は主に医療関係、音楽関係が多い。あとフィクション中の名称にも多く使われる。作品中にドイツ語の単語がたくさん登場するようになったら、中二病発症の前触れである。
- バウムクーヘン(新世紀エヴァンゲリオン参照)
- ドイツ語の代名詞と言ってもいい。ごく普通の男子中学生ですら知っている基本単語である。
- モトラド(キノの旅参照)
- (注・二輪車の事。空を飛ばないものだけを指す)「モートァラート」だろ、とかツッコんではいけない。
- メーヴェ(風の谷のナウシカ参照)
- カモメのこと。作中に海登場しないよね、とかツッコんではいけない。
- アハトアハト(HELLSING参照)
- 88mm高射砲のこと。「アハトウントアハツィヒ」だろ、とかツッコむと痛い目を見る(ヘルシングOVAドイツ版を見よ。)。
- パンツァークンスト(銃夢参照)
- 機甲術のこと。ここまでくるとツッコむ気にもならない。
- なっち
- 国家社会主義ドイツ労働者党のこと。
- 壇家(だんけ)
- お布施をありがとうの意味。
- アインシュタイン
- 一石さんのこと。
- バッハ
- 小川さんのこと。ちなみに大バッハは大小川さん。
- おまんこ!
- ああ、神様!の意味。キーボードクラッシャーが唐突に叫ぶことで有名。
- ◯ーメン
- 種子の意味。ザーサイラーメンではない。
有名なドイツ語話者[編集]
- キーボードクラッシャー - 日本語になりすましたドイツ語を使い、好きなものは倍数と天皇陛下だと語る。
- 真紅 - ドイツ語で書かれた本を読んでいるところをJUMに目撃された。
中二病(ドイツ語型)を発症していると思われる著名人[編集]
関連項目[編集]
地理 : | フランクフルト - ベルリン - ハンブルク - ブレーメン - ミュンヘン - ハノーファー - ドレスデン - ボン |
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人々 : | ドイツ人 - ゲッベルス - カント - ゲーテ - ヘーゲル -ショーペンハウアー- アインシュタイン - ルター - エック - ベネディクト16世 - ハイデッガー - マルクス - ニーチェ - シューマッハ - ベッケンバウアー - エンデ - ケーラー - エーリッヒ・ホーネッカー - メルケル - キーボードクラッシャー |
軍事 : | ルーデル - ハルトマン - ヴィットマン - カリウス - ヘッツェナウアー - シュライネン - マルセイユ - ビスマルク - ヒトラー - ヒンデンブルク - タイガー重戦車 |
言語 : | ドイツ語 - バイエルン・オーストリア語 - ウムラウト - エニグマ暗号 - ウムラウト怪物 |
音楽 : | バッハ - ベートーヴェン - ブラームス - ワーグナー - ヘンデル - ノミ - ドイツ讃頌 |
歴史 : | 第一次世界大戦 - 第二次世界大戦 - ナチス - ホロコースト - ベルリンの壁 - チェックポイント・チャーリー |
その他 : | ベンツ - ドイツ無政府主義ポゴ党 - ビール - ウインナー(ソーセージ) - ヴェルタース オリジナル - 1972年ミュンヘンオリンピック - ドイツ民主共和国 - 緑の党 |
アジア : | アラビア語 - 彝語 - インド語 - 韓国語 - ケセン語 - シンハラ語 - チベット語 - 中国語 - 朝鮮語 - 日本語 - ヘブライ語 - 琉球語 - ルー語 - Engrish |
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ヨーロッパ : | 英語(イギリス) - ドイツ語 - バイエルン・オーストリア語 - フランス語 - ポーランド語 - 北欧語 - ラテン語 - ロシア語 |
南北アメリカ : | アメリカ英語 - ナワトル語 - 南部オローニ語 |
アフリカ : | ヘレロ語 |
オセアニア : | サモア語 |
インターネット : | アジフライ語 - クサチュー語 - グモソ語 - ソオト語 - ニコニコ語 - VIP語 |
その他 : | アラズ語 - アルベド語 - イクラ語 - エスペラント - エロゲール語 - オンドゥル語 - 空気 - グルー言語 - 肉体言語 - ニュースピーク - ネコ語 - ひよこ語 - ひんたぼ語 - みさくら語 - 幼児語 - 罵倒語 - 脳内語 |