バウムクーヘン
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この記事は腐っています! 鼻が曲がります!!!
しかし、腐っているのではなく発酵していると主張なさるのであれば、あなたが
熟成させて ください。もしかしたらおいしくいただけるようになるかもしれません。 |
バウムクーヘンとは、ドイツ人の作った菓子。中心に穴が空いていることから、ドーナツの一種とされる。
特徴[編集]
砂糖、DHMO、卵などを適当に混ぜて焼くとできあがる、お手軽お菓子である。かなり水分が少なく、口に含むや否や、口内の唾液が吸い取られる。一周分を一気に食べようものなら、唾液はおろか口内の細胞内液までもが急激に失われ、咽て吐き出す。ぐふぅっ、ごふぉっ!
食べ方[編集]
バウムクーヘンをよく観察すると、無数の層によって構成されていることがわかる。これを無視して食べようとするのは愚の骨頂であり、層に垂直にかむのは馬鹿。一層ずつ丁寧にめくって食べるのが正統派とされ、その他の食べ方は異端とされる。しかし、一層ずつ食べるのはかなりの熟練が必要なので、初心者は2~3層ずつめくって食べる。
バウムクーヘン検定[編集]
毎年2回、3月と9月にバウムクーヘン検定が国立競技場において実施される。バウムクーヘンを食べるのにはかなりの熟練が必要であり、その技量を検定するための試験である。1999年3月、芝生の上で円形に並んで一斉に剥き始める瞬間を衛星から写真撮影したところ、その形はバウムクーヘンそのものだったという。
- 3級
- 上の写真のように小さく切ったバウムクーヘンから、一度に表面2~3層を剥けば合格。検定料2000円。
- 2級
- 小さく切ったバウムクーヘンの表面1層を剥けば合格。検定料3000円。
- 1級
- 厚さ3センチメートル以上のバウムクーヘンの4分の1サイズの表面2~3層を剥けば合格。検定料4500円。
- 1段
- 厚さ3センチメートル以上のバウムクーヘンの4分の1サイズの表面1層を剥けば合格。検定料6000円。
- 2段
- 厚さ3センチメートル以上のバウムクーヘンの2分の1サイズ(所謂上弦の月)の表面を1層剥けば合格。検定料8000円。
- 3段
- 厚さ3センチメートル以上のバウムクーヘンの一周分(所謂望月の悪魔)の表面2~3層を剥けば合格。検定料12000円。
- 師範
- 望月の悪魔の表面1層を剥けば合格。検定料20000円。
註) 望月の悪魔を攻略し師範の高みにまで達するのは、並大抵のことでは不可能とされる。なぜなら、一周分のバウムクーヘンのどこを最初に剥くかを見極めるのは、まち針の穴に糸を通すより難しいからだ。
今まで3段に受かったものは、この検定が始まった1935年以来たった3人しかおらず、そのうち1人が師範に受かったことが記録に残っている。この史上唯一の師範は、昭和天皇にも謁見する名誉に預かった。しかし、東京大空襲の際にバウムクーヘンを自宅に忘れたことに気付き、避難した防空壕から駆け戻ったことが命取りとなった。折りしもバウムクーヘンを手に取った瞬間、メリケンの投下したM69焼夷弾が屋根を貫通し、彼にも突き刺さったのである。もちろん彼は即死し、遺体はそのまま焼けてしまった。終戦後に発見された骸は、現在雑司ヶ谷霊園に眠っている。
近年、一部指定暴力団において、団を抜ける際の条件にバウムクーヘン検定3段の合格証明証の提出を迫るグループがある。かつて3段に受かった者の一人はその暴力団の構成員であったが、合格して無事堅気に戻ることが出来た。彼はその後、衆議院議員となったが、シンクタンクの分析によると、その選挙ではバウムクーヘン検定3段の合格を最大限アピールしたことが当選の決め手であった。
このように、バウムクーヘン検定は非常に社会でも役立つものであることが証明され、世間の関心を引くに至った。2007年9月の検定試験をもって累計受験者数はTOEICのそれを上回った。