ジョン・ディクスン・カー;John Dickson Carr、訳者:和爾桃子、夜歩く、東京創元社、2013。
back cover より:
パリの予審判事アンリ・バンコランは、剣の名手と名高いサリニー公爵の依頼をうけ、彼と新妻をつけねらう人物から護るために深夜のナイトクラブを訪れる。だが、バンコランと刑事が出入口を見張るカード室で、公爵は首を切断されていた。怪奇趣味、不可能犯罪、そして密室。カーの著作を彩る魅惑の要素が全て詰まった、探偵小説黄金期の本格派を代表する巨匠の華々しい出発点。
p. 183 まで。
F・W・クロフツ;Freeman Wills Crofts、霜島義明、樽、東京創元社、2013。
読了。
いや、面白かった、まぁ、あれは措いておいて。大久保康雄氏による訳をも、所有しているのですが、以前、読み始めて、冒頭で挫折し、それは現在本棚の中で眠っています。
しかし、本書は読み易いです。
Title というのも難しいものですね。
F・W・クロフツ;Freeman Wills Crofts、霜島義明、樽、東京創元社、2013。
Back cover より:
パリ発ロンドン行き、彫像在中——荷揚げ中に破損した樽に疑惑を抱いた海運会社の社員がバーンリー警部を伴って船に戻ると、樽は忽然と消えていた。紆余曲折を経て回収された樽から出てきたのは女性の遺体。何らかの事実が判明するたび謎が深まり、ドーヴァー海峡を往き来した樽は英仏の警察官、弁護士、そして私立探偵を翻弄する。永遠の光輝を放つ奇蹟の探偵小説、新訳成る。
森博嗣、キウイγは時計仕掛け、講談社、2013。
バック・カヴァより:
建築学会が開催される大学に届いた奇妙な宅配便。中には、γと刻まれたキウイにプルトップが差し込まれたものがたったひとつ、入っていた——。荷物が届いた日の夜、学長が射殺された。学会のため当地を訪れていた犀川創平は、キウイに刻まれたギリシャ文字を知り、公安の沓掛に連絡する。取材にきていた雨宮純、発表のため参加の加部谷恵美、山吹早月。ほか、海月及介、国枝桃子、西之園萌絵らも集う邂逅の一巻。
読了。
あぁ、どうか、これを書いてください、と、出版社に頭を下げられたんだなぁ、という内容です。
エラリー・クイーン;Ellery Queen、訳者:越前敏弥、佐藤桂、エジプト十字架の秘密、角川書店、2013。
バック・カヴァより:
ウェスト・ヴァージニアの田舎町、アロヨで不可解な“T”だらけの殺人事件が発生。死体は T 字路にある T 時形の標識に磔にされ、その頭部は切り落とされていた。さらに被害者の家の扉には、血塗られた不気味な T の文字が——。エラリーは単身捜査をするが、真相は分からずじまい。だが半年後、再び奇怪な“T”にみちた殺人事件の知らせが届き……。サスペンスあふれる展開と緻密な推理で人気を誇る〈国名シリーズ〉第 5 弾。
読了。
Sell Out したなぁ(笑)。派手です。しかし、さすがの Whodunit。
マンシェット;Jean-Patrick Manchette、訳者:中条省平、愚者が出てくる、城寨が見える、光文社、2009。
バック・カヴァより:
精神を病み入院していたジュリーは、企業家アルトグに雇われ、彼の甥であるペテールの世話係となる。しかし凶悪な 4 人組のギャングにペテールともども誘拐されてしまう。ふたりはギャングのアジトから命からがら脱出。殺人と破壊の限りを尽くす、逃亡と追跡劇が始まる!
読了。
素晴しいスピード感。
エラリー・クイーン;Ellery QUEEN、訳者:越前敏弥、北田絵里子、ギリシャ棺の秘密、角川書店、2013。
バック・カヴァより:
盲目の大富豪・ハルキス氏の死が全てのはじまりだった——。葬儀は厳かに進行し、遺体は墓地の地下埋葬室に安置された。だが直後、壁金庫から氏の遺言状が消えていることが発覚する。警察の捜索の甲斐なく、手掛かりさえも見つからない中、大学を卒業してまもないエラリーは、棺を掘り返すよう提案する。しかし、そこから出たのは第 2 の死体で……。天才的犯人との息づまる頭脳戦! 最高傑作の誉れ高い〈国名シリーズ〉第 4 弾。
p. 289 まで。
Author:vurr