ひえんきゃく

6年前、みほがまだ10歳の頃のお話。
話そのものは王道的なものですね。
友情、喧嘩、仲直り、よくある話と言えばそうですが、王道的な
物語としてよかったと思います。
これに戦車が絡んでくるのが、この作品らしいです。

みほはアニメで戦車から身を乗り出していることが多いですが、
西住流ではNGなことなんですね。
車長だから戦車から顔を出すのはおかしくないけど、出しっぱなしなのは
西住流のやり方だと思っていたら、そうでなかったのにはビックリ。
あれは、みほの癖ということなんですかね。

それとこの世界のドイツでは、子供が戦車で遊ぶのは普通だそうです（笑）
まさに英才教育ですね。
流石はドイツ！
本場は違いますね（笑）

みほの実家、かなり大きな屋敷ですね。
戦車道の家元なので、大きいだろうとは思っていましたが、
物凄いでかさですよ。
戦車倉庫はあるは、IV号戦車D型はあるは……。
改めてこの世界の凄さを思い知りましたよ。

1巻ではバトルはありません。
漫画オリジナルである友達の紹介と掘り下げがメインですね。
色々問題もあるけど、戦車を通じて解決し仲良くなっていく様が
よく描けています。

アニメにも登場するキャラとしては、みほの姉のまほも登場しますが、
この頃は普通に仲のいい姉妹ですね。
まほの印象はアニメ5話とは随分と違っています。
アニメだと冷たい印象がありますが、リトルアーミーでは優しくて
明るい女の子ですね。
みほはまほのことを慕っているし、まほもみほのことを可愛がっています。

アニメ5話でもみほに対し、戦車道をまだ続けているとは思わなかったと
言っていますが、それだけなんですよね。
単純に言葉通りの意味で嫌っているというのではないかもしれません。

アニメとリトルアーミーでは本当に同一人物？というくらいキャラが違う
まほですが、6年間の間に何があったのか気になりますね。

みほからのお願いでみほ達と戦うことになったまほ。
どんな戦い方をするのか楽しみです。

リトルアーミーでは、みほがどうして戦車道を嫌いになっていったのか
その原因の種を描きたいと書かれていたので、ハッピーエンドでは
終わるというわけではなさそうですね。

みほが戦車道を嫌っていたのは、全国大会でみほの所為で黒森峰女学院が
負けたんじゃないかと思っていましたが、その他にも色々と積もったいった
出来事があるようで。
アニメ本編の補完という意味でも、続きを楽しみにしたいと思います。


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第1話 「戦車道、始めます！」 感想
第2話 「戦車、乗ります！」 感想
第3話 「試合、やります！」 感想
第4話 「隊長、がんばります！」 感想
第5話 「強豪・シャーマン軍団です！」 感想
第5.5話 「紹介します！」 感想

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