吉原展 桑港のアジアンアート美術館 江戸の浮世絵編 

さてさて、今回の桑港での展示は本当に大量の浮世絵やら絵画がありました!

その中でとても私が個人的に目についたのがコレ!
(画像が相変わらず悪くてスイマセン 汗 クリックして大きくしてね!)

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いいですね、昔の人の暮らしぶりが手に取るようにわかる絵面です。
吉原のお姐さん方が入ったお風呂は、きっとこんな感じだったのでしょうね。艶っぽい。

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ハイハイ、姐さんお背中ながしましょ 髪型はお風呂に入ってても、バッチリ決まってる!

そうかと思うと、湯船を出た艶っぽい姐さんが、若い衆と話してたり?

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若い衆 「姐さん たまには俺にも付き合ってくれよぉ~~ 相変わらずつれねえなぁ」

姐さん  「何言ってるんだい、ろくに仕事もしないで昼間からほっつき歩いてる癖に 親のすねをかじるのもいい加減にしな!」

そんな私の頭の中の妄想が暴発しそうな、素敵な浮世絵です。

その昔の江戸の人々の生活が手に取るようにわかるようで、ワクワクしますよね、こういう絵面は。

そして次にご紹介する浮世絵は、何やらコレまた江戸のエスプリが効いた仕様になっているようですよ??
こちらの浮世絵 なにやら意味ありげな構図になっていますね?弓矢に嫁入り風景??

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一体どういう意味なのでしょうか???英語の解説があったのですが、やはりよくわかりません!



この英語の解説によると、この浮世絵自体がなぞなぞのようなパズルになっているようですね??
どうやらこの絵の中に描かれている女性が、岩井半四郎の女形姿だとか??

それで、上部に描かれた絵柄ですが、番号ごとにその意味合いが英語で解説してあります。

①が岩井半四郎の俳優名、
②の花嫁さんがめでたく花嫁になるということで、祝、要するに岩井、
③の名前が判子で半四郎の半、
④白のウサギが四郎の白、
⑤小判入れが金千両でトップの役者さんのお給料、
⑥岩井半四郎さんが出ていたお話のシリーズ(Actor Rebuses,俳優パズルてこと??)
⑦この浮世絵を描いた人のサイン
⑧認証判子

と英語の解説ではこのようなことを書いていたようです。

間違ってませんよね???あってますよね??英語の解説を単純に私は訳してみました。

もし突っ込みたい方は、是非とも突っ込んでね!!詳しい方の解説が是非とも聞いてみたいです!

次回は、地獄太夫と菱川師宣の蒔絵をご紹介していきたいと存じます。

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吉原展 桑港のアジアンアート美術館 装束編 floating world yoshiwara

さてさて・・・・!ずっと3月くらいから、アゲルアゲル、今度こそブログ更新する詐欺をしていた私ですが・・・!

やっとこさ暇ができて、これからチョコチョコとサンフランシスコのアジアンアート美術館で行われた吉原展や、日本を旅した記録などを上げていこうと思います!!(でももう誰も見ていないに違いないW)

というわけで、祝!久しぶりの再ブログアップの第一弾目は、タイトル通りにサンフランシスコのアジアンアート美術館で行われた、吉原展です。今回は数ある吉原展の展示品の中から、実際に昔の吉原が存在した時代に遊女達が身につけたとされる装束等を見て行きたいと思います。

私自身、歴史が大好きなものの、実は詳しくないこともたくさんあります。ですので上手に解説出来ない点もあり、もっと多くのことを知りたいと考えておりますので、展示品について詳しい事がわかる方は、ご教授くださいませ。
(画像ストレージの関係で、大きく見たい方は写真をクリックして大きくしてみてね!)

さぁそれでは最初の入り口から・・・・!
早速、展示会場を入ると直ぐに目についたのが、この立派な打ち掛け!



かなり立派な意匠が施されています。これは、鳥だということはわかるのですが??英語で書かれている解説文の撮影をすっかり忘れてしまいました!解説と言ってもかなり小さいものだったので、撮らなかった模様 (コラ)

だって、全体的にこの吉原展の英語の解説が今ひとつだったのですもの (´;ω;`)ウッ…



おそらく説明では、鷹か何かだったと思いますが????



全くもって美しい!ブログのデータ容量の関係で、高画質でお見せできないのが、少しだけ残念!
綿入りの、実に立派な打ち掛け!まさに展示のエントランスを飾るにふさわしいですね!
写真では伝わりにくいかもしれませんが、かなり大きなものでした!

そしてお次は、少し薄手の春めいた打ち掛け。 婚礼衣装に見えるのは私だけでしょうか?




お次は、綿入りで冬のピリリとした空気を漂わせてくれるような、美しい打ち掛け。花魁はこんな美しい綿入りを着て冬の寒さをしのいだのでしょうか?それともこれは単なる見世のための衣装??

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さてお次の衣装を見て行きましょう。このお衣装は、大名袴だそうです。まぁ吉原の花魁は大名道具とも言われたわけですから、関連性はありますよね。それにしても! 写真だと伝わりにくいかもしれませんが、この装束はとても小さい!おそらく江戸時代の成人男子の平均だと思うのですが。小さいです!

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私が現代の成人女子でだいたい身長が170センチ位なんですが、私がコレを履いたら、昔懐かしいキュロットスカートのようになりそうです 汗 

そしてお次の赤い羽織は、どうやら大名の火消し羽織のようです。赤い色味がなんとも粋です。

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それにしても、大名袴も火消し羽織も一体どちらの藩のものだったのか?それは描いてありませんでした。まぁ、海外の人にとってみれば、その藩とやらもわからないから、展示もしないって感じなのでしょうか?

どんどん展示物を見ていくと、こんな江戸らしい粋な打ち掛けが!

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こちらはおそらく女郎蜘蛛を意匠とした打ち掛けだと思います。多分?

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見てください・・・!この見事な蜘蛛の刺繍!痺れますね!キラキラした石がはめ込まれているのも粋の一言!
こういうのって、現代の日本の文化にも十分通じるものがありますよね!とってもロックな感じで、ゴスっぽくてこういうの私大好きですよ! 

この打ち掛け、展示してあると大きく感じますが、自分が着ることを想定してみてみると、やはり小さい!どう見てもギリギリ身長150センチ位の人が着ていたと思われます。

でも、こんな打ち掛けを着た美しい花魁が出て来きたら、もう頭がクラクラしますよね。ホント!

そして、一際目を引いたこちらの打ち掛けは、まさに花魁!といった華やかさ

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まさに聳え立つような美しさですね。この打ち掛けを着た花魁は一体どのような人だったのでしょうか?
想像を掻き立てられます。

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背面もゴージャス!の一言!

そして袖口には、いかにも縁起が良さそうな文字の刺繍が施されていますね

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この文字は、霧という文字と・・・?髪に貝と書いてある文字・・・?なんと読むのでしょうか?そして意味は??
こちらもどなたか詳しい方、教えてください!

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そしてこちらは新しい風、と言った感じでいかにも花魁がその昔のファッションリーダーだったかを伺わせてくれるような、素晴らしいモチーフになっていますね。


とこんなかんじで、展示品の中から私が個人的に素敵!と思ったものをご紹介していきました!

今回の展示で、本当は当時花魁が使用していた、繊細で豪華な作りの簪の展示を期待していたのですが、どうもそちらの関係は鏡台を除いて一つもありませんでした!なんでだろ?やっぱ高いし、紛失したら保険で補填できないからか・・・?

うーん見たかったなぁ!花魁の使っていたかんざし!!

というわけで、次回は同じくアジアンアート美術館の吉原展で展示されていた、吉原をモチーフにした版画や絵画を見て行きたいともいます!最後まで見てくれて有難う!


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桑港のアジア美術館にイッたら・・・・・


さぁ!今日は久しぶりに時間がある!そう思いイッてまいりました!
吉原展が行われている、桑港のアジアンアートミュージアム!fc2blog_20150314110436e84.jpg

それで、美術館の目の前まで行って入り口に入ろうとしたら、何だが赤いカーペットが貼ってあって、夜間照明やら撮影の準備なんかが進行していて、様子が普段と違うんですよね?

行ったのは夕方だったんですが、もうフツーに入れる雰囲気じゃないので、目の間で作業しているメキシコ人のおっちゃんに聞いたんです。そしたら、今日はプライベートパーティが行われるとかで、夜の部の観覧はできなそう。

ええええええ!せっかく来たのにぃいい!

諦めきれずに、責任者と思われる男性にどうして今日は開館してないのぉおお!わざわざ日本の吉原展やってるて言うから、車運転してきたのよぉおおおお!て粘ったら・・・・

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タダ券をくれました!超ラッキー!きちんと化粧して行ってよかった!
まぁ、ただ単に面倒くさいやつだからと思われ、タダ券やって追い払われただけの話ですがWW

でもラッキー!

というわけで、会期中になんとかこの吉原展が見れるようにしておきます・・・・

本当にスイマセン


ところで、このアジアンアート美術館がある周辺は、桑港の美しい市庁舎や、裁判所などのある、官庁の建物が多く立ち並んでいるエリアです。そして建物は本当に立派!

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でもこの市庁舎のあるエリアは、実はホームレスが沢山いることでも有名です。写真の隅にホームレスの皆さんがいるのが見えますか?
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要するに、彼らは自分たちの劣悪な状態は、政府の政策がわるいからだ!という抗議の意味もあり、このエリアに皆集っているようです。
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そして桑港のホームレスの皆さんは、他のエリアのホームレスに比べると、格段にお行儀がいいほうです。無理にお金をねだったり、攻撃的な行動に出ることはめったにありません。

その理由はおそらく、このエリアのホームレスに対する支援が、全米の中でもかなり行き届いているからでしょう。
コレが同じ加州のLAなら、そうは行きません。ダウンタウンLAにリトルトーキョーがありますが、あのエリアはスキッド・ロウと呼ばれる一万人ほどホームレスがたむろすエリアになっており、恐ろしく危険な場所です。

そして、彼らの物乞いはかなり攻撃的だし、ひどい違法薬物を使用して、おかしくなっていることが多すぎます。
ですので、桑港とLAのホームレスを比べると、まるで同じ人類とは思えないほどの違いです 汗 

このエリアのホームレスが害なのは、非常階段なんかでたまにホームレスの方が用を足されていて、臭かったりします。
そんくらいですかね・・・!? (日本じゃ考えられないよね。)

そんなわけで、アジアンアート美術館に行けなかったので、その目の前のホームレスリポートでした。
全然いらない知識でスイマセン・・・・滝汗

それでは、お別れにサンフランシスコの中でもリッチでビジネスな香り漂う、金融街のエリアをバックにお別れ!

次こそは絶対に、花魁の打ち掛けをみるぞ!!!

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あの江戸の大歓楽街、吉原の展示が桑港のAsian art museum アジアン アート美術館で行われるらしい

さてさて、相変わらず放置気味の私のブログに来てくださった方、大変に有難うございます。

ところで、私が住む桑港には、豪華な市庁舎の前にとっても立派なアジアンアートミュージアムがあります。
http://www.asianart.org/

この美術館は、アジア系の人が多く住むこの町ならではの美術館であり、多くの東洋からやってきた美術品を収蔵して展示している場所です。
それでもって、今回この美術館の特別展示として、吉原の文化と美術品が紹介されるそうなのです。

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アジアンアートミュージーアム 桑港 ホームページより

もう既に展示は始まっており、私も行こうかなぁとは考えてはいます。でもちょっとだけ疑問なのが、吉原の文化と美術品が、ここではどの程度まで掘り下げられるのか??というところが引っかかるのです。

確かに吉原の文化は素晴らしいですが、そこには女性の悲哀もあり、様々な悲劇もあったわけですから。でも、ホームページ見てると、歓楽街のとしての側面しか見ていないような気がするしなぁ。

そもそも吉原の物品を展示するのなら、美術館というより、資料館という感じだとは思っているんですが。
でも、この美術館はそこまで予算が無いのか、常設展示に江戸時代の印籠とか展示していたり。気持ちはわかるんですけどねぇ。印籠は確かに美術品の側面もあるけれども、どちらかというと価値ある骨董品何じゃ・・・?とも思ったりするのは私だけ?

建物はゴージャスそのものなのですが、収蔵品が今ひとつ突き抜けていないのですよね。中には立派な仏像もあるようですが。でも、割りと自信過剰にコレこそアジア!と言い切ってしまうところはさすがに、プライドだけは高そうな桑港て感じなんですが。

しかも本物の日本人目の前にして、自信満々でこういうの展示するからなぁ この美術館!

まぁ過去にはあの中国の秦の時代の兵馬俑を展示していたりはするのですが。

んでもって、極めつけはこの吉原の展示が始まる前のオープニングパーティ 

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ミドリというお名前の、日本人のハーフのSM女王様によるショー・・・・・ まぁいいんだけど 美術館だよね?

相変わらずだよ!この美術館!というわけで、15ドル払って行こうかいくまいか、大変に迷っております。行ったほうがいいと思う人、コメしてね!

それでは、私が過去にこの美術館で撮った写真でも見ながら、今回はお別れということで・・・・

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アジアンアートミュージーアムの、サムソンホール 一昨年のアジアのホラー美術展の時に撮った写真です。
その昔は、ここはソニーホールだったとか。 時代の流れって!
そういえば、この時は松井冬子さんの日本画も展示されていました


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中央階段後部

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なんか、人が入ってそうな彫刻は常設展示らしい

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桑港で発見された、明治時代と中国は清時代の貴重な骨董コインのミステリー

あーねむいーーーー!全然仕事もはかどらずに、今さっき寝ようと思って、ぼーっと地元のテレビニュースを見ていたら、面白いニュースをやっていて、目が少し覚めました。

以前私がツイッターで、サンフランシスコの丘の上から日本の明治時代の10銭銅貨が見つかったという情報をつぶやきましたが、今回のニュースというのは、もっとミステリー度も見つかったコインの価値も高い模様。

Redwood City PD search for owner of rare Asian coins found in stolen car


上のリンクのニュースは地元のABC7の夜のニュースで報じられたものです。
このニュースによると、桑港市内から車で30分ほど行った場所にある、レッドウッドシティで発見された盗難車の中に、19世紀の清の時代に発行されたドラゴンコインと呼ばれる銀貨と、日本の明治3年に発行された一円銀貨が見つかったそうです。

ニュースによると、いずれの銀貨も希少価値が大変に高く、中国の清国のものは、現在骨董市場で300ドル、日本の明治の一円銀貨は、700ドルくらいで取引されているとか。

明治時代て言ったら、モロに幕末と明治維新が交錯している年代ですよね!それもなんだか私にはとっても魅力的です!

それにしても、このコインが見つかった盗難車を盗んだ犯人は御用となったものの、このコインもこの犯人が盗難に入った場所で盗んだものらしく、当の盗んだコソ泥は、どこで盗んできたのか覚えていないという顛末らしいのです。 

て、おいおい!!アメリカらしいっちゃあ、らしくてそれまでだけど!
話によるとこのコソ泥さんは、サンフランシスコ市内を主に、そうとう長い間盗みを働いていたみたいです。だからどこで何を盗んだのかなんて、覚えていないというオチらしいです。

というわけで、レッドウッドシティのポリスデパートメントでは、この盗難に遭ったコインを元の持ち主に戻すために、テレビニュースやインターネットで呼びかけて、どうにかしようとしているわけらしいです。

↓これがこちらのコインです 
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あの画像シェアサイト、Pinterestでも写真は閲覧可能です 
他の盗難品や遺失物なんかもレッドウッドシティのポリスデパートメントのプリンタレスとページで見れるという ハイ

この私の投稿をご覧になっている皆さん!?見覚えないですか?おじいちゃんや、おばあちゃんのコインではありませんか?よーく穴が空くほど見てみてください!それで、もし見覚えのある方は、ぜひとも私に連絡を!

ちなみに、レッドウッドシティのポリスデパートメントに直接電話してもオッケーですよ!

早く持ち主が見つかるといいですね・・・・・!? 地元の街角のインタビューでは、これだけ古いコインなら、もう持ち主は生きてはいないかもしれない!というドライな意見もありましたが。

そうなると、ますます歴史のロマンが広がりますよね?誰だろう!?持ち主!??


ところで、このニュースを報じたABC7ですが、あのディズニーが親会社です。遊園地が親会社なんて・・・!
すごくね???

↓ボタンを押すと、銀貨と財宝の在処が・・・・・!?みつかるとイイね!

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