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ガラパゴス諸島の生態系は特殊で生物は独自の進化をしていて、固有種が多く存在しています。その理由としてガラパゴス諸島は大陸と陸続きになったことがないからで、固有種は約110種ですが、じつは日本はガラパゴス諸島よりも固有種が多いといわれています。
赤道付近の熱帯雨林は、地表の約3%なのですが、種の多様性が高く、地球上の50%以上の種が存在しているといいます。種の進化は人間が観測しきれない時間で進んでいくため、全てが実証されたわけではありません。ですが、科学者たちを驚かせた種が存在します。
ロンドンの地下鉄は年間10億人以上の通勤者が利用しているのですが、地下鉄を占有しているは通勤者だけではなく他にも存在しています。広大な地下鉄網にはネズミやコウモリなど多くの種がいるのですが、地下鉄の利用者が脅威を感じている別の種が存在します。それは”蚊”です。
地下鉄のトンネルを占有しているその蚊は、日本でもみられる”アカイエカ”で、夜間に吸血する蚊です。ロンドンでは「ロンドン地下鉄蚊」として知られていて、地下鉄トンネルに適応し乗客などを襲っているのだそうです。
1999年に遺伝学者 Kate Byrne氏が研究論文によれば、「この種は、ロンドン地下鉄の固有種であり、独自に適応し過酷な地下環境に適応した」と報告されています。このアカイエカは約100年前に鳥をターゲットにしていたのですが、ロンドンの地下鉄トンネルに入り込み、ネズミや人間をターゲットに変えたのです。
地下鉄内に巣くう”アカイエカ”は、遺伝的分布、行動の違いにより、地上にいるアカイエカとの間に子孫をつくることが困難で、ほぼ新しい種になったことを示唆しています。このような変化には膨大な時間が必要だと考えられてたので、科学者たちを驚かせたそうです。
蚊が卵を産む為には、水場が必要になりますが、毎日何百万人の地下鉄利用者によって、食べ物のカスや人の皮膚細胞などで、栄養豊富な水たまりができ、ここに卵を産む事によって、親蚊は産卵の前に血を吸う事が、あまり必要ではないそうです。
この蚊の祖先は1800年代からの存在が確認されており、第二次世界大戦中に空爆を避ける為に地下トンネルに避難した際に、刺されたことが報告されています。
さらに2011年には、この蚊が巣を作っていた跡の検体がアメリカのニューヨーク地下鉄網でも発見されているそうです。これは、、
『パンデミックの脅威は深刻でウイルスは急速に世界に広がる』のように、広がったのかどうかは分かりませんが、種の進化の中に、種分化といって生物学的種が新しく誕生する、進化の過程があり、この「ロンドンの地下鉄蚊」はその過程を経て、新しい種になったのでしょう。
では、また。
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