『日本の論点2010』予告
来週月曜日(12月7日)発売予定の『日本の論点2010』(文藝春秋)に、わたくしの小論が載っております。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784165030904
リンク先の「立ち読みできます」に目次が載っていますので、どんな人がどんなテーマで書いているかが判ります。
わたくしが書いているのは、「11 雇用と労働」の「論点36 ベーシック・インカムの意味は」というところで、田村哲樹さんが「ベーシック・インカムは流動化社会で生きていくための足場となる」を、わたくしが「失業者と非労働者を区別しないベーシック・インカム論の落とし穴」をそれぞれ書いておりまして、どっちが説得力があるか皆様の判断を仰ぐ形になっております。
これは、まさに現在の社会政策の根本問題に関わる論点ですので、是非書店で一瞥なりともしていただけれと存じます。他の記事も面白そうだと思えば、是非お買い求め下さい。
ちなみに、私は対立図式をワークフェア対BI論という風に書いていますが、宮本太郎先生であればアクティベーション対BI論という言葉を使うところでしょうね。
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日本の論点が出ましたよ、というエントリが確かあったと思うのですが、見当たらなかったのでこちらに。
拝読いたしました。
捨扶持という大昔の単語が当を得ていて面白かったです。
障害者の雇用や”血”の論理の話も興味深いものがありました。
投稿: TsS | 2009年12月17日 (木) 21時38分
2010年2月記
堀江貴文氏の考えたベーシックインカム記事は、外国人労働者のことについて触れているようですね。私自身は未読ですが…
投稿: Pick | 2010年2月26日 (金) 18時00分