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「真実を求める会」の真実を求める

今日、ランチを食べながら、テレビ朝日の「ワイドスクランブル」を見ていて「ああ、そういうことだったのか!」と、頓悟したところがあった。
ワイドショーのコメンテーターとして頻繁に登場し、法律関係の解説者として重宝がられている、ヤメ検弁護士の大澤孝征氏が、開口一番、小沢氏を「被告発人」として調書に署名捺印させたことで、「東京地検特捜部は、『してやったり』と思っているはずだ」と言ったのだ。
たしかに参考人として聴取するのと、被疑者として聴取するのは、天地ほど違うらしい。「二通、署名捺印した」と、小沢氏は記者会見で明らかにしたのだが、被疑者扱いとなると、その内容に今後、小沢氏は縛られ、事実と違う部分があれば、「偽証」の罪も問われるというのだ。
検事は「告発人が存在するので・・」という言い方で、小沢氏に被告発人としての聴取であることを宣言したうえ、黙秘権にかんする事項を説明したことが明らかになっている。
土曜日の会見でそのことをきいたとき、僕は、その告発をしたという団体が、てっきり、昨年秋に突如としてあらわれた謎の団体、「世論を正す会」のことだとばかり思っていた。しかし、よくよく考えてみれば、この会は、石川氏をはじめとする小沢氏の当時の秘書しか告発していない。
では、小沢氏本人を告発したのは誰か・・そう、、聴取の前日になって、またまた突如としてあらわれた、「真実を求める会」なのだ。 例によってこの「真実を求める会」は、まったく検索に引っかかってこない。どういう経緯で生まれ、どういう人物が代表で、どういう活動をしているのか、市民団体である以上、ネット上にその情報が皆無ということが、信じられない。
そして、昨日も書いたとおり、報道各社の一社たりとも、この団体の実体について、突っ込んだ情報を報道しない。まるっきり、無視している。
事情聴取を要請→小沢氏、聴取を受け入れ→「真実を求める会」が小沢氏を刑事告発→検察、小沢氏を「被告発人」として聴取・・・。
実に巧妙に仕組まれた筋書きだ。
今まで、たとえば野党が、与党自民党の政治家を告発したとき、検察はなかなか受理せず、告発状をいつまでもたなざらしにしていたのに、このケースに限って、実体のはっきりしない「市民団体」が、聴取前日に告発したものを即刻受理するという、まことに不可解な動きを示している。

そうか、この会ってのは、検察か、はたまた、マスコミが、小沢氏を「被告発人」として聴取するためだけにわざわざデッチあげた団体ということなのか。

今頃わかったの?と言われるかもしれない(笑)
僕程度の者が、容易に推測できるほど、稚拙な三文芝居なのかもしれない。しかし、不透明で思いっきり怪しい動きであることは間違いない。
これは小沢氏をハメるための罠だったのか。
検察出身の敏腕弁護士が小沢氏についているということだから、簡単にそういう罠にハマるとは思わないのだが・・。

大澤弁護士について補足。
徹底して、東京地検特捜部の肩を持つ大澤氏は、同じ番組にコメンテーターとして出演していたテレ朝編集委員の川村晃司氏の、「小沢氏の会見を受け、次は現職国会議員を形式犯で逮捕したということに対する検察当局の説明責任が求められている」という正論に対して、猛然と噛み付いた。
いわく、「検察に説明責任はない。逮捕状を発行したのは裁判所だ。」(じゃあ、裁判所も説明責任が求められているよ、と僕はテレビ画面に突っ込んだ)
いわく、「捜査中は極秘に動かなければならない、説明のための会見などもってのほか」(その極秘であるべき事柄を、マスコミ各社に、微にいり細にわたってリークしたのは誰なんだ、と、また僕はテレビ画面に毒づいた)
こういう売名電波芸者弁護士が、旧勢力の走狗になって、大衆を惑わせることは、絶対に許されるべきことではない。

しかし、ここ数日、急に「関係者」からの情報が途絶えたような気がする。
「リーク」云々を言われる中で、さすがにマズイと思って、マスコミが自己規制しているのか。
はたまた、検察がある思惑を持って、リークをやめたのか、そのどちらだろうか。

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未分類 ï½œ コメント(5) ï½œ 20100126000136 ï½œ 編集
1|あらいぐま|20100126120535

私もそう思います。
検察は、小沢氏起訴で裁判に持って行きます。

現在の状況は、1年以上小沢氏の捜査が行われていますが、連続して強制捜査を行っているという事で物証は全く見つかって無いという状況と思って良いでしょう。
理由は、逮捕可能な証拠が有れば、柄を持っていった方が検察捜査としては適法である上、去年のようなブーメラン効果を誘発する危険がないからです。
もう一つ、目に見える事象として大久保秘書の第二回公判で検察の起訴理由が検察証人により、全面否定されたことです。
幸い?検察はマスコミを完全に押さえて置いたので、情報操作をしてこの大久保秘書の公判記事を一面トップから外しアリバイのみ作成してます。
その後の行動は、捏造リークのみならず犯罪を捏造する為の行動を起こしたわけです。

この案件に対し検察は、最終的には起訴・裁判が出来ればよいのです。
裁判が始れば、状況証拠(供述)のみの裁判ですから当然長期化し、どちらが敗訴しても控訴することになり、第二のロッキード事件になります。
ロッキード事件は十数年掛かっても結審せず、田中角栄氏の死去により終わりました。
特捜の案件は、大物捜査”完落ち”しなければ、証拠不十分な裁判になり結論が出ないまま迷宮入りになります。
ロッキード事件を見ると、結末は田中氏の政治生命を抹殺し、影響力をなくしてしました。
この事件の結末は、小沢氏に田中氏同様の結末を与える事が、守旧派の目的である事は間違いないでしょう。

小沢氏の起訴により事態は国民にとって最悪な未来を約束する事になります。
日本経済は、小沢氏無しでは近々でも中長期でも回復できません。
去年の中国大訪問団は、経団連の関係者やゼネコン関係者が大勢参加したそうです。
つまり、小沢氏の中国人脈を利用し、スムーズな中国でのビジネスを期待したのです。
中国側のパーティー出席者は、ビジネス成功者と政府関係者です。
共産圏でのビジネスに最重要なコネクション育成の場だったのです。
小沢氏無しで、共産圏・中国でのビジネスがうまくいかない事は、ビジネスマンなら解かるはずです。
もし自民党政権の復活があれば、反共集団の復活を意味するのですから経団連の胸中察するに余りありです。

また、小沢氏の敗北は、世界の国々でどう評価されるのでしょうか?
英米の高級紙と呼ばれる新聞は、民意を受けた政治家に対する守旧派の攻撃と称しており、検察とマスコミがタッグを組んでいる事は承知してます。
これは、北朝鮮やミャンマーと同じ状況です。かの国が国際社会でどう見られ処遇されているかよく考えてみてください。

落ち着いて考えれば小沢氏が勝つ事のみで日本の未来には可能性があるのです。

2|映児|20100126194606

まったく、おっしゃるとおりです。
中国訪問のニュースを見て、アメリカ支配層のトラの尾を、意図的に小沢氏は踏んだのだな、ということを感じました。
反作用として、大きなものがくる予感がしていましたが、案の定でした。

そういうことを考えると、小沢氏は、「改革」などと生易しいことで済まそうとしているのではない、ということが、見えてきます。
徹底した、革命を断行しようとしているのです。
政官業が取り仕切ってきたこの国の「仕組み」が、結果として国民に不幸しか齎していない。
「国民の生活が第一」であるならばまず「旧秩序」をぶちこわさなければならない。
守旧派が恐れる所以は、ここにあるのでしょう。
敵は、動物的本能でそれがわかっているからこそ、今、牙をむいているのだと思います。
43|熊木 和枝|20100206013457

Add your Comment, please
「和順庭の四季おりおり」(35 なぜこの時期に小沢捜査なのか?告発した市民団体とは?)に記事を引用させていただきました。これからもよろしくお願い致します。
http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-671.html
56|yamachan|20100215165121

不起訴処分で検察の完敗との意見があるが、果たして起訴、有罪判決が得られと考えて強制捜査に踏み切ったのか?
私は特捜の狙いは「小沢失脚」である可能性が非常に高いと思う。
というのは特捜部長が手掛けた過去の世間を賑わす事件では起訴したものの有罪判決を得られたものが非常に少ないのだ。であるにもかかわらず、県知事を辞任に追い込み、また3人の命を奪い(自殺)、そして代表の座から引きずり降ろし実質的に「勝利」しているのだ。
今回不起訴処分となったが上手くすれば幹事長の座から引きずり降ろせるかもしれない。また参議院選で民主党の単独過半数を阻止できるかもしれない。
こうした一連の経緯をみると、検察でありながら裁判の場で勝負するよりも、逮捕、強制捜査によりマスコミを利用して世論で勝負するタイプなのかもしれない。
「一罰百戒」について同期の郷原弁護士と討論した際に、郷原氏は一罰は悪質性が極めて高い場合のみ許されると主張したが特捜部長は一罰はどんなものでも良いと答えたそうである。
今回の捜査手法を見ると、嫌疑が不明確なままとにかく尻尾をつかむために強制捜査して、当初の嫌疑はどうあれ何か立件できるものはないかとの思惑で動いているのではないかと思わざるを得ない。

それにしても「国民の知る権利」を振りかざすマスコミが告発した市民団体について何ら実態を報道しないのはどうしたものなのか?
国民の知る権利として、「関係者からの情報」として市民団体の実像(あるかないかわからないが)を報道してもらいたいものだ。
262|また冤罪|20100508120411

検察審査会による1回目の起訴相当がでました。

今回の匿名になっている検察審査会への申し立て人が誰なのか、
との噂がネットで流れていますが、今回も「真実を求める会」です。

|検察審査会法で、不起訴処分に対して審査申立できるのは
|以下の者に限られています。(検審法30条、2条2項)
|
|1.告訴、告発権者
|2.請求権者
| (請求権者とは、例えば、外国の国旗国章を損壊する罪では、
|  外国政府の請求がなければ公訴を提起することができません。
|  刑法92条)
|3.犯罪被害者及びその遺族

一部噂になった在特会の桜井さんを含め13件の申立は、
上記要件を満たさないため却下されているそうです。

上記より申し立て人になれるのは、1の告発権者である
陸山会事件の告発を行った「真実を求める会」以外できません。

つまり、すべて検察による偽装団体を利用した謀略です。

>事情聴取を要請→小沢氏、聴取を受け入れ→「真実を求める会」が
>小沢氏を刑事告発→検察、小沢氏を「被告発人」として聴取・・・。
さらに 「→不起訴→起訴相当→不起訴→起訴相当→強制起訴」
と続きます。
罪状などなくてもどうでもいい、ただ政治失墜狙いと言わざるをえません。

そもそも「土地の登記時期が現金支払いの時期とずれている」問題は、
「一般的な会計処理であり問題なし」との報告も上がっています。

|土地の登記の時期が現金支払いの時期とずれていた事実と、
|現金が用意できるのに銀行融資をうけた事実が、意図的な
|虚偽記載の状況証拠とされていたんですが、実は”権利な
|きみなし法人”である政治団体が土地の登記をし所有する
|には、共有名義にするか代表者個人名義とするしかなく、
|共有名義ができない場合は、代表者個人に法的権利を生じ
|させないために、代表者個人担保で団体名義で銀行融資を
|受け、個人担保を重しに、代表者名登記をするしかないと
|のことです。
|
|そのため陸山会の政治資金報告書の記載をおこなった石川
|議員の処理は、一般的な処理で犯罪行為として該当するよ
|うなものではないということです。

起訴相当としたズレの問題が一般的な会計処理であり、
何も問題がないことを検察も当然知っているはずですから、
このあと続くであろう強制起訴までの作られた展開を危惧します。
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