新宿ミラノ座、閉館。。。
2014/12/31をもって、新宿ミラノ座が閉館してしまいました。
こちらには、その状況の詳しい記事があります。
12月にも行ってきたミラノ座。やっぱりね、いいんですよ。大きな画面、だだっ広い空間。
何気に良い、くつろげるカップルシート。
ミラノ座、好きでした。
臭い親父が居たり、
居眠りしてるサラリーマンがいたり、
明らかにお店の同伴の男女がいたり、
奥で映画みないでイチャついてるカップルがいたり、
ハーゲンダッツの売り子さんがいたり、
映画館が、色々な人の集まるところで、そうゆう人たちに映画が様々な理由・目的で親しまれている。
歌舞伎町の映画館たちは、そんな文化を教えてもらえた場所でした。
その中の王様的な存在であったミラノ座の閉館は、時代の終わりを告げています。
最新の映画館の、楽しさ、質の良さ、のめりこめる具合など、そういった部分をフューチャーした設備。
それは、素晴しいもので、俺も大好きです。
ただ、良くも悪くも、人間っぽい文化は、だんだんとなくなっていってしまうのかなぁとも思います。
まあ、これには、映画館側の怠慢も大きいんですけどね。
これで、歌舞伎町の映画館は全滅したことになります。
コマ跡のビルにTOHOシネマズが入るとか入らないとか話は聞きますが、
新宿歌舞伎町の映画文化がなくなってしまうのは、そこで育った人間としては、非常に残念です。
これからの、最新、高画質高音質、高品質路線は、大変好ましいものです。
ただ、そう歌っただけの偽者も多くあるのも確か。
限られた場所でのシネコン主義という相反する傾向も、映画の楽しさを減少させています。
ただ、確実に映画館のクオリティはあがってきているので、
また今年も、新しい映画を素晴しい映画館で上映していって欲しいですね^^