Justice / †先日blog「
BiBaBiDi」にとりあげていただいたおかげなのか、同じ日に二つのレーベルから連絡をいただきました。
できれば完全に決まってからご報告するのが格好いいなと思いつつ、無理でした(笑)
片方はわりと知っている人も多いかと思われる日本語が名前になっているロンドンのインディーレーベルです。
(「Kitsune」じゃないです。)
最初に音源送ってと言われたときはそれで音信不通になるケースを想定していたんですが、これとこれで7インチはどう?ってメッセージをいただきました。
現在その絡みで「
Dntel」ってアーティストのRemixをやってるんですが結構苦戦中です。
これの出来が悪いと話がなくなりそうな気がするのでなんだか胃が痛いです。
もう一つはネットレーベルなんですが、先日Remixさせてもらった「
Lovely Chords」もリリースしてるところです。
今度これまた大好きな「
The Bloody Beetroots」のリリースがあるらしくそれのRemixもさせてもらえることになりました。
元々DJでも使用したことのあるほどお気に入りのトラックだったのでなおの事嬉しいです。
1 Genesis
いきなり荘厳なメロディで始まるトラック。
「Justice」を知らずに試聴したらこの段階で心を閉ざしてたかもしれません。
途中から彼ららしいノイジーでカットアップを駆使した展開に。
2 Let There Be Light (Album Version)
全体のつながりを意識したらしく、前のトラックから途切れなく入ってきます。
これもEPで聴いたときには派手だなーと思いましたが、前トラックで慣らされたせいか割と普通に聴こえます。
3 D.A.N.C.E. (Album Version)
先行シングルとリリース済みで既にアンセム化している「D.A.N.C.E.」。
詳しくは
こちら。
4 Newjack
何気にアルバム書き下ろしで一番好きなトラック。
カットアップ・フィルターディスコ。
自称悪趣味なフレンチ・タッチの再現とのこと。
なるほど納得。
5 Phantom
ボコーダーを前面にフィーチャーしたトラック。
詳しくは
こちら。
6 Phantom pt. II
その名の通り基本のボコーダーフレーズは継承しつつ、ノイジーでボディ感の薄いベースと同レーベルの「SebastiAn」みたいなアタック間のあるストリングスがメロディックに展開。
チョッパーベースも印象的。
7 Valentine
メロウなメロディ展開の中にも彼ららしいノイズや不規則展開があり、逆に変態感に拍車がかかってます。
BPM速めてグルーヴ感あるベースラインを加えると、結構使いやすいトラックになるかも知れません。
8 TTHHEE PPAARRTTYY
同レーベルの「Uffie」をラッパーにフィーチャーしたトラック。
おおよそ2分あたりまでリズムと言えばハイハットのみでキックとスネアが入ってこないのが驚き。
9 DVNO
「Scenario Rock」のボーカルをフィーチャーしたトラック。
個人的にはなんとなく「
Aloud」を思い出してしまいました。
10 Stress
早速Dexがプレイしているこのトラック。
「Daft」の「Thomas」の
同タイトルのトラックがあり、それと似てるみたいなことを聞いたので確認してみました。
確かに不協和音っぽい展開は似てるような気がします。
ただ途中からのカットアップ展開は彼らならでは。
11 Waters Of Nazareth (Album Version)
やりすぎなディストーションベースが跳ねるデスメタル・ディスコ。
未だにこのアルバムの中でも一番好きです。
12 One Minute To Midnight
何気に「Toxic」のコンピでリリース済みのトラック。
予定通りというかなんと言うか
「Digitalism」のアルバムに比べ評価に困りました。
ある程度聴きこんでいたものの、そんなに理解度は変わってません。
結局真価が判断できてくるのはトラックがシングルカットされる頃になってくるんでしょうか。
あとどうしても「Justice」に対して先入観を抱かざるを得ないので、そういうものなしにこのアルバムを聴いた場合どんな感想を持ったかも興味があるところです。
- 2007/06/30(土) 03:10:32|
- 音楽
-
| トラックバック:1
-
| コメント:18

Justice Vs Britney Spears & Madonna / Me Against The D.A.N.C.E.まず告知から。
来週月曜はBiscuit@
Rootyに
Kinkiesで、あと木曜は
80kidz、Ali&くん主催のKidz.Rec@
ExitでやっぱりKinkies、そしてまたまたLiveなんぞやらせていただくことになりました。
Biscuitは主催のイソベ君がイギリスに旅立ってしまうと言うことで、少なくとも2、3ヶ月お休みになってしまうようです。
という訳で全然平日でもOKって方は是非是非遊び来て下さい!
あと「Kidz.Rec」の方は前回と同じくエントランスフリーで、DJが19:55から、Liveが21:45からなので日帰りもOK。
場所は新宿2丁目なので、2丁目未体験の方は是非ブラっと遊びに来ちゃってください。
いろんな噂ありますが2丁目は結構ガチです(笑)
前回エントリーでS.N.O.V.さんに教えていただいたんですが、GANBANの「DatA」特集で拙作の「
Justice Vs DatA / Paste Back D.A.N.C.E.」について
不可思議な形で紹介いただいていた模様。
どうやらアメリカにおける「Justice」のアルバムの発売元の
「Vice Records」が宣伝目的なのかBlog上でこういったイリーガルなRemixをいくつか紹介しているのが発端のようです。
(もっともこれでセミオフィシャルでしょうか(笑))
もともとこのトラックは自分がDJ使いするように作っただけで特に広めるつもりだったわけでもありませんでした。
ところが
Kidz By ColetteのANAKINになんとなくトラック送ったら気付けば彼のBlogに乗っかっていてこんなに広がってしまったわけで、そんなことならもっとちゃんと仕上げればよかったと思ってます。
ただこれが微力ながら「DatA」のブレイク(特に日本での)につながり、はたまた「Busy P」、「Justice」と言った面々が耳にしてくれているかもしれないと思うとそれはそれでなかなか嬉しいことです。
あと一緒に紹介されている
Blazeくんは元々拙作「Galaxie」をRemixしてくれたオーストラリアのアーティストで、彼のこの「D.A.N.C.E.」のRemixをANAKINに紹介したのも自分だったりします。
ちなみに彼のはMash UpでなくRemixなのでちゃんと名前もクレジットされています。
かなり宣伝効果大なのでちょっと羨ましいかなあと思わなくもありません(笑)
そんなこんなで懲りずにまたこの「D.A.N.C.E.」のMash Up。
これは先日ライブ、DJにわざわざ来てくださった「
Cube Juice」さんがBlog上で
「Britney Spears Featuring Madonna / Me Against The Music」とこの「Justice / D.A.N.C.E.」が非常に似ているというのを示唆されていて、聴いてみると本当にそのまんまだったのでなんとなく被せてみたらできちゃったって感じです。
相変わらず工夫も衒いも何もないです。
強いて言えば趣向を変えてオリジナルや「B.E.A.T.」ではなくて「Mstrkrft Remix」をベースにしてみました。
ただこの「Mstrkrft Remix」の音源捜したんですがあまり音質のいいものが見つからなかったのがちょっと残念なところです。
しかし実は「Justice」はこの「Me Against The Music」のRemixもやっているんですよね。
自信で確かめたわけではないのですが他のトラックにも「Britney」からのサンプリングが見られるという噂もありますし、これはもう完全に確信犯なんでしょうか。
あと以下にMash Upが置いてあるので、興味ある方はどうぞ。
(特に告知していないものもあります。)
http://ecrits.x0.com/music/#mashup 続きを読む
- 2007/06/22(金) 15:10:23|
- mash up
-
| トラックバック:0
-
| コメント:5
DatA / Aerius Light EP実はB2Bだけなら最近あんまり疲れないんですが、先週はソロありライブありでかなり消耗しました。
ただ面白い人たちとたくさん出会うことができて非常に有意義でした。
特に土曜の方のイベントには「Basement Jaxx」とも仕事をしている
TGB Designの石浦さんがVictor所属の
Cube Juiceさんを連れて遊びに来てくださいました。
おまけにもったいないお言葉をいろいろ頂いてしまったんですが、音楽に精通してらっしゃる方に評価していただけるのは自信になります。
(Cube Juiceさんに
元々当Blog拝見いただいていたと言うのも非常に驚きでした。)
個人的にプッシュしていたこの「DatA」、とうとう日本でも入荷してくれました!
それも最初はテクニークだけかと思っていたんですが
CISCOまでも。
なんだか嬉しいです。
このタイトルの「Aerius」、この意味を捕まえるのに意外と苦労しました。
どうやら現在では花粉症の薬の名前として有名みたいですが、ラテン語で「空気(風)の」と言う意味らしいです。
(四大元素のやつですね。)
直訳すると「風の光」ってな感じでしょうか。
表題曲「Aerius Light」ですがこれは前回から変わらぬ彼の芸風で、低音をそぎ落としたボディ感のない輪郭だけのベースにシンセ、ストリングスが絡んでいくドラマチックな展開のトラック。
簡単に言うと「Justice」+「Kavinsky」÷2して若干チープにしたって感じでしょうか。
なるほど確かにそれなら売れそうです。
「The Last Symphony」は「Aerius Light」よりも若干テンション押さえめ(充分ドラマチックですが)でハードなトラック。
こっちの方が使いやすいかもしれません。
「Morphosis」はいきなりド派手なアルペジオフレーズに腰抜かしそうになる感じです。
BPMも異常に早いですし「Justice」よりも「Kavinsky」濃度が高そうですね。
そしてやはり彼もまたMySpaceで絡みのあった「Breakbot」のRemixが収録されてます。
個人的にすごくツボなベースラインとカットアップされたストリングスのコード感もお洒落でなんともいい感じなんですが、ベース然りわりと今っぽい音色じゃないのでセットに馴染むかどうかって言う感じです。
あとテクニークでは以前のリリースの「
Trop Laser EP」までも入荷してくれるようなんですが、これは個人的にわざわざレーベルから送ってもらって手に入れただけに、ちょっと複雑な心境です(笑)
続きを読む
- 2007/06/15(金) 14:05:23|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:14
Surkin / Radio Refired先週も書きましたが今日
Ivory@Rootyでは00:30からソロ、02:20からmatsさんとB2B、明日ELECTRIC-FUZZ!!@Bullet'sでは20:00からLive、22:20から
KinkiesでDJします。
今日はB2Bでmatsさんに引っ張ってもらおうとか無責任なこと考えてたんですがソロがあるとは寝耳に水でした。
ビッキビキのエレクトロばっかりかけようと思います。
今No.1売れっ子Remixerと言っても過言ではない「Surkin」の「Justice」も未だにプレイしている大ヒットチューン「Radio Fireworks」のセルフEditを含む5トラック+2DJツールのかなりお得感のあるEP。
基本的にそのセルフEdit以外はおおよそ来日に合わせて日本限定で発売されたミニアルバム「
Action Replay」に収録されたトラックからのカットアウトです。
A1.Radio Fireworks (Surkin 909 Edit)
その「Radio Fireworks」のRe-Edit。
基本的にオリジナルそのままに、そのタイトル通りアシッドなシンセ音が追加されたバージョン。
ただ音数が増えたにもかかわらずトラックの尺が短くなってるのはどういうことなんでしょうか。
元々ロングMixで入れたくなるトラックなだけに尺が4分ないのはかなりエグいです。
A2.Kiss And Fly (Tacteel Remix)
「Institubes」のボス「Tacteel」によるRemix。
これは文句なしにオリジナルより格好いいと思います。
本当「Tacteel」は「Surkin」、「Para One」と比べると如何せんちょっと地味ですが、彼もまた本当に素晴らしい仕事をします。
ただ三者ともカットアップを芸風として持っていながら、その色が全く違うのは非常に面白いですね。
A3.Radio Fireworks (Acapella, Locked)
「Radio Fireworks」の上ものだけのループ。
これ最初「Locked」の意味がわからなかったんですが、どういう仕組みなのかレコードの溝が閉じていてなんと永久にループするようになっています。
確か前に
びびんばさんのblogでそういったアナログを紹介されていましたが、実際に手にするのは初めてでした。
(全くの余談ですが「Thomas Anderson / Waching Up」と「M.I.A.」のMash Upのアナログの盤面に傷があり、たまたまこれと全く同じ現象が起きるようになってます。まったく綺麗にループするのがかなり神がかってます。)
B1.Radio Fireworks (Riot In Belgium First Remix)
「
Kitsune Maison 4」にもトラックが収録された「Riot In Belgium」によるRemix。
「Action Replay」に収録されていたのと同じかと思いきや、あっちは「Second Remix」、こっちは「First Remix」な模様。
正直大差ないです。
「Boys Noize」みたいなゴッツいベースの質感とかはいいんですが、如何せんオリジナルの疾走感みたいな部分がなくなってしまっているのが少し残念。
B2.And You Too (DJ Slugo Remix)
やはり「Action Replay」に収録されていたトラック。
BPMを早めて軽妙に仕上がってます。
このRemixerのことはよく知りません。。。
B3.Kiss' N' Horns
ゲットーの匂いがする声ネタが印象的なトラック。
メロディもわりとそっち系。
B4.Ghetto Obsession (Acapella, Locked)
これまたA面の「Radio Fireworks」と同じパターンのDJツール。
ただ個人的には「Beta Vertion」の方ではなくて、カットアップ済みの「2006 Version」の声ネタだと嬉しかったです。
しかし「Institubes」の三人、ほとんどアナログ使ってなかったんでこういうの必要ない気がするんですが、日本には持ってこなかったってだけなんでしょうか。
謎です。
続きを読む
- 2007/06/08(金) 18:56:30|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:11

Patrick Alavi
http://www.myspace.com/alamort来週の金曜は「
IVORY.@Rooty」、土曜は「
ELECTRIC-FUZZ!!@BULLET'S」に出演します。
金曜は「Carry On」のMatsさんとB2B。
普通にめちゃめちゃ楽しみです。
そして土曜なんですが、おそらくピンでのライブと前回エントリーでも紹介させてもらったDJユニット「Kinkies」でのDJの二つで形で参加します。
Live、実はかなりテンパっていますが非常にありがたい機会なので楽しんでいきたいと思います。
若干24のドイツのエレクトロ・クリエイターであり、知る人ぞ知るレーベル「
Roxour」のレーベル・オーナーでもあります。
この「Roxour」、まだアナログ2枚しかリリースしていないのですが、その一枚目はなんとあの「Kitsune」にライセンスされるや否や同レーベル最大のヒットの一つとなった「
Benjamin Theves / Texas」。
これでいきなりレーベルへの評価は定まってしまったといっても過言ではありません。
そして2枚目のリリースは
以前も取り上げた「Tepr / En Direct De La Cote」。
実は彼の仕事を初めて聴いたのがこのEPに収録された「Tepr / En Direct De La Cote (Alavi ReroX) 」(彼は自分のRemixを「ReroX」と呼ぶ。おそらく「Re-Rocks」。)でした。
ちなみにこのトラック「Kitsune Udon」にも収録されていたのでご存知の方も多いかもしれません。
以前
瀧見憲司さんがプレイしていて、めちゃくちゃ格好よかったのでトラックをたずねたところ「
Jamelia / Beware Of The Dog (Alavi ReroX)」でした。
(DJ中にさんざ絡んで迷惑かけたにも拘らず、ドリンクチケットまで下さいました。めちゃめちゃいい人です。)
また「Nirvana / Smells Like Teen Spirit」のRemix(これはブート。mp3でのみ流通してます。)、「Justin Timberlake / Bexy Back」等どのRemixもかなりツボです。
形容するなればファンク・テイストの強いカットアップなんかの不規則な展開も加えたキャッチーなエレクトロ。
そのカットアップとメロディ、ベースラインの共存が絶妙です。
強いて言えば
ようやく新譜を「Technique」が入れてくれることになった「DatA」の芸風とかとわりと近いでしょうか。
個人的に一時期の「MSTRKRFT」ぐらい信頼がおけるリミキサーかもしれません。
またもうじき3枚目がリリースされるのですが、その「
Flairs」と言うアーティスト、以前myspaceでリクエストをくれてあなたのトラックをプレイしたいと言ったらご丁寧にも無圧縮ファイルで送ってくれた人でした。
という訳で非常に嬉しく思っていたりします。
さらに第四弾としては先にも触れたかなりキラーな「Nirvana / Smells Like Teen Spirit (Alavi ReroX)」がリリースされるようなので、それもまた要注目です。
続きを読む
- 2007/06/01(金) 15:24:58|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:10