白金高輪から白金台に移転した高級フレンチAlchimiste（アルシミスト）。
コロナ騒動もあって5年ぶりに粋なランチをいただきました。。
アミュズ１、飴がけのプチトマト。粋な見かけ、味はまあまあ。
アミュズ２、自家製カラスミ。 可愛い見かけ、味はまあまあ。
アミュズ3、ビシソワーズ。冷製のポテトスープが中に入っている。見かけも味も上々。
アミュズ４、アオリイカ。 これまた見かけも味も上々。
アミュズ５、菊芋とオニグルミ。 オーナーシェフ山本健一さんお気に入りの「菊芋」。
いろいろな形で出てきますが、これは鬼グルミとの組み合わせ。まあまあ。
前菜１、山本シェフのスペシャリテの一つ、菊芋とうにのエスプーマ仕立て。
雲丹の殻を見立てた容器に入った前菜は、泡の底に雲丹と菊芋が入った粋な味。
特筆ものは、自家製のパン、長時間熟成させたカンパーニュ。
芳ばしい皮、芳醇な生地、これはおいしい。
魚料理は、太刀魚。有田蜜柑のソースと焼き魚がバッチリはまってしておいしいぞ。
肉料理は、これも山本シェフのスペシャリテ、ホロホロ鳥のグリル、モリーユ茸付け合わせ。
風味たっぷりシャキッとした肉、芳ばしい皮。ホロホロ鳥は何度かいただいたが、これがいちばん。
デザート１、晩白柚（バンペイユ）。熊本のミカン。さっぱりしているが、特に印象も。
デザート２、メニューには「錬金術」。 お店の名前アルシミスト「錬金術師」にちなんで。
味は普通のフィナンシェだけど…
コーヒーのお供のミニヤルティーズ（小菓子）。
提供の仕方がこじゃれています。
ミシェラン一つ☆の味、内装も高級感にあふれ、スタッフも行き届いて親切、
ただ正直いえば、凝った作りの割にまたぜひ喰いたいという驚きは少ないような。
コロナのせいとはいえ、リピートに5年かかったのも納得か。
