展示が終わって少し経ちましたが、やっと落ち着いた感じです。
今日は、どんなところで個展をしたいか考えようとあちこちウロウロしていました。
今回のグループ展で思ったのは、お客さんの層がいままでと全然違うんだな、ということでした。
今回はイラストレーションの塾の人たちと展示をしたので、当たり前ですが塾の同期の子たち、
それから、場所柄もあってかプロのイラストレーターさん、ギャラリーのオーナーさんなどもいらしていました。
本を作ったメンバーたちで行った展示のときは、同年代の絵を描く人たちが多くいらっしゃいました。
それは、参加者たちにpixivやコミティアなどで活躍している人が多かったからだと思います。
ふたつの界は、同じ絵を描いている人たちの集まりなのに、
どのように活動しているか、どのような層に注目されているかは大きく違うのだと感じました。
そして自分は、いまのところどちらの世界にも染まれない、
中途半端な存在だと感じました。
が、それが悪いことだとは特に感じないです。
自分はどんな人に絵を見てもらいたいだろう?と思ったとき、
より遠くの、できるだけ普通の、あまり絵に関係のない生活をしている人に
見てもらいたいなあと思います。
プロ志向のイラストレーションの界も
ただただ絵を描くのが好きな人たちの界も、
単にひとつのおおきなサークルであることに変わりはないので、
そういうことはあまり意識せず、最終的にはやりたいようにやるのがいいのかなーと。
塾の先生は、
「普通の人に届けるのが一番難しい」とおっしゃっていました。
本当にその通りだと思います。
肝に命じ、少しずつでも前に進めたらと思います。