ドローイング・ドローイング

「じゅんさい」「いぶりがっこ」「もってのほか」「ミルクケーキ」…「あとなめこ缶も買わなきゃ」


もう先週ですが、「土星3号発刊記念展　地方都市」終了しました。
お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。
土星3号は21日現在、吉祥寺「百年」、立川「オリオンパピルス」、
関西では「Books DANTALION」、「ガケ書房」で入手できるそうです。
その他コチラのページにある店舗では順次取り扱われるのではないかなと思います。

今日の絵は地方都市というテーマで二番目に描きたかった都市「山形（の食材）」です。
親の実家が山形なのですが、山形という県では毎年秋になると河原で「芋煮会」というのをします。
学校のイベントなどでもなく、ただ家族や近所の人たちでも
鍋をスーパーでレンタルしたり、芋煮業者（というのがいるのです）に用意をさせて
河原で芋を煮るのです。そして酒を飲んだりおしゃべりしたりするのです。

芋煮会に限らず、山形・東北の食べ物や食文化はすごく魅力的です。
その辺を描くのも楽しそうだな～と思っていたのですが、
今回は金沢の事を描きました。
いつか山形の芋煮会のことも描いてみたいです。

「イラストレーターの作る本 土星」 3号発刊記念展に参加します。

「土星3号発刊記念展　地方都市」
場所：ペーターズギャラリー（渋谷区神宮前2-31-18）
期間：9月9日(金)～9月14日(水)　12時～19時

●9/10（土） 18:00からはオープニングパーティーを開きます。日本各地のおつまみでおもてなし予定。

「土星３号刊行記念展　地方都市」、9日から始まっております。
オープニングパーティーではギャラリーの一階がぎっしり埋まるほど
沢山の方にご来場頂き、うれしかったです。

「地方都市」と言われたときに何を描くか。
ランドマーク、名物、その街に住む人。イオンや国道のように、どこにでもあるような風景。
自分のふるさとの思いで。

わたしは展示と「土星」の中で、「金沢」について取り上げました。
わたしの出身地は東京のとなりのベッドタウンで、あまり地方というものにゆかりがありません。
たまたま二回旅行したことのある金沢の、サイズ感や
歴史が残る土地の上に無理なく現代のレイヤーが乗っかっている感じが妙に好きで、
旅行者の視点から描いてみたいなと思った次第です。

展示の方は残すところあと2日ですが、
できるだけ多くの人に見て頂けたらと思っております。
参加者ひとり一人の表現の仕方、切り取り方が本当に色々で、
イラストレーションというものの幅の広さが感じられる展示です。

わたしは明日は昼すぎから19：00まで、
最終日は17：30ごろから19：00まで在廊予定です。
よろしくお願いいたします。

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今日の絵は、展示作品の下絵です。
アクリル画3点とドローイングをいくつか、出品しています。