美容院の進化
2011-02-18
「美容院の飲み物」の続編。
前回、美容院(美容室)にお世話になったときに、「わあ、来年からは、店内完全禁煙になるのかあ。うれしいなあ」と思ったことと、無料飲み物サービスの飲み物にノンカフェイン飲料もあるといいな、と思ったことを書いた。
今回行ってみたら、禁煙はもちろんのこと、「待ち時間のお飲み物、何になさいますか?」と、飲み物名が書かれたメニューを提示された。それだけでも、「何がありますか?」と訊く手間が省けてうれしいのだけれども、今回は、美容院に行く前に大量のブラックペッパーチャイを飲んでいたため、全然飲み物が欲しくなくて、「ありがとうございます。でも、今日は、要らないです。ここに来る前に飲んだお茶でお腹がいっぱいなんです」と断る。メニューを見せてくださった美容師さんは「そうですか。わかりました。また欲しくなられたら、おっしゃってくださいね」と言ってくださる。
そのあと、担当の美容師さんが「あれ、どうやらさん、お飲み物は、お伺いしていないんでしょうか」と、私が何も飲んでいないことを察知して訊いてくださるから、「いえいえ。メニューは見せてくださいました。私がお腹いっぱいで、今日は飲めないので、お断りしました」と応える。担当美容師さんは「ああ、そうだったんですか。でも、本当にいいんですか。梅昆布茶もあるんですよ。おいしいですよ、梅昆布茶」と詳しく案内してくださる。
「梅昆布茶、おいしそうですねえ。次回は、それをいただきます。たのしみです。それにしても、ドリンクメニューのカードもできて、なんだか、ここの美容室、どんどん進化しますね」
「はい。いろいろがんばってみてるんです」
「禁煙にしてくださったのもうれしいです。梅昆布茶もノンカフェインで、この時間帯に安心して飲めるのもうれしいです」
「でしょー。どうやらさんのために、禁煙化して、梅昆布茶、メニューに入れましたもん」
「うはははは。それは、ありがとうございます。ほんとうにうれしいです」
わたしのため、というのは、相当誇張であるとしても、私の好きなルイボスティーやハニーブッシュティーやなたまめ茶はないとしても、それでも十二分にうれしくて、念を飛ばした甲斐があったなあ、と、しみじみと自分の念力にうっとりとするのであった。
押し葉
前回、美容院(美容室)にお世話になったときに、「わあ、来年からは、店内完全禁煙になるのかあ。うれしいなあ」と思ったことと、無料飲み物サービスの飲み物にノンカフェイン飲料もあるといいな、と思ったことを書いた。
今回行ってみたら、禁煙はもちろんのこと、「待ち時間のお飲み物、何になさいますか?」と、飲み物名が書かれたメニューを提示された。それだけでも、「何がありますか?」と訊く手間が省けてうれしいのだけれども、今回は、美容院に行く前に大量のブラックペッパーチャイを飲んでいたため、全然飲み物が欲しくなくて、「ありがとうございます。でも、今日は、要らないです。ここに来る前に飲んだお茶でお腹がいっぱいなんです」と断る。メニューを見せてくださった美容師さんは「そうですか。わかりました。また欲しくなられたら、おっしゃってくださいね」と言ってくださる。
そのあと、担当の美容師さんが「あれ、どうやらさん、お飲み物は、お伺いしていないんでしょうか」と、私が何も飲んでいないことを察知して訊いてくださるから、「いえいえ。メニューは見せてくださいました。私がお腹いっぱいで、今日は飲めないので、お断りしました」と応える。担当美容師さんは「ああ、そうだったんですか。でも、本当にいいんですか。梅昆布茶もあるんですよ。おいしいですよ、梅昆布茶」と詳しく案内してくださる。
「梅昆布茶、おいしそうですねえ。次回は、それをいただきます。たのしみです。それにしても、ドリンクメニューのカードもできて、なんだか、ここの美容室、どんどん進化しますね」
「はい。いろいろがんばってみてるんです」
「禁煙にしてくださったのもうれしいです。梅昆布茶もノンカフェインで、この時間帯に安心して飲めるのもうれしいです」
「でしょー。どうやらさんのために、禁煙化して、梅昆布茶、メニューに入れましたもん」
「うはははは。それは、ありがとうございます。ほんとうにうれしいです」
わたしのため、というのは、相当誇張であるとしても、私の好きなルイボスティーやハニーブッシュティーやなたまめ茶はないとしても、それでも十二分にうれしくて、念を飛ばした甲斐があったなあ、と、しみじみと自分の念力にうっとりとするのであった。
押し葉